むつの仮初め夢追い日記~心の声色~

2007年10月11日
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カテゴリ: 生活
言葉も知らない、見ず知らずの世界。

食も、文化も、言葉も、着る服さえも。。。


私が思うに、海外というのは、生まれ変わりに近い感覚な気がする。

初めて住んだ小さい頃の家。

母との思い出、父の遠い記憶、アパートの一室、近所の草花、


見るもの全てが新鮮で、

「ここはどこ?わたしはだぁれ?」

そんな風に、ふと我に返らずにはいられない、

手探りの状態、遠い記憶を思い出すかのような最初の一歩。



今はもうずいぶん大きくなって、人間の個体としては一つの成人男性として

私は立派に生きているつもり。

だけれども、

見た目は成長しても、心の不安定さ、真の部分は幼き日とは変わらない。

何も変わらない。


私という人格を支えている核の部分は同じだ。


最近は、生活が宙に浮いている気分だ。


ちょっと前までいた場所の、空気や匂いが、私を離さない。


一度行った場所というのは、こうまでして、私をとりこにするものか、

きっとこれから先、色々な国を旅するだろう。

中には、デジャブのような感覚にとらわれる国に出会うこともあるかもしれない。





私は、常にもう何年もNYという場所に、「何か」あると知っている。

私を呼ぶ声がする。

でも、最近は、地中海だったり、中東のほうから、

またまた、フィンランドや北欧のオーロラのみえるどこかから、

声がする。



好奇心。

もう二度と訪れることのないと思っていた感覚、


海外にはそれがあった。


言葉が通じない不便さのなかに、

異郷の地の中に、

私のふるさとがあるような気がする。


だって、小さい頃も日本語ですら通じなかったもの。

気持ちが伝えられなかった幼少時代と重ね合わせるか如く、

海外を楽しみました、

そしてこれからも楽しみます。


1ヵ所に長くいるのは、最後の最後でいいように思います。


人生はいつだって本当に旅なのかもしれません。


ただ私達が、忘れているだけかも。


国というしがらみ、地域というしがらみ、

数々のしがらみのなかで。






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最終更新日  2007年10月12日 02時36分10秒
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