つくね　　　　の　　　　日記

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2005/01/14

言葉にしない気持ち

(24)

テーマ：自分らしい生き方・お仕事(41209)

カテゴリ：カテゴリ未分類

最近なんだか落ち着かなくって、

何かに追われて暮らしてる錯覚に陥ってたの。

楽しい時も、悲しい時も、過ぎてく時間は同じ。

ただ同じ時間が流れてるだけなのにね。。。

そんな時ラジオから耳に入ってきた言葉。

『雨が降ってきたら傘をさす　あたり前にそう思うけど

　　　たまには雨がやむまで待つのもいいじゃない。』

その言葉が心に残った。

生活の中で、ではなくって生き方として。

私は何ももたない主義だから手の自由が制限される傘は嫌い。

だからきっといつもカッパを着てるよな感じ？(笑)

雨に打たれた感触を感じつつも濡れないしー。

だから自分の選択にない｢雨がやむまで待つ｣の言葉にハッとした。

私はどちらか迷ったらどっちかに行ってみればいいさ！と考える人で。

間違えたら戻ればいいじゃん？
考える時間があったら一歩でも先にすすめるじゃん！

そう思ってた。

待つことも時には必要。じっくり考える事も時には必要。

そんな時間も大切に使えるように穏やかに暮らしたい。。。

最近すごく悲しい出来事があった。

アズくんとからその事を聞いた時言葉が出なかった。

でも報告だけでそれ以来ふたりともその話には触れない。

何も出来ない事　祈ることしか出来ない事　

そんな事って言葉にすると余計悲しくなってしまうから。

新聞とかを見て心配していろんな人から電話がかかってくる。

当たり前に心配だったり悲しいのは誰でも一緒で。

ましてや親が一番辛いのは言葉にしなくても誰でもわかってる事で。

｢言葉がみつからない。何も出来ない。ただ無事であればいいと思うだけで。。。｣

｢うん。だからこの話はもうやめよう。俺とつくねが暗くなっても仕方のない事だから。｣

そう言ったアズくんをなぜか嬉しく思った。

冷たいとか、避けてるじゃなくて、

心配だからこそ、言葉にしない優しさもあるんじゃないか、と。

今日はいつもと矛盾してる事を言ってるね。。。(笑)

言葉にしなければ伝わらない！そういつもアズくんに対しては思ってきた。

でも今回のことで、アズくんはいろんな気持ちをこうやってため込んできたんだ、

そう思ったら何だか泣けてきた。

アズくんは公衆電話からの着信があると顔色が悪くなる。

病院からの悪い知らせじゃないと、ホッとしたように笑顔になる。

アズくんはその人に何も聞かない。

子供の状況とかも何も聞かない。

だた｢ちゃんとご飯たべてる？｣｢絶対良くなるからね。｣

そんな言葉を繰り返す。

例えば100ある全部伝えなくてもいいのかもしれない。

半分だけでも気持ちは伝わればそれで充分なのかもしれない。

言葉が足りなくて相手に誤解されたとしても

そんな事を繰り返して、相手の大切さをわかっていくのかも。。。

100％見えてるものなら、きっとわかろうとしなくなっちゃうのかも。

言葉にしない気持ちの方が、すごく優しく大切なのかもしれない。

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