PR
Keyword Search
Calendar
Freepage List
かなり古い映画である。
原作は スティーブン・キング。
監督は「遊星からの物体X」で有名な ジョン・カーペンター。
キング原作なので当然ホラー。
苛められッ子の冴えない青年アーニーがボロボロのクラシックカー 「クリスティーン」を見つけ偏愛していく。その過程でおとなしかったアーニーの性格は残虐性を帯びてくる。実は「クリスティーン」には恐ろしい秘密が隠されていたのだ・・・といったあらすじ。
苛められっ子が自分を苛めた相手に復讐するとか、力を手に入れることで狂気に蝕まれていくとか、いろんな意味でキングらしいストーリーである。
見所としては製作意図からは外れるが80年代ファッションである。懐かしくてGOOD!!
また当事にしては頑張ってる特撮シーンが良い感じで手作り感があってよい(決して出来が悪いわけではナイ。むしろイイ)。なんでもかんでもCGの今の映画に慣れていると新鮮で趣深い。
キャストもいい芝居してると思うし、古いけれども全然観れる。さすが名匠ジョン・カーペンター。
ま~強いて言えばホラーなのに あんまり怖くないのが泣きどころか。
恐ろしいクリーチャーも出てこないしスプラッターシーンも無い(自主規制?あえて観客に想像してもらうため映像にしていないのか?)。
主人公が狂っていく様がもう少しクリアーだと怖さが増したのではないだろうか?
ともあれ怖さにあまり期待しなければなかなか楽しめる映画である。62点。

余談だが「ハービー」もグレるとこうなってしまうのであろうか?
クライモリ デッドエンド 2008年05月18日
エイリアンVS.プレデター2 2008年05月14日