聖羅さんにキリ番1312番でいただいた詩


貴方と見た雪は、だいぶ前の雪だった。

小学生だったっけ。

風邪をひいて、外にも出れないワタシ。

貴方は言ってくれたよね。

「今日、雪合戦したぞ！！明日もしような♪」

でも、結局雪は次の日溶けてしまったよね。

でも、貴方との約束。

「次に雪がふったら、一緒に遊ぼうね」は

忘れてないよ。

今年も、少ないけれど雪がふったね。

あれから、何年たっただろう。

今では、隣にいたはずの貴方も別の好きな人がいる。

ワタシには、何もないけれど。

この雪が、ワタシにはあの約束を思い出させてくれる。

幼いあの日・・・2人で約束したあのコトバ。

今もまだ貴方からもらった小さな小さな愛の種。

ワタシのココロの中で、少しずつ成長して。

貴方に好きな人ができるころに、華を咲かせる。

美しい華は、いまもまだ咲いている。

散ることを知らない華。

冬の雪の中、ただ1輪の野ばらのように。

美しく咲いている。

あなたのココロの華は咲いていますか？

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