五島美術館
寸松庵色紙 伝 紀貫之筆
もとは『古今和歌集』から四季の和歌を抄写した唐紙の
冊子本。一部の断簡が、京都大覚寺の塔頭の一つ「寸松
庵」(現在は廃寺)に伝来したことにちなむ。
雲母刷りによる瓜の絵が鮮やかに残る。
秋萩の花さきにけり 高砂のをのへの鹿は今やなくらん
(『古今和歌集』巻第四「秋歌上 218番)
紀貫之の筆では何故か本歌とは異なり下記のようになっている。
秋萩の花さきにけり 高砂のをのへに今や鹿はなくらん
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