ラインガウのことを何回か書いたのでついでにその前日のホッホハイムの村を訪れたことも書きます。これで今回のラインガウの醸造所めぐりレポートは終了です。
ホッホハイムは 以前フランツ・キュンストラーに行くために
一度訪れています。
その時はどんなところかは全くわからずに訪れたのですがけっこう雰囲気の良い村だったのでまた来てみたいと思っていて今回行くことにしました。
オーストリアから飛行機でフランクフルトに着いて、Sバーンでヴィースバーデンに行きここでロッカーに荷物を預けて足を運んだのでした。
ホッホハイムに着いてびっくり。今まで経験したことがないような霧に覆われていました。全く廻りが見えない状況です。でも一度行ったことがあるところなので何とか勘で歩くことができました。
そして寒かったです。オーストリアがけっこう寒くてこれ以上は寒くならないだろうと思っていたらその日までで日中では一番寒かったのです。

一番ひどい時はこんなかんじでした。駅から中心地までの途中にあるKirchenstuckの畑で、奥(丘の上)にみえるのが教会です。
まずは、この前は醸造所を探すのでいっぱいいっぱいで(その理由は過去の記事に書いてあります)街の散策はできなかったのでちょっとぶらりと歩いてみました。

ここは観光地ではないのですが街並みがけっこうよいのです。
クリスマス前なのでイルミネーションがありました。大きな町ではないのでさすがに クリスマスマルクト
はありませんでしたが。

この街のメインストリートです。といってもたいしたことはないのですが。
広場を中心にこの周辺だけ店舗がいくつか存在しています。この前きたときにはもっと栄えている印象だったのですが最低限の店しかなく他の地の人が入るような店はなかったです。
あと店の数のわりにパン屋がとても多かったです。
レストランはあまり多くはなくここに宿泊して堪能するにはちょっと物足りないかなーというかんじでした。
でも醸造所がたくさんあるのでドイツワイン好きの人は一日中いる価値はあると思います。
そして目的であったキュンストラー醸造所です。

以前訪れたときにKirchenstuckのエアステスケヴェックスと甘口アウスレーゼがとても良かったので同じタイプのワインを期待して訪れました。
リストを見て驚いたことにほとんど辛口しか書いてありません。以前の時も少なかったのですが2007年のは甘口はシュペートレーゼしかありませんでした(しかも売り切れ・)。あとはすべてトロッケンしあげでした。甘口のほうが楽しみにしていたのでちょっと悲しかったです。
そしてリストのものもかなり売り切れていて試飲できるものは限られてしまいました。
赤は2004産のほうがよかったです。ふつうのとキュベがあってキュベはフルーティにしあげてあってまあまあでしたが36ユーロはうーーんって首を傾げてしまいます。
その後シュペートレーゼクラスの辛口を三種類飲みました。最近は等級はつけずQbAとしてリリースしているみたいです。
Holleのエアステスケヴェックス、Kirchnstuckのゴールドカプセル(過去はエアステスケヴェックスとしてリリース)共に05年のより印象はよくなかったです。
フルーティさがあまりなく平坦に感じたからだと思います。
次にStielwegのを。これが一番良かったです。これだけ購入したので飲んだら感想を書きたいと思います。
最後に商品はなく1ヶ月以上開栓してから経過している甘口2種類を飲ませてもらって終了です。03年のTBAを飲みましたがこげたかんじと紅茶のフレーバーがありました。色は黒です。
ちょっと不完全燃焼でした。完全に辛口中心にしたのと07年のがあまり良くなかったので。でもここの甘口のを飲める機会があったらまた飲んでみたいです。
その後もうひとつ気になっていた醸造所があって、門があいていたので入って人がいたので試飲できないか訊ねてみたらダメとのことでした。時間内なのになんで?と思いながらしぶしぶ諦めました。
そして電車でヴィースバーデンに戻ったのですが、電車が来るまでに時間があって、川沿いにヴイクトリアの畑があることに気がついてそれを見に行けばよかったと思ったのは電車に乗ってからでした・。
まあでも他のラインガウの産地から離れているこの地にわざわざ来るだけの甲斐はあったと思えました。
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