艶美なる隠れ里

艶美なる隠れ里

2006/12/07
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映写機は胸の苦しさを 手紙は心の裏側を
懐かしく突き刺すから 忘れられない
声が無くなるまで 枕を濡らした夜も
日常を迎えられなくなった朝も

命の蝋燭が尽きようとしている
月が雲に隠れて
朝日が昇る
数少ない言葉
別々の季節は少年を変えた
どれだけの寂しさに包まれたなら
安らぐことができるだろう
哀しみはどれだけ
深く
深く

寄り添うことが
手を握ることが
側で笑うことも

朝日が昇りきってしまう前に君に伝えなければ
目覚めはもう来ない気がする

許せなかったあの日の想いにさよならを
君にさよならを言う前に

冷たい布を抱きしめて
突き破られた胸が哭く
君の記憶に僕は生きていますか
寄り添って二度と違わぬように葬送の言葉を
独りにならぬよう
僕の口が零さぬように
冷たい子供を抱きしめて 抱きしめて





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最終更新日  2006/12/08 01:26:33 AM


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