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六辺藤電二

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「ジっちゃんの名にかけて!」
と言う決め台詞で有名な『 金田一少年の事件簿 』。
それの最新刊である「 錬金術殺人事件 」をこの日読みました。
なかなか面白い出来で、特にトリックの核心となる部分が事件が起こる前にさりげなく開示されていたりして、「作者と読者の知恵比べ」と言う推理小説の基本にして醍醐味を堪能できた作品だと思いました。

・・・しかし、そんな「錬金術殺人事件」ですが、若干の設定ミス(?)と思える部分がありました。。。

 *ここから先は「錬金術殺人事件」に関する若干のネタバレが含まれています。
そのため、同作品をまだ読んでいない方、なかでもこれから鑑賞予定の方はそれをご理解した上で熟読していただけるようお願いします。



次々と起こる殺人事件と、事件現場となる亡き科学者が建てた洋館に眠ると言われる金塊の行方。
この2つが絡み合ってストーリーが進行して行くのですが、その宝探しと言うべき、金塊の行方が実はその「推理ミス」ではないかと思いました。
実はその金塊は洋館の誰にでも目に付く所に堂々と開示されていました。
そして、ドラマの登場人物は何度もそれを手にして、時にそれを動かしています。
・・・しかし、ドラマ上で堂々と数値が書かれていますが、実はその重さは0.966t。
すなわち、966kg(!)だったりします。
しかも、このドラマの設定では、その金塊は銀でメッキされていますから、実際には1t(=1000kg)以上になるのではないかなと思います。
1tのものって、人間が簡単に動かせますかね。。。
ドラマ上の設定では、これを動かすために何か補助的な動力があるとは書かれていないのですが・・・。
ちなみにこれは押したり引いたりする物なのですが、これが左右に開く物でしたら、それもありえるかもしれませんが、ドラマでは明らかにそうはしていませんので。
本編とも言うべき犯人探しでは伏線の張り方などになかなか面白い物が目立った「錬金術殺人事件」ですが、この画竜点睛を欠いた設定ミスがチョッと引っかかってしまいました。







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Last updated  2010.12.01 08:33:08
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