毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

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がっきー塾長

がっきー塾長

2007.07.21
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カテゴリ: 中学生

彼の根元に近付くこと。

それが全てだと思った。

「誉める」とか「叱る」とかいった表面的なものではなく、

彼の心の中に入り込むために、必死に訴えかける。

そんなことを繰り返す毎日。

ビュンッ! ペシッ! イタタタタタッ!

またかぁ~。 まだ、届かないかぁ~。

僕が精神的に凹みそうになることも、よくあった。

お父さんの話、お母さんの話、

学校の先生の話、同級生の話。

いろんな人の気持ちを話した。

そんな日々が続いた。

ある日の休憩時間、僕の気持ち、彼の将来の話をした。

「 なぁ、先生、会う度に、お前に説教みたいな話しとるよな。

 お前も聞くの大変だと思うけど、

 お前のことが嫌いだからだと思うか?

 もし、そうなら、こんなに何回も話せないよ。

 お前の将来を考えると、どうしても放っておけない。

 このままだと、だんだん、

 人に相手にされなくなっていくかもしれない。

 そんなお前を放っておけない。

 だから、何回でも話すよ。 お前に届くまで何回も。」

僕は椅子に座り、彼は僕の前に立って話を聞いている。

あれ? 「はい!」

「 どうした?」

僕は彼の顔を見上げた。

な、な、泣いている!

涙を流している!号泣

「 ごめん、先生、言い過ぎたか?」

「いえ、情けなくって・・・。 自分が。」

と、と、届いた!

根元が少し動いた!

やった、ヤッターー!

僕も涙が零れ落ちる寸前でした。

「 おぉ~、情けないかぁ、そっか、そっかぁ。

 それがあれば大丈夫だぞ。 

 それに気づけば、もう大丈夫だぞぉ。

 その気持ちを大事に頑張れば、

 情けない自分じゃなくなるぞ!

 よし! 休憩、おしまい! 頑張るぞ!」

「 はい!」

これが僕の耳にした、彼の最初の、

本当の「はい!」でした。

休憩後の授業は数学。

難しい文章問題3問。

解いちゃいました、彼。

完璧に、解いちゃいました。

鳥肌が立ちました。

塾講師になって、最高に感動した瞬間でした。

彼の根元は動き始めました。

もう、彼の定規の方向は、暗い未来の方向ではない。

もう、ビュンッと戻る定規でなくなるのも、

時間の問題だと、そのとき感じた。

今でもまだ、僕と彼の物語は続いている。

明るい未来の物語は続いている。

また、そのときが来たら、書いてみよう。

それまで、僕と彼も、もっと頑張らなくちゃ!

みなさん、それでは、またの機会に・・・^^。






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Last updated  2007.09.14 12:45:09 コメント(2) | コメントを書く


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