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好きな教科と嫌いな教科。
それはあって当然で、好き嫌いがあるのは人間として自然なこと。
中学生になって、それがはっきり表れる教科の一つが英語。
だったら、生徒を英語好きにさせればいいじゃん!
単純にそう思っていた9年前。
僕の考えは浅かった。
先生、私、英語、嫌ーーーーい!
それまで何度も聞いた生徒の言葉。
でも、その「嫌い」って「本当の嫌い」なの?
そう考えるようになって、僕の授業は変わり始めました。
人間が「嫌い」と、あることを拒絶するとき、
そのある1部分を見て嫌うことが多い。
食べ物の見た目が気持ち悪いから、
食べたこともないのに「嫌い」だと言う。
食べてみたら、意外とおいしかったりする。
実際、口にして、やはりマズイと感じても、
それが自分の健康を守るために必要であることを知れば、
それを我慢して食べ続けることだってある。
人間関係においても、これは言える。
これは僕の実体験ですが、
高校の体育の授業で、男子と女子は別れて行う。
そのため、2クラスが一緒に授業を受けた。
(僕は1年5組だったので、1年6組の男子と一緒)
ある授業で、5組対6組で、サッカーの試合をすることになった。
白熱する試合の中、6組のKと僕が1対1。
Kの思い切り蹴ったボールが僕の腹に、
ボコッ!!
息ができなくなりそうで、下にかがみ込んだ。
Kはそんな僕を見下ろし、ナント、何も言わずに、
Kは僕を通り越して行った。
なんじゃぁー、こいつぅ~!!
大丈夫?の挨拶もなしか?
卒業するまでに、絶対、やっつける!!
高1の間は、体育の授業でも、彼と言葉を交わすことはなかった。
そして、高3になったとき、僕とKは同じクラスになってしまった。
しかし、同じクラスメイトとして生活していると、
だんだんお互いの良さがわかってきたのでしょうか?
いつの間にか、仲良くなっていました。
そして、あのサッカーの試合の話になりました。
お前、至近距離でボールを思いっきりぶつけといて
あれは、ないでぇ~。
おうおう、「悪いことしたなぁ~」とは思っとったんじゃけど、
お前の顔とか態度、
基本的に生意気じゃん!?
じゃけん、「ごめん」って言うのが、何か悔しいというか・・・。
ゴメン、ゴメン。
って、お前の顔も態度も、
俺と同じくらい生意気じゃろーー!?
確かに、ワシら、
か
な
り
生意気!!
うわっはっはぁ-----!!![]()
彼とは、今でも大親友です。
彼の結婚式でのスピーチ、この話したら、大爆笑でした。
人間、よく知らないことほど、「嫌い」という言葉を使い、
よく知れば、「嫌い」って思うことは、少なくなると思うんです。
それでも、「嫌い」って思えば、本当に「嫌い」ってことで、
よく知りもしないのに「嫌い」って言うよりは、
人生が豊かになってると思うんですよね。
よく知ったことによって、人間が一回り大きくなったというか・・・。
こういう経験を、僕の授業に生かせないかな?
そう考えて、今の僕の授業が出来上がっていったんです。
つづく・・・。
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