エアジンへ。事前に今日は混むと脅されていた(?)ので早めに着くとまだそれほど並んでいない。よかった。結局ギリギリ立ち見客はいなかった様子。 菊地成孔(tenor sax,sopranino)南博(piano)duo。1曲め「虹の彼方に」ゆるーく(止まってしまいそうなくらい)始まる。テナーのロングトーンが全身に沁みてくる。ムーディ。しかししかし南さんのピアノはとても繊細で美しいんだけど嘘みたいに音を外してくる。かなり個性的なピアニストと見た(それとも単に酔っ払っているだけなのか(←いやいやまさかそんなはずは))。セロニアス・モンク「blue monk」、デューク・エリントン「sofisticated lady」、コール・ポーター「just one of those things」あまりにも官能的なテナーの音色。言葉で書くの、いやになってきてしまう。うっとりうっとり。素敵なものは素敵。それでいいじゃないの。ブルーで官能的で今のわたしの気分にぴったりだ。今日は雨も降っているし。レズビアンでポルノ女優でその後前衛芸術家になったとかいうアニエス・フリンクル?という人のはなし。気になる。読んでみたいなその本。ビリー・ストレイホーン「rush life」で1セット終了。 2セット。チャールズ・ミンガス3曲から始まる。菊地氏はソプラニーノに持ち替えている。戦いの日々という記録映画の話し。気になる。1時間半怒りっぱなしの映画って一体・・・。パーカーに捧げられたという「reincarnation of love bird」「テーマを間違えてしまいました。4音くらい。ミンガスバンドにいたら絶対殴られる(笑い)と思ってびくびくしながら演奏してました(苦笑い)」と菊地氏。「Orange was The color of her dress,then blue silk」(邦題「オレンジ色は彼女の色」)「また間違えちゃった(苦笑い)。もう二回殺されてます(苦笑い)」レスター・ヤング追悼曲「goodbye pok pie hat」「耳のいい人なら違うキーで違うコード進行なのに全く同じ旋律が入ってる(オレンジ色~と)ことが分かると思います。」とのこと。あぁいわれてみれば確かに。あれ。なんか聴いた事があるような気がするのはそのせいかしら。それにしても。菊地さんの手はとても綺麗だな。指。とても綺麗だな。。。南さんの手は意外にもかわいらしい。「今の曲は結果的に「ストレイト・ノー・チェイサー」ですね(笑い)。(「ビリース・バウンス」のつもりで始めても)」続いて南博オリジナル曲「quiet dream」(wet dreamというタイトルにしようかと思ったがやめたとのこと。。。)で2セットラスト。静かなしっとりとしたよい曲。アンコール。ビリー・ストレイホーン「chelsea bridge」南さん最後になるにつれて冴えまくってきているような・・・。再びアンコールの手拍子がかかるがすかさず「もうやんないよ!」と菊地さん。急いで帰り仕度。なんとか終電に間に合う。危なかった・・・。