毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

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がっきー塾長

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2007.08.04
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カテゴリ: 日常の出来事

僕の父親は、母親と共に広島で暮らしている。

「親父を表す言葉を挙げなさい」と言われると、

「義理・人情・広島魂」

筋の通らないことは大嫌いな人です。

とても鮮明に覚えている親父とのエピソード。

僕が高校3年の春。 最後のインターハイ出場のチャンス。

その地区予選に向けて、剣道に打ち込んでいるときだった。

無造作に置いてあった僕の財布を親父は見つけ、

僕に渡そうとしたとき、

「 何だ? この軽い財布は? 

 お前、200円しか入っとらんじゃないかぁ。

 おまえ、これじゃぁ後輩にジュースも買ってやれんじゃろうがぁ。

 先輩なんじゃけぇ、後輩の面倒みるお金ぐらい、

 財布に入れとらんにゃぁいけんじゃろうがぁ。

 後輩に払わせたらいけんじゃろうがぁ。

 わしが入れとっちゃるわぁ。 」

そう言うと、親父は僕の財布の中に、5000円札を入れてくれた。

かっこえぇ~! ぶち、かっこえぇ~~~!

そんなことを、ふと思い出した、次の日。

奥さんの実家に久しぶりにお邪魔した。

いつも、たらふく飲み食いさせてもらっているので、

ビール1ケースをお土産に持って行った。

車を停め、ビールを持ち、玄関に向かおうとすると、

「 お~う、いらっしゃ~い! 待っとったぞ~。」

お父さんが玄関から出てきた。

「 おい、何だこれ? 俺にか?」

「 はい、いつも飲ませてもらってばかりなんで。」

「 ばかたれ~。 そんなもん・・・・・。」

そう言ったかと思うと、僕から車のキーを取り、

ブーーンッ! 車に乗って、走り去ってしまった。

それから10分ほど経って、お父さんは戻ってきた。

「 ガソリン入れてきたぞ~。 ばかたれがぁ~。

 よしっ! 今から、飲むぞ!」

僕の方をたたきながら、家に入っていきました。

そのときのお父さんの顔は、

あのとき、僕の財布に5000円札を入れてくれた親父と

同じ顔でした。

二人とも、

かっこえぇーーーーーーーー!

広島弁連発で、すんません。ウィンク






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Last updated  2007.09.14 12:42:08 コメント(4) | コメントを書く


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