生きる



月に揺れる太陽の影

僕達の命も一緒で
あなたの光に揺れる月

あの裏側にあるものは何なのか
子供の頃の思い出

ありふれた毎日も
少しずつ変わって

星座が描くきらめき
あなたへの想い

燃えるのは本当の想いだけで
余計なものはいつか消えるから
迷わずに

通り過ぎた残照
凍りついた感傷

左右対称の未来図も

僕達の前では無意味な夢遊

あふれだす感情は少し
遠くを見せながら傾いて
揺れる震える追憶の午後

言葉の意味を介さず届けようとする旋律の戦慄

たどり着くべき究極の一つの形
手で触れる
手が届く
もうすぐ
たどり着く

一つになる




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