つかちゃんのイタリア日記

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 やっと終わったという表現が正しいのかどうか分かりませんが、とにかく聖週間が終わりました。明日、朝ミサをしてから、駅まで送ってもらって、ローマに戻ります。

 今日は朝10時からゆるしの秘跡をしました。あまり来ないだろうと思っていたのですが、結構な人が来ました。11時からミサなので、十分出来なかったのですね。やはりもう少し時間が欲しいですね。聞いて、すぐゆるしというのは、私の性にあわないみたい。別にしゃべりすぎるわけではないのですけどね。どうでしょう。

 朝のミサは主任司祭の司式、夕方のミサは私が司式です。さすがに朝のミサは人がいっぱいです。いつも聖堂いっぱいになるのですが、教会の外までいっぱいになっていました。なぜそれが分かるかというと、聖体拝領のとき、いつまでたっても列が短くならないからです。まあ、本当にいっぱいでした。この小教区はよく歌を歌います。イタリアはまだ識字率が90%いっていないと聞きました。特に南の方はそうだと聞いたのですが、確かにここのお年よりは読み書きが出来ない人が多いのです。しかし、皆、音楽を暗譜していて、というか耳で聞いて、いつも歌って覚えているのでしょうが、綺麗な歌声でびっくりしました。
 それから見ていて面白いと思ったのは、信徒席の前から半分以上は女性ばかりです。男性は後ろのほうで立っています。女性に席を譲るためなのか前に出てきたくないのか分かりませんが、男性、女性が分かれているのは面白いと思いました。このミサが終わると、何かおみこし見たいのがあるというので、見に行きました。おみこしというか、マリア様の像と復活のイエス様の像が出会うというものなのですが、おみこしの上に2つの像が載っているわけです。二つのおみこしは、てんでばらばらに動いているのですが、小さい街で場所を決めているわけですから、そのうち出会うわけです。そして、出会うと、それまで喪服を着ていたマリア様が、喪服を脱いで(要するに服を脱がすと)、よそ行きみたいな綺麗な服に変わって、ものすごい勢いで、イエス様に向かって走っていくのです。このおみこしは若者が担いでいるのですが、そのスピードは相当なものでした。見ごたえがありましたね。それが終わると、若者が声をかけてきて、歩こうというのです。何のことか良く分からないのですが、要するの散歩するのですが、本当にいっせいに皆が散歩するんですよ。実はイタリアでこれは大事みたいです。イタリアって、あまり娯楽の無いところなので、楽しみの一つはおしゃべりです。街角にたって、語り合っていたり、一緒に散歩しながら話している姿を良く見ます。バールでたむろっている人もいれば、2階のバルコニーと1階で大声で話し合っているのも見ます。なかなか面白い光景だなと思いました。でもおしゃべりが娯楽なんて、イタリアらしくていいですね。日が沈んでからも、特に男性が道のあちこちで、立ちながらおしゃべりしていますよ。

 午後、シスターの所で、ご飯をたべていると、午後の予定を聞かれたので、特に無いというと、病人訪問と友人訪問を頼まれました。もちろん、喜んで引き受けたのですが、日本でもそうですが、ここのお年寄りの言葉は本当に分かりません。私の言葉の未熟さを差し引いても、分かりません。若者たちに聞くと、方言が強い人は自分たちも分からないというので、少しホッとしたのですが、方言ってすごいものだと変なところで感心しました。病人のところでは、ゆるしの秘跡をして、聖体拝領をして、主の受難について、少しお話しました。友人訪問というのは、一緒にご飯を食べているシスターの会のシスターのお母さんがいて、彼女の訪問でした。イタリア人は友人とか恩人をすごく大事にするので、親しくなるとこうやって、友人宅に連れて行ってくれるそうです。シスターと仲良くなっていたのかと、気づきました。確かにお世話になっていたからというのもありますが、一生懸命奉仕していたのが分かってもらえたのかなと少し安心しました。
 夕方のミサは主任司祭がいないので、緊張せずに自由にできます。別にいても同じことをやるのですけどね。そして今回は原稿を持たずに説教です。原稿を作るとどうしても固くなるし、昔書いた気もしますが、イタリア人は書いた原稿を読むとすぐに隣の人と話を始めたりするんですね。物語らないといけないんです。これに挑戦してみました。でも復活祭の説教は私の得意とする分野です。ミサが終わった後、ほめてもらいました。イタリア語のアクセントや発音は無茶苦茶らしいのですが、今回のは良く分かったといってもらえました。やはり自分の言葉で語らないとダメなんですね。ミサのお祈りも一語一語丁寧に唱えました。個々の主任司祭はものすごいスピードで唱えるのですが、私はその倍くらいかかったかもしれません。でもたまには、丁寧に唱えるのを聞くのも大事だと思いますね。だって、祈りですものね。
 ミサが終わると、ある家族に夕食に招かれたので行ってきました。結構仲良しになった、青年たちの家だったのでよかったです。日本のことや私のイタリア語のことなんかで盛り上がりました。イタリア語を話す方も必死でしたけど、理解する方も必死だったみたいですね。でも、何かまたイタリア語をがんばりたいと思わせてくれましたよ。イタリア人にとって、日本とは本当に未知の世界なのでしょう。日本製品は目の前にあるわけですが、日本という国の姿はほとんど理解されていないみたいです。でも、広島や長崎の話は皆が知っています。
 とにかく楽しい夕食と夕食後のひと時でした。

DSC01995.jpg

 これでとりあえずすべての日程が終わりのはずだったのですが、明日の朝のミサが残っていますね。共同司式なので特に何もすることは無いはずですが、福音朗読はあるかもしれませんね。どうでしょうか。とにかく終わりました。疲れたけど、よい1週間でしたよ。





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Last updated  2007.04.09 08:16:17


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