とんとん日記
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梅雨明けとともに夜が寒くなってきました。もう秋になっちゃうのですね。さみしい。さて、土曜に隣町の山中にある観音堂へ行ってきました。もちろん回りには人気もなく、ただ水の流れる音と虫や鳥、そして木々のざわめき。。。と書くと何やら情緒がありますが、1人で歩くのはちょっとさみしい。MP3プレーヤー持参でスカパラ何ぞ聞きまったく自然の音を聞かずに歩きました。観音堂まで歩く距離には2kmくらいですが、とにかく七曲の急な道。せいぜい30分程度の道ですが、汗がだくだく。3kgは痩せたかと・・・(無理だった)初めての道なのでたどり着くまではほんとにしんどかった。しかも、最近は人が歩いていないような感じ。「ほんとにあるのかな。観音堂・・・」と心細くなりつつやっとこ到着。 「こ、ここは、信州のアンコールワット?!」そう。そんな急な山の上にも関わらず、観音堂へつづく石段の左右には、高さ2m、長さ20mほどの石の城壁のようなものがのびていたのです。びっくり!おそらく鉄平石を重ねた石壁ですが整然と積まれた様を目の当たりにし、昔の人の信心深さに圧倒されました(もちろん、現在も地元信者の方がちゃんと管理していますが)。やっと到達した観音堂の裏にはこれまた絶壁ともいうべき岩壁が。そこから細く水がしたたりおち、とても風情がありました。いやはや苦労した甲斐がありました。さて、しばらく身体を休め帰路に。くだりは簡単なもので10分程度で降りついてしまいました。やっと樹海から抜けあと50mほどで車という場所でなにやら人の気配・・・と思ったら「プキー!!」という車のクラクションのような音が聞こえ、やぶの中から黒い動物が出てきたではないですか!はっとした瞬間ウリボウと思われる動物が山の中に駆け込み、いっぽう黒い動物はやぶの中から私に向かって「ウウー」とまるで犬のように威嚇!「ああ、どうしよう。明日の朝刊に『単身女性・イノシシに襲われる』って載っちゃう」という思いが駆け巡ります。動悸がし、ひざまで震えてきましたがどうしたらいいかわからない。声を出したら襲われるかも、ペットボトルを投げて逃げようか・・・とにかくうなり声と気配がなくなるまでの数分間、恐怖で異常に長く感じました。一歩二歩、そろそろと歩きだし、なんとか無事に帰ることができました。観音様のご加護でしょうか。ありがたやありがたや。なんというか、命の危険を感じた初めての経験。にがい思い出となりました。
2004年08月03日
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