2004年01月23日
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【私の夢の原風景。】


「まあ、毎日、書評を書き続ければ、きっと、一ヶ月後には、サックと、書いちゃうことができるかな。」と甘い事を考えていました。

ところが、全然、書く速度が速くなりません。「答えは、自分の中にある」なんていうセリフがありますが、本棚をふとみると、『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』という、まさに、私が求めていた本がありました。 「答えは、自分の本棚の中にある」(?)

著者の福田氏は、タイトルにもあるにあるように、一月あたり百冊を読み、かつ、300枚もの原稿をこなします。これは、毎日、原稿だけを書いている缶詰状態ではなく、大学で教鞭をとりつつ、かつ、十分な8時間程度の睡眠時間も確保しつつ、かつ、仲間とのコミュニケーションも書かさないで、この量をこなしているそうです。ちなみに、評論系では、100枚程度で、多いとさせている中、驚異的な枚数のようです。

その秘密は、なんと、手帳への「抜書き」することにありました。福田氏は、評論活動に必要な本を読んで、その本で、大切だと思う箇所をそのまま、手で「抜書き」するのです。手順としては、本の必要な箇所を読み、ページの上に折り込みを入れます。そして、再度、折り込みを入れた場所だけを再読して、「抜書き」するに値する箇所を選定します。ページの下に折り込みを入れます。そして、本の文章を書き写すのです。当然、その作業は、面倒なので、厳選せざるを得なくなります。また、「抜書き」する作業を通して、大袈裟に言えば、その筆者に憑依するような気持ちで、やると、より、理解が深まるそうです。

こうして、集めた「抜書き」により、資料への参照が大幅に短縮され、実際、その手帳に集約されていますからね。また、別の効果としては、手書きで書き宇すことにより、脳に対して明らかに、キーボードで写すとは違う効果があると主張します。脳が活性化されるとのことです。

最近の百マス計算や「脳を鍛える大人の計算ドリル」川島教授の研究から、連想するに、脳が活性化されるのでしょうか。私も、仕事において、パワーポイントを使用して、資料を作る機会が多いのですが、マウスで描くより、手で描いた方が明らかに発想が広がっているように思えます。英語の学習でも、「音読筆写」という文章を読みながら、ただ、英文を書き写す学習法があります。これも、試したことがあり、非常に効果的でした。

そして、文章をまとめる段なると何がポイントになるのでしょう。3つ程度に集約されます。

1.自分限界を知る。自分ができる範囲のことを認識して、その中でバランスよく作業を進める。

3.サロンで、仲間との会話を通じて、考えている内容が魅力的か精査する。

1については、文章を際に、できるだけ、早くに内容の構成を決めて、かつ、自分の能力を加味しながら、作業を進めます。そうすると、例えば余計な調査が発生せずに、スムーズに作業を進められます。往々して、最初に大きく風呂敷を広げて、期限が近づくと急に小さく畳みます。そうですなく、最初から、仮説を持って、当たることが大切です。

2をとばして、3については、書く内容を仲間に話して、結果的にアイディアを貰ったり、おもしろいか否かの判断に使用するのですが、話す前に、構成を考えることや実際に話してみて、自分が何を文章で書くべきかはっきりするそうです。

かなり、以前に読んだのですが、ここでのサロンというのに惹かれました。このサロンは、バーもついてるレストランなのですが、仲間の誰かが常にいて、知的な会話が楽しめるようなのです。

「あ、いいなあ」 と、非常に強く思い、印象に残っています。

以前、日記に書いた読書カフェもそうなのですが、こういう場所が欲しいです。そして、この夢の原点がこの本だと思い出しました。よく考えると、この福田氏の生活スタイルは、私が思い描く理想のような気がします。

ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法

著者:福田和也 、出版社:PHPソフトウェア・グループ/PHP研究所
後悔度:★★★(三つ星満点)
★★★:読まないと絶対後悔する、★★:とても後悔する、★:やっぱり後悔する





ちなみに、私の日記、書評分だけの文字数は、1200字程度なので、原稿用紙3枚分に当たります。月に、20個書いているとしたら、60枚ですね。本は、書評の倍近く読んでいると思うので、60冊かな。まだまだ、修行が足りないな。


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■書評を楽天日記にアップする。
運動: :×
起床:7:00
英語:1.75H(移動中にL:1.0H、音読筆写:0.25H)
計画立案:○





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最終更新日  2004年01月25日 11時33分45秒
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Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
しゅぺ  さん
一月100冊ということは、一日3冊以上!<br>マンガのコミックなら僕でも楽勝ですけどね。<br>(笑)<br>でも、本田健さんは1日で50冊、ということは一月で1500冊なんですよね。速読ができるのも必要ですが、収入も多くないと出来ませんねぇ。 (2004年01月24日 00時50分31秒)

Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
mcw431 さん
>1については、文章を際に、できるだけ、早くに内容の構成を決めて、かつ、自分の能力を加味しながら、作業を進めます。そうすると、例えば余計な調査が発生せずに、スムーズに作業を進められます。往々して、最初に大きく風呂敷を広げて、期限が近づくと急に小さく畳みます。そうですなく、最初から、仮説を持って、当たることが大切です。<br>---<br><br>本日の内容は、特に興味深く読ませていただきました。<br>自分は文章を書きながら、やたらに調査して時間がかかってしまうタイプのため、特に上の部分が気になりました。<br>しかし、仮説を立てて、自分の能力の枠内で書けるということは、速度を上げるという意味では効果的だと思いつつ、とても怖くてできないのです。<br>仮説からこけていたら?自分の力がなくてそのこけ方に気付いていなかったら?と。<br><br>自分の能力の枠で書くことが怖いというのは、能力が根本的に足りないということ疑念が根本にあるのだとは思いますが、そうすると能力を超えて調べる方向に進まざるをえず、、、と、ここでループに入ってしまいます。<br><br>あ、アウトプットはアウトプットで、インプットはインプットでまとめてやるタイプか、ターゲットに沿ったインプットをするタイプかの違いで、「高速で読んで保持できる」という技能が差をつけているのかも。 (2004年01月24日 05時16分52秒)

Re:Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
Tulipa  さん
しゅぺさん<br>>一月100冊ということは、一日3冊以上!<br>マンガのコミックなら僕でも楽勝ですけどね。<br>(笑)<br>でも、本田健さんは1日で50冊、ということは一月で1500冊なんですよね。速読ができるのも必要ですが、収入も多くないと出来ませんねぇ。<br>-----<br>それだけ、速いと、カフェ付きの本屋さん(東京駅の近く)で、片っ端から、読んでいくとか・・・ (2004年01月24日 10時32分36秒)

Re:Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
Tulipa  さん
mcw431さん<br><br>「仮説立てて」という意味は、イメージ的には、最適解をもとめる際に、その解の可能性が二分木的に、枝分かれしているとすると、深さ優先検索を取るイメージです。まず、大まかな分岐が、A,B,Cとあると、仮にAを取ってみて、ダメだったら、Bに行き、OKだったら、更に、細分化して、B-a、B-b、B-cと考えてくるような事を意味しています。すると、効率化できますよね。(ある程度の勘は必須ですが)実際に、新システムの企画をに携わったときに、大まかな仮説を立ててやらないと、オバーフローして、困ったことがあります。まあ、『「高速で読んで保持できる」という技能』で、一時的に、大きな記憶領域に入れるて、処理できるなら、それでもいいかもしません。←幅優先検索のイメージ?ですよね。<br><br>また、能力の範囲内という意味も、能力を有効な期間内に向上できないと仮定すると、福地氏の主張するように最初から能力の範囲内で、時間等の資源を最適に配分して、Outputを最大化する方法がいいと思います。ただ、絶対的なある一定のレベルをクリアする必要があるとか、能力の向上が見込めるなら、能力の向上を目指す方法もありだと思います。 (2004年01月24日 13時53分07秒)

Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
りんごです。<br><br>文の、乱れを実感する昨今<br>日記の文面も考え直さないと思ったり・・・<br><br>生活も見直さないとと思い朝型にと思うものの<br>相変わらずの宵っ張り、ふぅ~ (2004年01月25日 03時01分42秒)

Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
mcw431 さん
>また、能力の範囲内という意味も、能力を有効な期間内に向上できないと仮定すると、福地氏の主張するように最初から能力の範囲内で、時間等の資源を最適に配分して、Outputを最大化する方法がいいと思います。<br>-----<br><br>なるほど、そうですね。<br>「書く」ということにつき「これも学ぶ機会」と自分に言い訳(good excuse)している私も甘いのです。<br>書きながら学ぶというのは、効率が良い面もある反面、どうしても視野が狭くなるという大欠点もありますね。<br><br>自分の意思以外の要素でリソースが強制的に割当されているときは、その中でなんとかやりくりするものの、自分の意思で「これは何時間」と決めてやるのが、腹立たしいほどに下手で、どんどんインプットの森深くに分け入ってしまいます。とほほ。<br>参考になりました。ありがとうございました。 (2004年01月25日 03時28分29秒)

Re:『ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法』 (1/23)  
きなこkk  さん
私もこの本大好きです。<br>福田和也さんの本はおもしろいですね。<br>悪の読書術は、いまいちか?と思いましたけど。<br>同じ思いをしている方がいてうれしいです。。 (2004年01月25日 11時33分45秒)

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