つくね　　　　の　　　　日記

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2009/07/12

伝説のオバちゃん。

(18)

テーマ：今日のツボ(260)

カテゴリ：地味ぃに笑えるちょっとしたツボ

今、とあるお店で店長をさせていただいております。

そこは地元ではちょっと高級チックな百貨店なので

お客様はマダムっぽい人とかが多い感じで。

平日は本当に静まり返っております。

郊外店のある程度人通りがあるお店でばかり働いてきた私にとって

この｢人の通らない時間｣は最初ショッキングな事でした。。。。（笑）

ぶっちゃけ、売り上げがゼロの日もある。

これ自体郊外店では100％有り得ないことだったし。

ちょっと会社内でゴチャゴチャがあって

この２名と言うのも婦人服販売未経験と言うスタッフで。

その未経験コンビに半年間お店を任せた所

売り上げ悪化。

よくは知らないですが、

以前から会社内で色々あったらしくて出入りが激しく

すぐにスタッフが変るのでお客様も離れていったとさ。

このままではお店がなくなるぞ、と、言う時に

白羽の矢が立ったのが

私っ！！(￣＾￣*)v

、、、ではなくて

伝説のオバちゃんだった（爆）

年齢は６３歳。

今年の３月で引退。（周りの噂ではクビになったと聞くが本人は定年とだと言っている。女が多い職場だから色んな噂が飛び交う（笑））

顧客をたくさんもっている（らしい）

売り上げに悩んだうちの営業が今後の方針について百貨店と相談したら

｢伝説のオバちゃんに来てもらえば売り上げUPするかも｣とそそのかされて声をかけたらしい。

さっそくアポを取ったが断られ。

あんまりしつこく電話がくるので

｢月に１０日ぐらいの勤務。遅番はやりたくない。

４時前には帰りたい。日曜日は休む。それでもよければ｣

と、無理難題を言ったら

うちの営業がそれでＯＫを出したのでパートとして働く事にしたらしい。

それが伝説のオバちゃん｢ピーチ姫｣←名前に桃が付くので勝手に心の中でそう呼んでいる

ピーチ姫は　働く数日前に売り場をチェックしにきて。

そして

｢うん。ここの商品は私嫌いじゃないわね。

私、お客さんいっぱいもってるのよ。

いくら売ればいいの？月100万？200？｣　自信満々で言い放ったらしい。

ザックリ言えば、ピーチ姫に売り上げ救済してもらう。

でも彼女は遅番はできない。日曜日は出勤できない。

伝票管理も在庫管理も一切しない約束なので

売り場の管理とシフトの調整が必要。

売り場の責任者が必要。

ってな事で私が店長として採用されたのですよ。

でもピーチ姫と２人だけでは私がお休みできない。

だからもう１人パートで採用。

３人の売り場ですが人件費削減のため２人分の給料しか出せないので

（私が1人、ピーチ姫とパートさんで1人）

日数を調整しながらシフトを組む、と言う体制でスタートした訳なのです。

ピーチ姫の話をしようと思ったら

前フリだけで長くなってしまいました。。。。（笑）

このピーチ姫。私嫌いじゃないですっ(￣∀￣*)ｲﾋｯ

｢あなたが店長のつくねさんね～♪ヨロシク。

会社の内情は聞いているわ。

これから売り上げUPに一緒にがんまりましょうね！

わたしこう見えても６３歳なのよー！(*´∇｀*)｣

どうも見えない。どう見ても確実に６０はすぎてるぞ。

こう見えての｢こう｣ってなによ。。。？　と、思った初対面だった。

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