つくね　　　　の　　　　日記

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2004/10/14

ようやく届いた！～完全版（笑）

(22)

テーマ：好きな絵本教えて下さい(712)

カテゴリ：カテゴリ未分類

『ロバのおうじ』

ずっと探してたの。どこに行っても在庫がなくって

楽天ブックスでも、書店でもなくって、、、

でも縁があってようやく手にする事ができたぁーーー♪

もう読む前から手に入った事にｳﾙｳﾙしちゃったくらい（笑）
ロバのおうじ

とても裕福な国で王様とお妃様が何不自由なく暮らしていました。
でもたったひとつ手に入らなかったもの。それは子供。。。
ふたりには子供がいなかったの。
ある日なんでも願いを叶えてくれるすごい魔法使いの話を聞いて、その魔法使いに子供を授かる呪文をかけてもらった。

耳があり、しっぽがある・・・。

そんなお話。やっぱり泣けたなぁ。。。。（TヘT）

悲しくて、じゃなくって、王子があんまりにもやさしくって。

王子は外見がロバって事を除くと、素敵な王子なの。

賢くってなんでもできるの。

でも｢君ってすごいね。。。ロバにしてはね。。。｣

いつも、そう言われるの。

ある日リュートをいう楽器を習う。

そして美しい曲を自分で作って両親に聞かせるけど心に響かない。

自分がロバの王子だから愛してもらえない。

そう思った王子はキレイな洋服を脱ぎ捨てて、リュートだけを持って旅に出るの。

そしてそのリュートの音色に感動したある国の王様のもとでしばらく暮らす事になるの。

そこにはお姫様がいてロバの王子は毎日リュートを奏でて聞かせる。

それは誰もが心癒される音色。その国の人はみんな言うの。

｢なんてやさしいロバなのかしら。まるで王子様のようね。｣

ロバの王子は『ロバの王子』としてではなく『ロバ』として

でもそんな幸せな日は長く続かなかった。

ある日お姫様に三人の王子が求婚している事を知ってしまう。

三人ともとても立派でとても王子らしいすてきな人ばかり。

ロバの王子は嘆き悲しみ、一晩中考えたあげくその国を出る決心をするのです。

ロバの王子はお姫様の事が大好きで、結婚式の時に幸せを願うリュートを弾くことなんてできなかったから。

お姫様と別れるのは辛く悲しいけど、今まで奏でてきたリュートの音色はお姫様の心に残ってくれているはず。。。

旅立つ時、お姫様にリュートを奏でると、お姫様はその音色の悲しさに泣き出してしまうの。。。

ロバの王子がさよならを告げるとお姫様が泣きながら言った。

｢私はあなたとずっと一緒にいたい。私が心から好きなのはあなたなのです。どうか行かないで下さい・・・｣

その言葉でロバの王子の魔法がとけてすてきな王子に変身。。。

そして王子とお姫様は結婚して幸せに暮らしていきました。。。

そんなお話です。内容説明するのが長かったね(笑)
思い入れが強いから、どうしても長くなってしまうんだよ(^_^;)

もぅね、そんなんだろうとわかってるけどうれしくてホロリとしちゃうし。。。
読むたび幸せな気分になるし。。。

これを繰り返し読むたびいろんな事を思うの。
外見より中身、そうよく聞くけど、私は外見も大事って思ってしまう(笑)
だって出会ってすぐに中身なんて覗けないでしょ。
外見を重視している訳ではなくってね、
私の場合、中身を知る、心を知る何かキッカケがあると、
どんどんその人に興味が湧いてくるの。
何かキッカケがあって、そこからいろんな気持ちが育っていく、みたいな。。。。

だからって言って外見を磨けって事じゃなくって、
心を磨いていれば
その輝きって自然にいろんな所に出てくるものなんじゃないかな、って思うんです。

だって外見は時間と共に変化していく。
素敵な年の取り方をしても、良くも悪くも変わっていく。
外見を磨く事はひとりでもできるし。
でも中身を磨く事って、誰か相手がいてこそより輝くと思うもの。
影響される誰かがいて、愛する誰かがいてくれるからこそ、自分が持つものの何倍もの輝きを得る事ができるんじゃないかな、って。

100万回生きたねこもそうだけど

やっぱり何事も心動かすものは愛なんだなぁ。。。って心が温かくなりました。

もっともっと書きたい事は山ほどあるんですがヤメておきます。

だって、思い入れが強い分、この日記を書くだけですでに数時間がたってしまったから。。。(笑)　　　　　　　

・・・それだけ絵本に影響されて思うところがたくさんある、ってことですよねーー(^-^)

とにかくこの本が手に入ってよかったよーーー(T。T)

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