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六辺藤電二

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『三丁目の夕日シリーズ第3弾』。
今回は町内に住む小説家・茶川龍之介(ちゃがわりゅうのすけ: 吉岡秀隆 )の苦悩が描かれていたある意味「成長物語」でした。
東京オリンピックの開催に沸き返る東京。
夕日町3丁目の街角もその例に漏れませんでした。
それを見たくて、奮発してテレビを購入する茶川。
・・・しかし、テレビが白黒であることを指摘・・・と言うよりもバカにされ、イジけてしまいます(^^;;)。。。
そんな茶川のところには元ダンサーで今は妻となったひろみ( 小雪 )が身重で、間も無く子供が生まれそうな状況でした。

その新人作家の意外な正体とは・・・。
これに茶川の家の前の自動車修理工場の「鈴木オート」に住み込みで働き、今やすっかり1人前になった六子(むつこ: 堀北真希 )の恋愛騒動などが繰り広げられています。

まあ、ストーリー全体は悪くなく及第点かなと思いました。
そして、役者さんの演技はどうしても吉岡さんに目が行きがちになりますが、 森山未来 (*当方のPCの都合で「来」で代用)さん演じる医師の菊池先生もなかなか良かったですね。
女性問題で病院を辞めさせられたと言う噂の流れる医師。
しかし、同時に六子に惚れられる好青年と言う部分も併せ持っていたりします。
そんな2面性を良く演じていたなと思いました。
特に六子が菊池の正体をしりたくてチョッと怪しい雰囲気の漂う街へと後をつけて行ったシーン。
あの怪しそうな雰囲気と六子との甘いシーン。

そして、それが決して不自然ではなく演じられていたこと。
なかなか良かったと思います。

そんな役者さんの熱演ぶりが目立った好作品だなと思いましたが、チョッと話がすべてとんとん拍子で良い方向にまとまりすぎているのが正直チョッと安っぽくなりすぎているような感を受けました。
何と言いますか、過去の2作品の焼直し、そんな風に思えてしまいました。
まあ、過去2作品の好評だった部分を継続した、そういう面はあるでしょう。

ただ、これは私がチョッと辛口すぎるだけで、多くの方はそん風に思わないのかもしれませんが。

ちなみに先ほども書きましたが、決して悪い出来ではありません。
茶川の過去と父親との確執。
最近惰性で流れるような作品しか書いていなかったことに気付き、改めてやる気を起こす出来事。
そのあたりは、こうして物書きの真似事をさせてもらっている自分とも被る部分なんかもあり、共感できましたね。
そして、「書きたいこと」よりも「受けること」が優先される時代が雑誌に訪れていることの予兆と作家の苦悩。
そんなものが私にも何となく共感できました。
私的には、この茶川の苦悩が1番印象に残りましたかね。

詳しくは是非映画館で。






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Last updated  2012.01.25 08:18:30
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