つくね　　　　の　　　　日記

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2006/03/29

春の雪の切ない思い出～産まれたての姿～

(40)

テーマ：今日のツボ(260)

カテゴリ：地味ぃに笑えるちょっとしたツボ

以前から何度も日記に書いているのだが

ちょっと！コレかわいくないっ？

石原10年日記とは、、B5版、1日4行、10年で１頁、の日記です。
色々過去を振り返りながら書けるのがすごく楽しい。

春に雪が降ると、思い出す忌々しい思い出がある。

その日は友達のＴちゃんの結婚式があった。。。。

着ていく服＆バッグ＆靴は前々から決めていし

春の雪だからそんなに積もらないだろう、そう思っていた。

だからコートだけちょっと厚手のものに変更してその日は出掛けた。

2次会も盛り上がり（ホテルのラウンジでの2次会だった）

気分良く家路に着こうとアズくんにラブコールをした。
その日はアズくんが送り迎えをしてくれる約束だった♪

3次会に行く人と別れて一人で外に出た。

やんでると思っていた雪は、まだごそごそと降っていた。。。

ホテルのロビーで待ってれば良かったんだけど

時間も遅かったし、人もほとんど居なかったので待ち合わせ場所に向った。

歩き出して、、すぐに後悔した。

靴はヒールだったし、冬用じゃないのでかなり滑る。。。

一歩一歩、すごく注意を払いながら歩いた。

ほんっとに油断するとツルっとコケるの。

私はただでさえ背が高いので歩いてると目立つ。

カッコつけて歩いてる状態だから多少バランスを崩しても顔は気取っていた（笑）

もう帰るだけだし、
多少濡れても雪かきしてない歩道を歩いた方がコケる確立は少ないよね。
そう思って、たびたびバランスを崩しながらでもゆっくり歩いてたんだけど
あまりに歩きにくいので雪が少ない車道の端の方へと移動しようとした

(|||￣￣￣￣￣□￣￣￣￣￣;)ﾊｳーーーｯ

　　　　予想通り、、、、大きく滑った。。。

しかもスローモーションでゆっくり、、ゆっくり、、滑りした。。。。

わかるかなぁー、、、。

わかんないだろうなぁ。。。　　　

コレは。

バシッ！ツルッ！と転んだんじゃなくて

ゆっくりゆっくり滑っていったのよ。。。。

あれぇぇぇ～～～～　ヽ(　　´　　。　　｀　;　)ﾉ　って、、感じ？

滑った片足だけがゆっくり車道に出て行くっていうの？

もぉ、、この恥ずかしさは説明のしようがないなぁ。。。。

靴の裏がツルツルなので、氷の上を裸足で歩いてるような感じ。

平らな道でも一度滑り出すと障害物が無い限り止れない。

立とうと踏ん張れば力が入った所が滑るの。

しかもゆっくりと。。。

左足が車道に流れるように滑る、、、

踏ん張った右足が反対側の歩道の方へ滑る、、、

　　　　　開脚、、、、？　　(^▽^;)

つかまる所がないので、

地面に両手をついた。。。

そうやって、、、立ち上がろうとした姿は

クラウチングスタート。。。　

なんとか立とうとしても、、、その状態から両足が滑る、、、

まさにこの格好は

マジで、、、産まれ立ての子馬。。。

なかなか立てない。。。
なぜなら産まれたてだから(￣ｍ￣*)　　　←でもその時は笑えない（笑）

(━━━┳━━━○━━━┳━━━)

あぁ～～～！もぉ～～～～！　(＞▽＜；；ｱｾｱｾ

焦れば焦るだけ滑りまくって立てない。。(TーT)

こうなれば止まるまで滑り続けよう、、

と、腹をくくる。。。

滑ってるのに無理して立とうとするから立ち上がれないのだ　たぶん

さすがに足を広げるのは恥ずかしいので足だけはそろえる。

揃えた反動で両足はまた車道側にゆっくり滑っていった。。。

マジで、、、ゆっくり、

ゆっくり、

ススス～と滑る。。。(；´Д`A ```

ちょっと考えてみてください。。。

結婚式の帰りなのでメチャクチャおしゃれをしている女が、

ロングコート着てスカーフなんか巻いて気取っている女が

大きく滑る→開脚→クラウチングスタート→産まれたての子馬

　　　を、華麗に繰り広げている。。。

そうやって私が1人で戦ってるのに

誰もが私をよけて歩いて行ったのよーー！ (ＴＴ▽ＴＴ）

きっと誰も寄せ付けないほどあわれな姿だったと思われ、、、(￣ー￣;)

そして、、、

忘れてはイケない。。。

車道とは、、

車が走る道。。。。

正面からタクシーがきたーーー！！

イヤ～～ン！！　

避けたいのよ。

すぐに立ち上がって避けたいのよ。。

わかってるけど無理なのよ。。。

だって立てないもん。。。

滑ってく体は止まれません。。。(T∇T;)

雪が降ってるのでタクシーもゆっくりと進んできた。

対向車がないから私をよけて通り過ぎてくれ、、、(￣人￣;)

と、思っていたらタクシーは私の目の前で止まった。
オイオイ、、滑る私を照らしてくれるのかよ。。。(￣。￣i)

そして滑るのが止まったのを見届けると

ゆっくりと進み出し、

そしてまた私の真横で止まった。

すぐにタクシーのドアが開いた。

その瞬間プラス思考の私は

｢大丈夫。。。？｣　とか　｢乗ってく。。。？｣　

そんな都合のいい言葉を期待してしまった。。。

でも、、、

タクシー運転手から出た言葉は。。。

｢危ねぇだろっ！

　　歩道歩けっ！！ヽ(∴｀┏Д┓´)ﾉ彡☆ｺﾞﾗｰｯ!｣

Σ(|||▽||| )

ビックリ放心状態、、、、

マジで。。。キレる精神状態じゃなかったっす、、、(ﾉДT)ｱｩｩ

ちょっと。。。？

ソレ、、って、、、

わざわざ滑ってる私を車のライトで照らして滑り終わるのを待って、

そして隣まで来て、ドアを開けて言う台詞か。。。？
見せ物じゃない、っつうの！しかも窓じゃなくてドアを開けて言ったのよーー！！

無様なカッコで車道に転んでいるだけでも

顔から火がでそうなくらい恥ずかしいのにーーーーっっっ

こんなキレイなカッコしながら両手ついて転んでるだけでも

むちゃくちゃ恥ずかしいのにーーーーーーっっ！！！

追い討ちをかけるように吐く台詞かーーー！？

キー！！(*`Д´)ノ° 　←すぐ正気に戻る（笑）

こんな屈辱的な出来事は生まれて初めてだった。　なぜなら産まれたてだから(￣ｍ￣*)

春に雪が降ると妙にムカつくのは。

そんな切ない思い出があるからだ。。。

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