演 奏 会 の 旅

演 奏 会 の 旅

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

元帥閣下

元帥閣下

Comments

元帥閣下 @ Re[2]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん 演奏会お疲れ様でした! 10月1…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) 2014.10.12(ホクト文化ホ-ル.中…
ぅ〃*@ Re[1]:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) わざわざお返事ありがとうございましたっ!…
元帥閣下 @ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) ぅ〃*さん、詳細なレポートありがとうござ…
ぅ〃*@ Re:2013 柳町中学校吹奏楽部演奏会 第3部(10/16) はじめましてっ…でいぃのかな〃 柳町中学…
July 21, 2024
XML
テーマ: チェロ(45)
カテゴリ: 吹奏楽

場所 :坂城町文化センター 大会議室

坂城町文化センターリニューアルオープン記念 サマー・コンサートへ行ってきました。

プログラム
前半
1.チャイコフスキー:くるみ割り人形より「花のワルツ」
2.モーツァルト:トルコ行進曲
3.アッセルマン:泉
4.サン=サーンス:白鳥
5.マスネ:タイスの瞑想曲
6.メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調より第1楽章

後半
7.バッハ:無伴奏チェロ組曲より
8.クライスラー:愛の悲しみ・愛の喜び
9.ベルリーニ:ノクターン
10.ラヴェル:ツィガーヌ

アンコール
​11.坂城町の歌​

レポート
くるみ割り人形より「花のワルツ」
オープニングは、本日出演メンバーのピアノ・ハープ・チェロ・ヴァイオリンの4人全員での演奏となりました。ピアノとハープはともに複数の音を同時に出せる楽器であることから、これまでもデュオ演奏でもピアノとヴァイオリン、ハープとヴァイオリンといった編成の演奏を聴くことがあった訳ですが、本日の編成だとピアノとハープの両輪が揃ったことで、どちらかがオブリガード的な役割を果たすこともできるようになって演奏の幅が相当に広がっている感覚がありました。

トルコ行進曲
ここからは一つづつ楽器の音色を楽しんでもらおうとのことで、まずはピアノ独奏にてモーツァルトのおなじみの楽曲であるトルコ行進曲の演奏となりました。改めて聴いてみると後半のこれでもかという盛り上がりにとても高揚感を感じました。


ハープ独奏での演奏となりました。まずは演奏者の奥田恭子氏より楽器の説明が行われ、普段は聴衆には見えない操作側も大公開!ズラリと並んだフットペダルでシャープとフラットを切り替えて演奏しているので、とても足が忙しいというハープあるあるを御紹介いただきました。演奏は、ハープオリジナル曲で男性のハーピストが作った楽曲とのことで、いわゆる髪の長い女性が弾く楽器という世間一般の印象はじつは正しくないことも合わせて知ることができました。

白鳥
チェロとピアノ・ハープのトリオでの演奏となりました。まずは海野幹雄氏よりチェロについての説明がありました。そして演奏は、チェロと言えばこの曲という印象がありますが、なんでもこの曲はもともとピアノ2台とチェロという編成で書かれていたとのことで、今日は2台目のピアノパートをハープが担当するというめったにない演奏となりました。私自身、この曲はこれまでに数えきれないほど聴いてきましたが、2台目のピアノパートが加わった状態で聴くのは初めてであり、同じ曲でもかなり新鮮さを感じる貴重な体験となりました。

タイスの瞑想曲
ヴァイオリンとチェロとハープのトリオの演奏となりました。演奏に先立って瀬崎明日香氏よりヴァイオリンについてのお話がありましたが、ヴァイオリンを主体とする弦楽器として特徴的なことが「音をなめらかにつなぐことができる。」というもので、これは管楽器ではトロンボーンにしかできないことということで、これまで弦楽器と管楽器の共通点について考える機会がなかったこともあり、なるほど!と思いました。そしてタイスの瞑想曲は、先日の南紫音氏のリサイタルでも曲の背景を勉強していたこともあって、そんなイメージも加えつつとても珍しいハープとチェロとのトリオによる演奏を楽しませていただきました。

ピアノ三重奏曲第1番ニ短調より第1楽章
ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるトリオ演奏となりました。演奏に先立って、海野幹雄氏より2020年当時のコロナ禍の初期で音楽家が何もかもできなくなったことによる喪失感と、打開のために動画配信への挑戦し、それを見たレコード会社よりCD作成のオファーがあったことなどのお話がありました。それを聴きながら私自身も2020年当時のことを想い出しましたが、後から振り返れば実際にコンサートが全く無くなった期間というのは、2020年3月から7月頃までの4カ月ほどだったのですが、その当時はいつまで続くともわからなかった訳で、えらく長く感じられた4カ月だったという想いがよみがえりました。そして演奏は、ピアノが超絶技巧ありということで、このあたりは、ピアノ三重奏曲なのだから主役をとるのは当然としても、大いに聴きごえのあるひとときになりました。

無伴奏チェロ組曲より
後半のスタートは、チェロ独奏では大変有名なこちらの曲が披露されました。演奏に先立って、海野幹雄氏から古楽器に由来する古いタイプの弓やガット弦にまつわるお話がありました。ガット弦については、飼い犬が食べてしまったという笑い話もあり、確かに羊の腸だから犬からしてみたらエサ…しかも好物に見えたのだろうとのことでした。演奏は、あえてエンドピンを付けず、音量を増すために真ん中に絞りのある弓(現代で一般的に使われている弓)をあえて使わず、古いタイプの弓を用いてとても味のある古風な響きを楽しませていただきました。

愛の悲しみ・愛の喜び
演奏に先立って瀬崎氏よりクライスラーのプロフィールについてお話がありました。クライスラーは、医師であり音楽家であったということですが、どちらも人を癒すことのできる職業ということで共通点を感じるところがありました。演奏は、まずは愛の悲しみをしっとりと聴かせていただき、続けて愛の喜びへと入りましたが、なんと瀬崎氏が客席を練り歩きながら演奏するというサプライズが登場し、多くの聴衆がヴァイオリンの生の音色をとても近い距離で堪能することができたひとときになりました。

ノクターン


ツィガーヌ
ヴァイオリンが大活躍する楽曲としてよく知られていますが、海野氏によればオーケストラ編成におけるハープとの絡みがまた素晴らしいとのことで、今日のカルテットで演奏しない手はないだろう!とのことで選曲されたとのことでした。瀬崎氏の気迫あふれるヴァイオリンの演奏。それに絡む奥田氏のハープ。そして海野幹雄氏のチェロ、海野春絵氏によるピアノと4人のスペシャルアンサンブル感に終始圧倒され、コンサートの締めくくりにふさわしい盛り上がりを楽しませていただきました。

坂城町の歌
アンコールは、おなじみの坂城町の歌ですが、今日の4人の編成のためにアレンジされた特別バージョンということで、3番まである歌のメロディーを交代しながら演奏してこれ以上ないようなバラエティーにとんだ豪華な坂城町の歌を堪能することができました。

まとめ
今回7月にリニューアルオープンした坂城町文化センターのこけら落とし公演という位置づけでのサマーコンサートでしたが、坂城町町長より古い建物をあえて建て替えずにリニューアルして使うことに意義があるというお話がありました。また音響についても、スペック的には南条小学校音楽堂と同じ残響がでるよう設計したとのことで、そんなことを考えながら演奏を聴かせていただきました。
また出演者でチェロの海野幹雄氏、ハープの奥田恭子氏、ピアノの海野春絵氏は初めてお目にかかる方々でしたが、瀬崎明日香氏はコバケンとその仲間たちのオーケストラ公演で何度か拝見したことがあり親しみがあるとともに、手が届きそうな近いところで演奏を拝聴できる機会を持ててとても有意義なひとときになりました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  July 25, 2024 11:22:14 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: