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カテゴリ: 音楽
そのクロノス・カルテットのアルバムで「パープル・ヘイズ」以外にも
他の作曲家が書いてる曲があって、それはもうポピュラーとかロックとは
全然関係なくて。

その中でちょっと気になった曲があり、さらに同時期に読んだ現代作曲家紹介の
本でも紹介されてたので興味持ったのが、コンロン・ナンカロウという人で。
アメリカ出身で、スペイン内戦関わった為に帰国を拒否されるようになり、
メキシコで活動してたらしいんですけど。

自動ピアノという、ロール紙への穴空けで記録された曲の情報を生ピアノが演奏する、
という機器はレコード普及以前、レコードの音質が向上する以前には

鳴ります、みたいなモノだったらしいですけど。

まあしかし既に廃れつつあったそれを作曲ツールとして使うことに情熱を
燃やしていたとの事で。とにかくリズム構造を追及すると。

今だと動画で自動ピアノごと見れる。便利な時代です。

Study for Player Piano No. 5

この5番は僕が買ったCDの一曲目だったので結構覚えてしまってる。
しかし僕が購入したのはオーケストラ用にアレンジされてた演奏で、
つまりこれを各パートがスコア通りに演奏してるという、その技術力に驚いた。

ピアノ単体で改めて聞くと、色んな音列が並列に鳴ってて、
ゲームミュージックっぽいですね。昔の、音色が限られてる中で音並びとか
速さで変化付ける感じが。かなりゼビウスっぽいと思う。

当時は存在というか曲の仕組みしか知らなかったけど21番の


Study for Player Piano No. 21

早いテンポで始まった高音部が段々と遅くなり低音部はその逆で、
それが曲のある時点で交差する、という…ってこんな説明しても興味ある人は
居ないだろうけど(笑)。

聞いた当時はおぉ何かかなりキテる音楽だなあ、という印象はあったんですけど、
よく聞くようになったのはもう少し後で、細かい事を考えないといけないような仕事を

テンション上がるような、何だかいい影響がある気がするんですよ。
頭から情緒的なことが消せるような。

文章とか、説明的な事とか、文字を伴うものを考える時には特に。
唄モノとか聴くと捗らない人間なので。

あと、自分の若い頃って他愛のないことでもすごく感情が左右されてしまって、
それは悪いことばかりでもないんだけど仕事とか社会生活上に不便も感じてて。
そういう部分を抑える効果があった、そこに惹かれたと思う。

故郷に戻ることが許されず、異国でロール紙にパンチし続けた不思議な人物。
1997年没。





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最終更新日  2010.12.10 12:15:26
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