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今日は、ある年の中3の女の子Aさんの話。
彼女は、中2の初めに塾にやって来た。
得意教科は社会、苦手教科は数学だった。
文系担当だった僕は、理系担当のもちざくらから、よく聞かされた。
「 数学は逃げてる。考えようとせず、答えを待ってる。
あれでは、ダメだ。」
彼女は文系タイプなので、文系の教科を誉めた後に、
「 数学も頑張りな。 社会がこれだけできるなら、絶対なんとかなるよ。」
僕は、フォローに徹した。 そう、これが僕ともちざくらのコンビプレー。
それまで、なんとかそれでやってこれた。
しかし、やっぱり彼女にもやって来た。 中2の中だるみ!
社会は相変わらず好成績だったが、
徐々に難しくなる英語から、逃げ始めた。
やばい! 英語から逃げるということは、
数学は逃げまくりに違いない。
案の定、もちざくらに聞くと、逃げ方がさらに、
ひどくなっているということだった。
そして、徐々に彼女の5教科合計の成績は下がりながら、
中3の春を迎えることとなった。
受験生としての自分の立場を意識して、
改善に向かってくれ!
2人でそう願った。
しかし、その願いは叶わなかった。 最悪な状態・・・。
この地区の社会は、1・2年の時に、地理・歴史を学習し、
3年になると、公民を学習する。
歴史が好きな生徒は、中3になり、公民に変わると
拒否反応を示す。
彼女だけじゃなく、こういう生徒は結構いる。
歴史の事件や事柄は、イメージしやすいようだ。
それに対して、公民の憲法や国の仕組みを表す言葉は、
イメージしにくいらしく、興味が湧かないらしい。
彼女もその一人。 そして彼女が口にする言葉は・・・。
「 はぁ~・・・。 あぁ~あぁ。 公民、全然おもしろくないなぁ。
公民なんかなければいいのにぃ~。
地理・歴史だけだったら、やる気出るのになぁ~。
あぁ~あぁ~。」
やばい、やば過ぎる! もう、俺でもフォローの仕様がない。
成績が下がっているのは、自分の責任だと、全くわかっていない。
苦手教科どころか、勉強、受験生としての立場、
全ての現実から逃げようとしている!
今まで、いろんなことを彼女に言い聞かせてきた。
誉める、叱る、勇気付ける、現実を教える。
様々なことを試した。
どうすればいいんだ? どうすれば彼女を救えるんだ?
彼女が口にする発言は、マイナスの言葉ばかり。
マイナスな言葉を口にすると、マイナスの現実をもたらす。
当然、彼女の3年1学期の成績は、更に悪化しました。
三者面談、1学期終了の三者面談しかない!!
この三者面談に全てを懸けよう!!
もう、僕の中では、1月に入り、
入試対策を必死に行うあの時期の心境と、全く変わりませんでした。
つづく・・・。
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