つくね　　　　の　　　　日記

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2004/06/29

見えない道

(6)

テーマ：動物好きさん集まれ～(975)

カテゴリ：カテゴリ未分類

夕方2号（犬）のお散歩に行ったときの不思議な光景。

そこは雑草がいっぱい繁っていて
‘何か動物がいるのかな？’
と思い2号に引っ張られるままについて行ったの。

そこには犬がいた。道路からは見えない雑草畑
その雑草の中で丸くなってた。
雑草の中にポツンと。
そこが自分のベットみたいに、ホントに自然な感じで。

私と2号が近づいても驚きもしなかった。
ただ丸まったまま目線だけをこちらに動かしてたの。

‘大丈夫？具合がわるいの？迷子になったの？’

声をかけてもゆっくり目を開けてこちらを見るの。
そしてゆっくり目を閉じるだけ。
声をかけても、さすってみても、立ち上がることはなくて、
気持ちよさそうにゆっくり目を閉じるの。

そのままにその場を後にしたのは
その犬がすごくおだやかな顔をしてたから。

でもすごく気になってアズくんにその事を伝えたの。
二人であれやこれや考えたけど、なんか不思議。

朝になって行ってみたら、その犬はもういなかった。

あの犬にとってここは最後の場所だったんだ。
だって、すごくおだやかで幸せそうに目と閉じてた。
きっとご主人様に最後の姿を見られまいとして
ここにやってきたんだよ。

だって朝その場所に行った時、
まぁるい形の跡が雑草のなかに残ってた。
夢じゃなく確かにそこにいた跡。

いつも通る道。

でもその犬には見えない道があったのかな・・・。
　　　なんてちょっと思った不思議な出来事でした。

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