つかちゃんのイタリア日記

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 あれよ、あれよと言う間に聖金曜日が来ましたね。今日は断食の日ですから、張り切って教会に行きましたよ。イエス様の言葉のとおり、やはり苦しい格好なんてしない方がいいですものね。8時半から12時までゆるしの秘跡、3時から5時半までゆるしの秘跡、5時半から7時まで聖金曜日の典礼、7時半から8時半まで十字架の道行き、8時半から10時前までゆるしの秘跡と、さすがに聖金曜日、大忙しでした。でも、断食のおかげで昼食の時間がないわけですから、少しお昼寝できたので、これで集中力が切れなかったのかもしれません。

 ゆるしの秘跡は、もちろん告白を聞くのが主な役目ですが、なかなか分からないんですね。やはりもう少しイタリア語の能力を上げないとだめでしょうね。でも、私がわからないからか、普段教会に来ない人がゆるしの秘跡をしにきますよ。これも人間の性が出ていて、面白いですね。やはり、普段教会に来ない人が、主任司祭に告白するのは、少し心苦しいのでしょうね。私が来て、よかったということでしょう。

 十字架の道行きは、ただお祈りするだけでなく、移動しながらするのが、いいわけですが、ここの十字架の道行きは、劇の形式でした。イタリアでは結構こういうのがあるようです。小さい街ですから、十字架の道行きで道が封鎖されても誰も文句を言いません。おまわりさんもいないですしね。結構大勢の人が参加していて、びっくりしました。本当は十字架の道行きの間も、ゆるしの秘跡をしているはずだったのですが、教会の人がみんなそっちにいるわけですから、開店休業状態。だから、私もいってきました。

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 若い人が中心になって、作ったらしく、衣装も結構本格的です。兵士の兜や鎧は全部ダンボールなのですけど、よくできていますね。イエス様役の人は、今週何回か十字架を担ぐ練習をしているのをよく見かけました。小さい街ですけど、若い人が活躍できる場があるのはいいですね。大人も決してしらけたりしないで、一緒になって、参加しているのは共同体のあるべき姿でしょう。
 前にも少し書きましたけど、これに参加していない人でも、多分教会に来ていない人でも、結構後にゾロゾロついてきていました。教会に行く行かないではなくて、これはこの街の祭りなんですね。聖金曜日に、祭りがある。大事なことです。
 十字架の道行きは、本当によい祈りです。いい形を持っていると思います。祈りというのは、形がないと安定しません。何を祈ろうかと考えていると、結局祈りが思考になってしまいます。形の中に、自分の祈りを織り込んでいく。これがよい祈りの始まりでしょう。特に、ロザリオとか十字架の道行きとか、伝統的な祈りは、祈りの形にぴったりですね。次に何をするかは考えなくても、私たちの心の中に、次のシーンが連続して流れてくる。そして、流れていくからこそ、素直に祈っていけるわけです。今日の十字架の道行きは、みんながずっと祈っていたわけではなく、子供たちは大騒ぎしながらついてきていましたし、ご婦人方もおしゃべりしながら、散歩の感覚の人もいました。でも、祈りの中に身をおいているという現実はすごいものです。テレビの前ではなく、祈りの中に身をおいている。これは大事なことだと思います。
 そして今日はローマの本部のそばのコロッセオで教皇様の十字架の道行きがありました。テレビでずっと放映しているのですが、ものすごい数の人が集まり祈っていました。言葉が違っても、十字架の道行きはできますものね。数ヶ国語でアナウンスしていましたが、もちろん東洋の言葉はないのですけど、何留には、何があるかは分かっているので、問題はありません。シスターのところで、テレビを見ながら、一緒に祈っていました。できれば、私もいつか生きたいのですが、来年もここに来たいので、無理でしょうね。でも、教皇様の十字架の道行きに負けない素敵な祈りの中に身をおくことができて、本当に良かったです。でもさすがに、今日は疲れました。おやすみなさい。





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Last updated  2007.04.07 06:21:57


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