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最近、思い出すことがあります。
僕が高3の頃と大学受験浪人をしていた頃。
僕は大学受験浪人になって初めて「塾」というところに通いました。
僕は高3のときに受験した大学は、2大学。
担任の先生に、
お前、100%、浪人するよ? 他の大学も受けた方がいいぞ。
と言われました。
僕はこう答えました。
はい、分かってます。 僕もそう思います。
僕の今の学力では、受かる確率は限りなく0%に近いと思います。
そんな努力しかできなかった自分だから、
他の大学に通う自分が受け入れられないのだと思います。
先生、今の自分のままで、どんな大学に行ったとしても、
僕は自分に自信が持てません。
だから、今年の受験はケジメです。
今、僕がしている勉強は、来年の受験の受験勉強です。
そうか。 お前らしいな。
でも、ご両親はどうなんだ? 大丈夫なのか?
はい、昨日、両親に土下座して、分かってもらいました。
人に土下座したのは、この1回きり。
僕はこうして大学受験浪人になりました。
某大手予備校に通いながら、
休みの日には、地元の図書館に、開館と同時にこもり、
閉館ぎりぎりまで勉強しました。
あの1年間は、胸を張って、 勉強した! と言えますね。
両親との約束で、浪人は1年だけということだったので、
2回目の受験は、第一志望大学を含めて、7大学受けました。
第一志望大学を除いた6大学の合格通知をもらい、
最後の1通を待っていたときです。
あることに気がつきました。
それは、1年前には持つことができなかった心境。
第一志望大学の合否にかかわらず、
大学4年間、また頑張ろう!
この1年で自分は間違いなく成長し、自信を持つことができた。
全く悔いなんてない!
そんな心境でした。
結果は合格でしたが、
僕が手に入れた最も価値あるものは、
合格発表前の心境
僕が高3のときに、
他の大学に通うことが受け入れられなかったのは、
この心境にたどり着いていなかったから。
受験という世界の中では、プレッシャー、甘え、不安、迷い
様々な感情が伴い、絡み合う。
そんな受験前の受験生に、喝を入れたり、
応援や励ましの内容を、「熱い想い」をもって
記事にされているすばらしい先生方がたくさんおられます。
僕も高校時代に、こんな先生方が塾におられるということを
知っていれば、絶対に塾に通ったはずなのにと
高校時代を懐かしく思い出す、がっきーであります。