月のおと

2006.02.21
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カテゴリ: 映画
映画を観ているとき、私の楽しみのひとつに
色    があります。

映画を観てると、ふと映像の中に目立つ色があることに気づくんですね
突拍子にあるんじゃなくて
   ちゃんと意味をもっている  色

まわりの風景にとけこまないように、主人公の服の色が主張していたり

     画面の中にある小物に 意味ある色がつかわれてたり

登場人物の性格や、その場面場面の心情 を身に付けているモノの色で表現したり



自然の季節の色と人物の色をそろえてみたり

    ******* 色 に物語らせているシーンに ハっ☆とさせられます*****

こういう楽しみ方もあるんだ と
   大好きな女優ジュリエットビノシュ(女性です)の映画をいろいろ観ていたころ
   あれ? と色の主張が心に留まり、そういうことが度重なり
          いつのまにか色を目で追うようになって、色が楽しみとなりました♪      

ジュリエットビノシュのいくつかの映画は、なーんか重苦しい内容だったりして
ビノシュ自身が着てる服も黒が多かったり
(それがまた キリっとしていてかっこよくて美しいんです^^)
映画全体のトーンが明るくない画面(色使いも暗い)が進む中

そして 青とか緑とか赤とかが、ひゅっと意味ありげに登場してくる

   うまいなー 凝ってるなー
                 などと、ひとり心ンなかで褒めて
映画のストーリーや俳優さんたちとは違うトコロでも感慨にふけってしまいますぅ

     映像美ということ や 監督さんの腕ってやつですよね。


たっくさん!の色を使っていると、いつだかテレビだったかでやってました。
日の出(←「おもいでぽろぽろ」の)とか 森の緑 などのシーンを説明してて、
自然の色って1色じゃけしてないから、まして朝焼けなど瞬時に色がかわっていくから
その奥深ーい微妙さを人工の色であらわすって大変ですよね。

                    ♪~♪~♪
久しぶりに今日レンタルビデオ借りてきました→『 真珠の耳飾りの少女 』 真珠の耳飾りの少女 <通常版>
上映されてた頃そのパンフレットが印象的でずっと記憶にあったんですが

話の展開はゆっくりで、じっくり観るべし美しく良き映画でした 
17世紀の画家フェルメールの描いた絵 「真珠の耳飾りの少女」 (←公式ページ)
                  をもとにつくられたお話。

画像の質感から、場面場面が まるで絵画のよう♦
フェルメールの絵そのもののように光と影の映像美な映画♪

人の着てる服も周りの空気もみな渋い色で整えられてて
昼間の光、ろうそく、ランプ が明るさのすべて。

主人公の少女グリートも、茶色とか渋緑色の服を着ていて
髪をまとめて見せず、白い頭巾をすっぽりかぶっています。
そして透き通るような白い肌…。
窓からさす陽の光だとか、ドアの隙間からもれる明かりに反射して
グリートの顔が、白い肌と頭巾が 周りの暗さから、ほの浮き立つ情景、なんともキレイです。


青がね、でてくるんです。 キレイな青 。
それは、
・はじめてアトリエに入った時に置いてあった布(これはふつうの青です)
・画家(右の顔の人)にたのまれ買ってくる顔料の青(この青だけ光っているかのよう)
・モデルをするときにグリートが頭に巻いたターバン
青いターバンを巻いたアップの顔(背景はまっ黒)最高にステキです~

 2人が窓から空を見
 画家が「雲は何色だ?」と訊くと
 グリートは「白です」 けどすぐに訂正して
      「いえ、黄色…ブルー…グレーも。いろんな色が混じってます」
 空と雲が映り、グリートの顔が映るとその背景(部屋)は濃い青(紺)。
 …雲をそんな色にふつう思わないですよね(^^;)
 他にも絵を描くため 顔料を扱う色のシーンもあります。

この映画の魅力(グリートも良い~)書きたいこと山ほどありますが(^^;) 泣く泣く 置いといて…。。
     色の楽しみ大な映画に出会えました
追求すればするほどすばらしさがわかる映画です☆
本も読みたいな~ 真珠の耳飾りの少女 そんなワケで脱線しまくりですが

特定の色を見つけて、
   あ、また出てきた とか ここにもある とか
   この色はどうして使われてるのかな  
   どんな意味があるのかな
…と想像に頭をかけめぐらせるのも、なかなかおもしろいですよ
その映画の、かくれテーマに触れることができるかもしれません(^_^)

・・・ま、私が勝手に思い込みすぎな点、まちがった解釈もあるんでしょうけど(^^;)

映画だけじゃなく、いたるところで色のこだわり見つけることできますよね。

         色に楽しみもってみませんか?
         世界が味わい深くなりますよ(^▽^)

                  月のおと的、映画の色の楽しみ方でした~





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Last updated  2006.02.22 03:02:50
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