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ymo7319

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2006年09月17日
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カテゴリ: 映画評・劇評
今回もアメリカの企画ものTVドラマシリーズ、マスターズ・オブ・ホラーの内の一作。
三池崇監督作品。

岩井志麻子原作の恐怖小説の映像化。
ん~、痛い。拷問シーンが痛すぎる。さすが三池崇監督。

明治時代。岡山の小島の遊郭に、遊女を身受けするために一人のアメリカ人がやってくる。しかし、将来を誓った遊女の姿は無く朝まで船も無いので仕方なく一晩相手をする遊女を選ぶことになる。その遊女は顔の右半分が醜く歪んでいた。やがて、女の寝物語から恐ろしい事実が次々と語られていく・・・といったストーリー。

正直私が原作を読んで受けた印象とは違和感があった。
原作はとても陰惨でどろどろしていて、人の業のようなものが生み出す救いようの無さを感じた。
映画では小説の「客」が遊女を探すアメリカ人男性という風に人物設定が作られたせいで話に推進力ができ、そのため原作の毒々しくて気まずぅい倦怠感は失われたがその分わかりやすくなり映画の世界に入り込みやすくなったと思う。
映像も色彩が鮮やかで陰惨なストーリーの重苦しさを軽減している(この点が好みが分かれるところかも・・・)。


原作は原作、映画は映画で切り分けて観るのがよいかと。
観やすいしこれはこれでOKでしょう。75点。


ぼっけえきょうってえ映画.jpg
マスターズ・オブ・ホラーの他の作品は2本同録だがこれだけピン。要注意!!





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Last updated  2006年09月17日 15時02分28秒
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