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すぐさま池に走った。
池の周りは、背の高い雑草に覆われて、水面がよく見えない。
雑草を掻き分けて、見えたのは・・・・。
カモ?
あ~~~~~~っ、よかったぁ~~~~~~!
しかし、まだ安心するわけにはいかない。
すぐに、自販機の方へ走る。
その途中、嫁さんの携帯に電話をかけた。
「 そっちは、ハァハァ、どうだぁ?」
「 ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・。」
「 どうなんだぁ~~~~~?」
「 み、み、、見つかったよ。 ハァ、田んぼの奥、奥にいた。」
プツッ!プー、プープー・・・・。
「 怪我は・・・。もしもし!もしもし! くそっ!」
全速力で、奥さんの実家へ走った。
残り、50メートルぐらいの距離に来たところで、声が聞こえる。
通り過ぎる自転車のおじいちゃんも、不思議そうに見ている。
「 こら~~~! みんながどれだけ心配したかわかるかぁ~!
見てみろ! みんながお前らを探しとったんだぞぉ~!
謝れ! みんなに謝らんかぁ~!!」
奥さんのお父さんが、お兄さんの長男(8歳)に
雷を落としていた。
「 ぐすん、ご、ご、ごめんなさい。 うわぁ~~~~!」
彼は、自分が一番年上だから、自分が怒られるのをわかっている。
でも、凄まじいおじいちゃんの怒鳴り声と、顔。
どんなに頑張っても、涙が止まらない。
でも、本当に怒られるべき、反省すべき人間は、
僕たち親だった。
子どものすることは、全て親の責任だ。
みんなの前で、僕たち親ではなく、8歳の男の子を叱ったのは、
お父さんが、その子の将来を1番に考えたからである。
3人の子どもたちは、みんな怪我もなく、大丈夫でした。
それから、家に入り、宴会再会。
8歳の長男は嫁さんのお父さんから離れている。
僕の隣にいる嫁さんのお父さんは、少し寂しそう。
「 お~い! もう、おじいちゃん怒ってないから、
こっちにおいでぇ~。いいから、おいで。」
僕がそう呼ぶと、彼はおじいちゃんの膝に座った。
「 おじいちゃんも、み~んな、お前たちがかわいいんだ。
かわいいから、怒ったんだぞ。
川に落ちてないか?
誰かにさらわれたんじゃないか?
じいちゃん、心配しすぎて、心臓が止まりそうだったぞ。
いいか、忘れちゃいかんぞ。 みんな、お前たちが可愛いんだ。」
彼は確かにとても怖い人です。
しかし、それは全て愛情からくるもの。
愛情がいつもあふれ出てる人。
この事件に関しても、そうでした。
そんな彼の姿を見ると、
直接、怒られるより、こたえました。
そして自分を責め、反省せずにはいられませんでした。
この日集まった全ての人に気を配り、
宴会を盛り上げようとしたお父さん。
そんな風に、みんなに愛情をいつも注いでいる。
その愛情全てが、心配に変わったこの事件。
そのとてつもない、愛情、心配、責任。
それら全てしょってる彼の背中で、
僕は大切なことを教えてもらいました。
お父さんは、僕なんか足元にも及ばない、
偉大な教育者だ。
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