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明日への遺言



藤田まことが命をかけて演じた岡田中将の生き様。

法論争と題して、勝った負けたではない。自分がどう生きたか。

そして自分が責任を取るということで、部下を守った
男らしい生き方。こんな上司やトップがいつの時代でも
いてもらいたい。

そして、戦勝国の弁護士として中将を弁護したフェザーストンも
とても立派だった。

夫人の不安もなんのその、オールAWAYの横浜地裁で一人気を吐いてくれていた。

とにかく若い方にこれまた診てもらいたい。



1945年、東條英機元首相らA級戦犯が東京裁判で裁かれる中、横浜地方裁判所では、戦争犯罪行為の命令者であるB級戦犯、及び実行者のC級戦犯の裁判が行われていた。東海軍司令官だった岡田資中将と部下19名は空襲の際、パラシュートで降下した搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑したことで殺人の罪に問われていた。フェザーストン主任弁護士の弁護のもと、岡田は、すべての責任は自分にある事を主張した…。

数多くの戦記ものを発表している大岡昇平の「ながい旅」を、『雨あがる』『博士の愛した数式』の小泉堯史監督の手によって映画化。太平洋戦争末期、アメリカ軍機の搭乗員を処刑した責任を問われ、B級戦犯として戦争裁判にかけられた岡田資中将の法廷での戦いを描いた本作。彼は一貫して「太平洋戦争におけるアメリカ軍による市街地無差別爆撃は大量殺人である」こと主張する。処刑した搭乗員は“戦犯”なのかどうかを考えるにつけ、9.11以降アメリカがイラクに対して行ったことの是非を考えずにはいられない。また、映画の冒頭で映される貴重なドキュメンタリー映像の数々にも、刮目して観ていただきたい。



監督:小泉堯史
・原作:大岡昇平「ながい旅」(角川文庫刊)
・出演:藤田まこと、ロバート・レッサー、フレッド・マックィーン、リチャード・ニール、富司純子、西村雅彦、蒼井優、田中好子
・ナレーター:竹野内豊


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