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六辺藤電二

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♪ひとときの恋よりも
♪いつかは消えゆく命よりも
♪永遠に光を放つ 星のさざめく宝塚よ

なんて歌詞が劇場を後にして家路に着く電車の中や、こうして自宅でキーボードを叩いている間も聞えてくる、なんかいつまでも夢の中にいるように感じさせてくれた舞台でした(^0^)。
芝居そのものの感想の前にこの芝居を観に行くまでの私の珍エピソードを。
手塚治虫先生の名作『リボンの騎士』を見て以来、いつかは観に行きたいと思っていた宝塚(^-^)。
…しかし、出演者はもとより観客までもが女子校と言う雰囲気に耐えられず断念(0_0;;)。
宝塚と言うのは男性1人で観に行くには実に敷居の高い場所です(-_-;;)。
しかも劇場に来る塚ファンって、皆様結構きりりっとした格好でいらっしゃるものですから、コロンボ警部かそれ以上にお粗末な格好で普段平気で街中をウロつく人間としては、周囲を嫌にさせるという悪い意味で浮いちゃうだろーなー(*秋葉原とかコミックマーケット会場なら違和感は全然無いのだが…)と言う悩みも抱えました。
コマ劇場 の最後の公演。
しかも、6年前の正月にフジテレビ系列で放映されたドラマで、実に面白かったという印象を受けた『愛と青春の宝塚』の舞台版。
これはもう観に行くっきゃない、そう決意して7000円奮発して前売りまで買い、もう後には引けない状況に自分で自分を追い込み、何とか劇場内でもまともに見えそうな服を選んで雨の中意を決して出かけてきました。
会場のお客様の9割は予想通り女性客。
数少ない男性客はたいてい奥様もしくは彼女が宝塚ファンで、その影響を受けてハマった方か、あるいは財布の代わりに連れてこられた方、もしくは出演者やスタッフの関係者だと思います。
そんな観客席ウォッチングをしていたら開演の合図。
のっけからこの舞台の主要キャストの1人、リュータンこと嶺野白雪役の 湖月わたる さんの孔雀の羽根付き衣装でのご登場(^0^)♪
宝塚の舞台のフィナーレから始まるという設定なのですが、これまでテレビでしか見たことがなかったあの派手にして華麗な演出での登場は、生で見たら本当に迫力がありました(⌒▽⌒)。
そしてチョッとネタばれになっちゃいますが、オープニングのこの華麗な団体に靴を投げつけるという演出にも驚きました(0o0;;)!
そして、このハプニングに対するリュータンの台詞。

男性の役者さん以外は全員が宝塚の卒業生であるこの舞台。
ドラマの舞台が宝塚でもあり、本物の宝塚の舞台色が物凄く濃いこともあるのでしょうが、何か本物の宝塚を見ている気分になれました。
そして、「準宝塚」とでも言うべきこの舞台を1度見ただけの私が言うのもなんですが、宝塚って、お客さんもまるで劇場と言いますか劇の一部や出演者の一部になったような気分にさせてくれる、そんな空間なんだなと思いました。
このオープニングの一時、1幕1場から2場の展開だけでそう思いました。
ちなみに1幕2場と言えば、 小林アトム
これから鑑賞に行かれる方にネタバレになるといけないので具体的なことは省略しますが、深い意味がある台詞だな~なんて勝手に思っちゃいました。
役者さんや場面場面はそれぞれ見所があり、すごく楽しめたのですが、具体的に書いてしまいますとネタバレになりますので、まあ箇条書きに書かせていただきますと、1幕4場~6場がまず最初に楽しめましたね。。
ここで演じられたパフォーマンス、ロケットと呼ばれるラインダンスは恐らく宝塚の初舞台でやらされる演目なのでしょうが、「まさかあれをまたやらされるとは思わなかった…。」とタッチー役の 貴城けい さんが舞台終了後のトークショーで仰っていたのが印象的でしたね。
ちなみに話しが前後しますが、実はこの日は私が見た4時の公演の後で湖月わたるさん、貴城けいさん、トモ役の 大鳥れい さん、そして 真山葉瑠 さんの4人によるトークショーが行われたのでした(^0^)♪
まあ、なんとなくこの舞台の4人の主要キャスト、湖月さん、貴城さん、そしてダブルキャストなので私が見た舞台には出ていなかった 紫吹淳 さん 彩輝なお さんの4人で結成したユニット「 T4 」のCDの販促のためっぽいトークショーでしたが(^^;;)、タカラジェンヌの舞台の上では決して見せない(見せられない?)部分が垣間見えて良かったかなと思いました。
ちなみに湖月さんは先輩や同期の方からは「わたるちゃん」って呼ばれているンですね。
他の方はどうなのでしょうか、チョッと気になりました。
そして、わたるちゃんことリュータンは1幕でも2幕でも実に男気ある、下手な男性よりも男らしいリーダーシップ抜群の役柄を演じていたと思います。
そんなリュータンが演出家の影山( 石井一孝 さん)に見せる恋心&乙女心。
この男心と女心の使い分けが実に見事だったと思いました。
そして、芝居が終わった後の特別の催し物で見られましたねェ、「コマ劇場」の名前の由来となった開店してせり上がっていく舞台。
本編の方でこの演出ができなかったので、この特別編で見せてくれたのでしょうが、コマ劇場ならではの物を見られて良かったと思いました。
コマ劇場の最終公演と言うことで、チョッと寂しさや切なさを感じる方が観客にも出演者にもいたことでしょうが、そんなものを感じさせない、永遠の夢の世界を堪能させてくれた一時でした。
平和とか希望とか情熱、そんなものが込められた芝居でしたが、同時に「コマ劇場よ永遠に!」そんなメッセージも込められているのかなと思いました。

(*2008.12.10 08:33:09に投稿した記事の再録)







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Last updated  2009.01.03 15:12:25
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