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2007.04.20
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今シーズンよりホークスからマリーンズへ移籍したフリオ・ズレータが好調のようですね。
この記事を書いている直前の19日の対オリックス戦でも、2本のホームランでチームを導きました。
打撃成績もさることながら、この選手の注目は何と言っても『幕張ファイアー』ですかね。
あのパフォーマンスは面白いと言うこともありますが、チームの士気を高めるのに大きな影響があると思います。
イーグルスと試合をする時以外は、あのパフォーマンスをドンドンみたいものです(笑)。
現在やや首位とは離れているものの、2位と好調のマリーンズ。
この好調の裏には、私が密かに『ズレータ効果』と呼んでいるものがあるのかもしれません。
生真面目でコツコツというイメージがあるマリーンズ。
しかし、この生真面目と言うのは、努力をしてそれが上手くいっている時は良いのですが、何かの拍子に躓いてしまうと、それをいつまでも引きずってしまうという一面もあります。

努力の成果がドンドン結果となって出てきて、それが自信になって次々とさらなる成果を生み出した一昨年のマリーンズ。
そして、その努力が躓いてしまい、なかなか絶好調の時の状態を取り戻せず、もがけばもがくほど泥沼にはまっていった去年のマリーンズ。
今年も正直去年を引きずってしまうのかな、なんて心配を自分が応援しているイーグルスやカープを棚に上げて思ったりもしましたが、どうやら一昨年型のマリーンズになりそうな気配がズレータによってもたらされています。
こうなったのは、やはり躓きをいつまでも引きずらない雰囲気がズレータによってもたらされたのではないかなと思います。
丁度去年のファイターズが、稲葉や小笠原(現・虚塵)と言う『真面目型リーダー』によって引っ張られていく反面、新庄剛志と言う『パフォーマンス型リーダー』の典型のような人物によって、緊張の糸が張り過ぎないように上手く調整されていたように、今年のマリーンズもズレータが新庄型リーダーとなって上手く緩急をきかせるような形でチームを引っ張っているのではないかと思う。
ちなみにズレータと対照の真面目型リーダーだが、これは特に誰ということはなくとも、あのチームならいくらでもいるでしょう。
チーム全体が真面目にコツコツ努力して、その生真面目なムードが高揚しすぎて、息苦しくなると上手くズレータが(意識しているか無意識かは別にして)上手く解しているのではないかと思います。
そんなズレータが去年までいたホークスだが、こちらはマリーンズとは反対に借金を抱えた3位と低迷している。
成績自体はまあまあなのかもしれないが、ペナント前にダントツ1位と予想した私としては、かなり意外な展開である。
まあ、どこが優勝してもどこが最下位になっても不思議ではない「戦国パ・リーグ」が近づくのは良いのだが、それは下位チームのレベルアップがもたらされる結果が理想で、上位チームがズっこけての混戦はあまり歓迎とは言い辛い(*まァ、イーグルスが上位にいるのは良いことなのだが…)。
この原因ですが、先述のマリーンズとは反対の、「逆・ズレータ効果」が原因だと言うのは私の思い過ごしでしょうか。

宗リンこと川崎の戦線離脱など躓いた直接の原因はいろいろあるでしょうが、問題はその後立ち直れないことですかね。
小久保や多村などが加入して、戦力面では申し分無いホークスですが、この2名は先述の『真面目型リーダー』であって、どう見ても『新庄型リーダー』では無いんですよね…。
王監督や松中など『真面目型リーダー』の宝庫とも言うべきホークス。
これによって、昨年の王監督の不慮の戦線離脱など、不測の事態への対応は素晴らしいものがありますが、残念ながら張り詰め過ぎた緊張の糸を上手く解せないことが今の泥沼状態の原因かなと思ったりします。
チームが悪い状態・雰囲気の時、それを何とかしようと『真面目型リーダー』が懸命になるものの、それが強すぎて却ってチームを暗くしてますます泥沼にはまっていく、そんな感じに見えてしまいます。

ズレータなんかその格好の人材だったと思いますが、残念ながら今は先述の通り今はライヴァルのマリーンズの一員です。
この移籍の原因は契約問題でこじれたとのことらしいですね。
そして、その具体的な原因は詳しく語られていませんが、ひょっとしたら、パフォーマンスに対して苦言をされたのかもしれませんね。
パフォーマンスをやや苦々しく思う気質と、結果を出すのならドンドンやってかまわないとする気質。
こんな違いが、ズレータがチームを変えた理由の1つだったのかもしれませんね。
生真面目そろいの真面目型チームも良いですが、やはり時には良い意味でハメを外せるのが、良い意味で緊張を持続させて、成績に繁栄されやすいのかもしれないですね。
敵ながら思わず心配してしまう不調のホークス。
泥沼脱出のカギは、文字通りズレータの代わりが出てこれるかどうかなのかもしれない。





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Last updated  2007.04.20 15:33:38
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