PR
ある日、ある中学生がいつもより
2時間早く開塾して欲しいと言った。
僕は3時間早く出勤し、念入りに掃除し、
エアコンで教室室温を適温にし、 生徒を待っていました。
こんちわーーーー!
うぃーーッス!
時間通りにやってきました。
僕は一度講師室に戻ったのですが、
様子が気になり、振り返り、教室へと目を向けました。
すると、その生徒はオセロゲームの準備をし始めた。
お~い!
オセロやりに来たのかぁ~?
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
こちらを見ることなく、準備をしている手が止まらない。
生徒の視界に入る目の前まで移動し、
お~い!
オセロやるなら家でやりな。
不快そうな僕の顔を見て、無言で席に座り、
勉強道具をカバンから出し始めます。
しばらく様子を見ていると、
どうやら、僕が何故不快そうな顔をしたのか分かっていないようだ。
塾は勉強するところなのに、オセロをしていたから。
そう思っていたようだが、実は、
これは、表面上のことを捉えただけ。
自分の行動によって大人が不快な様子を示すとき、
とりあえず、それを解消しようというだけの判断。
怒られたり、注意されたり、誉められたり、励まされたり、
人と接するときに大切なのは、 人の心に触れることだと
僕は思うんですよね。
このケースだと、 生徒も僕の心に、僕も生徒の心に、
触れることができていない、
そう僕は思ったんです。
だから僕はこう言いました。
あのな、「塾は勉強するところ、オセロをするところじゃない。」
それが先生の本当の気持ちじゃない。
俺は、心が痛いんだよ。
昨日ね、「塾で勉強したい!」って、お前が言うから、
俺は3時間早く来て、掃除を済ませ、
教室を温めて、準備をしていたんだよ。
それなのに、いきなりオセロを始め、
声をかけても、目を向けてもらえなかった。
聞こえなかったのかなって思って、
近くに寄って、もう一度、声をかけたのに
何も言ってもらえないまま、席に着かれた。
先生としてとか、大人としてとかじゃなくて、
一人の人間として、心が痛かった。今でも、痛い。
そう言って、僕は講師室に戻りました。
それから1分ほど経ったころでしょうか、
その生徒が講師室にやって来ました。
先生、ごめんなさい。
本当にすいませんでした。
深々と頭を下げた。
おう、まぁ、立ってないで、そこのイスに座りな。
先生の気持ち、わかってくれて嬉しいよ。
ありがとうな。
うん、それでな、何も言わずに席に着いたのは、
「どうしてがっきーは不快な顔をするのか?」
その理由、ようは俺の気持ちが分からなかったからか?
う~ん・・・、全然分からないわけじゃなかった。
イケナイことしたなぁ~って思ってた。
先生が言ってくれた程は、
先生の気持ち分かってなかったけど・・・。
そうかぁ、イケナイことしたなぁ~って思ってたかぁ。
じゃぁ、「ごめんなさい」って言おうと思ったか?
う~ん、よく分からない・・・
この会話の続きから、
僕はこの生徒の心に触れていくことになります。
つづく・・・
この記事が「役に立ったな」とお感じになった方だけで
結構でございます。 クリックお願いします。
この結果を参考に、より良い記事が書けたらと思っております。
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! 地… 2022.06.23
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! … 2021.01.11
津島市・愛西市の子育てお母さん必見! あ… 2021.01.05