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2019/11/12
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北の工作員によって操られたオウム再び、週刊現代の記事『「オウム真理教と北朝鮮」の闇を解いた』から話を続けます。第1回 麻原被告の側近には、北朝鮮の潜入工作員がいたオウムには、北朝鮮のチュチェ(主体)思想を身に付けた工作員Aが潜入していた。その頃から、オウムは急激に変質、過激化した。Aは村井・科学技術省長官に重用されて武器製造に関与していた。第2回 潜入工作員と「よど号犯」はマドリッドでつながった工作員Aは、一連の事件でオウムの幹部が逮捕された後に、オウムを脱会し、スペインのマドリッドへ飛んだ。そこは北朝鮮の工作拠点のある街で、あの赤軍派「よど号」グループらが、日本人留学生の拉致等の活動拠点としていた場所だった。そこでAは「よど号犯」の一人・柴田泰弘と同じホテルに宿泊していた。マドリッドで工作員Aと「よど号」グループとがつながった。第3回 金正日総書記直筆の「日本破壊工作」指令書の全貌1982年5月6日、「よど号犯」は、金正日から直筆の極秘指令を受けていた。その指令書の内容は「金日成主義によって日本革命を準備・達成せよ」というものだった。金正日は、自衛隊工作や軍事クーデターの中核的人間の育成などを、赤軍派に指示していた。しかし「よど号犯」の工作活動は、相次ぐ逮捕などのために、1980年代後半に挫折した。この後を継いで「金正日指令の日本破壊・撹乱工作を実行したのが、オウムではなかったのか」と高沢氏は推測する。第4回 故金日成主席の「毒ガス兵器」研究と麻原彰晃のテロ実行一連のオウム事件が起こった後、韓国は、事件の背後に北朝鮮の影を読み取り、毒ガスの緊急防護訓練を行っていた。金日成の著作集には、毒ガスや細菌兵器についての大量の論文・教示がある。朝鮮戦争後、北朝鮮では、毒ガスや細菌兵器の研究が行われている。「オウム真理教が毒ガスや細菌兵器の開発に手を染めはじめていたのは、そこに北朝鮮の工作組織の浸透があったとすれば、けっして偶然ではないのである」と高沢氏は推測する。第5回 潜入工作員Aが全ての疑惑に答えた高沢氏はマドリッドで、工作員Aを取材した。Aは、今でもチュチェ思想は「すばらしい思想」だと言い、黄長ヨプ元朝鮮労働党中央委員会書記と何度も会ったと明かす。しかし、「北朝鮮の工作員だったのではないか」という質問には「100%、潔白」だと答え、全ての疑惑を否定した。だが、Aに連なる潜入工作員がおり、その一人Bは、医師としてオウム真理教付属病院に入り、林郁夫の下で働いていた。第6回 もう一人の潜入工作員は林郁夫の右腕だった工作員Bは、共産党系の病院に医師として勤務していた時に、オウムに入信した。ある時、突然、都内にある北朝鮮系の病院に移り、さらにオウム付属病院へ移った。以後、Bは林の右腕となり、麻酔剤・電気ショック・LSDなどを用いて、信者に洗脳を行っていた。これらの方法は、高沢氏によると「北朝鮮の洗脳技術と瓜ふたつ」らしい。北の毒ガス等の兵器開発と「まったく同じ軌道上にあるもの」という。しかもBは、教祖・麻原に対しても心理療法、あるいは催眠療法などの『イニシエーション』を行える立場にあった。こうしたイニシエーションなどを指揮指導していたのは、Bと法皇官房の実質的トップだったIだった。こうしたI-B-林郁夫のラインは、教団武装化をめざしていた早川-村井のラインとは別に、教団内部の不透明な部分のひとつだった。第7回 国松長官狙撃事件と「よど号」犯・田中善三サリン事件の10日後、国松警察庁長官が狙撃された。犯人は 海外で特殊な訓練を受けた人間と見られ、現場には、北朝鮮のバッジが落ちていた。目撃された犯人像を聞いた田宮高麿は、同じ「よど号」グループの田中義三に「似ている」と言った。北朝鮮で訓練を受けた日本人の中で、田中は抜群の射撃能力を持っていた。田中は、後日、北朝鮮の偽ドルを使用した容疑で、カンボジアで逮捕された。オウムには、外部から多額の資金提供を受けていた疑惑がある。しかも、それは田中が関係していた偽ドル「スーパーK」だった疑いが濃い。第8回 麻原彰晃の右腕・早川紀代秀と北朝鮮の「闇の関係」オウム元幹部の証言によると、早川建設省長官は、ドイツから精巧な印刷機を手配し、北朝鮮の偽ドル印刷に関係していた。早川は、頻繁にウクライナの首都・キエフへ行き、そこを経由して北朝鮮に行っていた。「早川はロシアでは、武器の購入だけでなく、プルトニウムの密輸事件にも関係があったようだ」と高沢氏は推測する。早川が窓口としていたのは、北朝鮮の核兵器関連物資やIC機器の調達を行う部署「経済第2委員会」だった可能性が最も高いからだ。第9回 村井秀夫はなぜ口封じされたのか村井科学技術庁長官刺殺事件の実行犯・徐浩行の背後には、北朝鮮工作組織の影が濃い。徐には数年間、北朝鮮に渡っていた形跡もある。彼は北朝鮮の「きわめて高度に訓練されたテロリストであり、工作員」と高沢氏は推測する。オウムには、偽ドルによる資金のルートと、サリンの入手ルートの秘密以外に、さらに深い第三の秘密があった。刺殺される前、村井はテレビでその秘密にふれかねない発言をしていた。そのことが、きわめて強い危惧を、北朝鮮側に抱かせたのではないだろうか。第10回 村井秀夫が極秘指令「原発の機密をスパイせよ!」村井はテレビで、資金は一千億あると言った。また、地下鉄で使われた毒ガスは、サリンではないとも証言した。そして、さらに村井がさらけ出しかねなかった第三の秘密は、日本の原子力発電所に関するものだった。オウムは原発に関する膨大な機密書類を手に入れていた。村井らが200人もの作業員を潜入させて収集したもので、専門家も初めて見るような詳細な資料だった。こうした原発の機密資料が、早川ルートによって北朝鮮に流出していた可能性がある。第11回 村井秀夫は「北朝鮮の核」機密保持のために殺害された村井は、物理学の専門家であり、原発のデータを理解することができた。彼は、究極の教団武装化として「核」開発を考えてた。村井は早川とともに北朝鮮に渡航し、関係を持っていた。北朝鮮も、核開発のために、日本の技術とデータを必要として、オウムを利用していた。両者の利益は一致していた。しかし、平成6年のIAEAの北朝鮮核査察問題で、その野望は挫折した。オウムの一連の事件への「北朝鮮の関与、工作組織の存在は、村井の命を奪ってもなお、死守しなければならない機密に属していた」「村井刺殺事件の背後には、国際政治の闇の部分が渦巻いていた。」と高沢氏はいう。オウムが北朝鮮の核開発に関与していたとすれば、これは大事ですが、この問題は私の手には余るので、とりあえずここでは触れません。さて、ここでイニシャルで登場する「A」とは森泰人、「B」とされているのは霜鳥隆二、「I」とは『日本の闇を探る1』でも登場した石川公一のことです。そして、霜鳥隆二と石川公一は麻原彰晃に対しても「イニシエーション」つまり洗脳できる立場にあったとのこと。どうやら、北の工作員たちがオウム真理教を操っていたことは確かなようです。ただ、麻薬や催眠術を用いた洗脳は、悪名高き「MKウルトラ計画」で知られるように、もともとCIAが研究・確立した軍事技術です。オウムの問題に詳しい脳機能学者である苫米地英人氏は「CIAの洗脳手法とオウムの洗脳手法には類似点が多い。」と述べています。上九一色村のオウムの施設の上空を米軍機がたびたび通ったというのも、よく考えれば不思議な話です。私は生まれも育ちも米軍基地のある横須賀ですが、米軍機が飛んでいるところなどほとんど見たことがありません。米軍機は、いったい何をしにいったのでしょう?ちなみに米軍は、本国でケムトレイル計画という、化学薬品を空中散布して、何も知らない住民で人体実験をおこなっていたことがあります。北朝鮮には統一教会の信者が送り込まれています。そして統一教会はCIAのフロント機関です。この件にCIAも関与していた可能性があるのではないでしょうか?
2012/06/18
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