欧州フットボールの空間

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Mar 4, 2004
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ディフェンシブハーフ

ディフェンシブハーフは10人のプレイヤーの配置から考えると攻守の中心で
あることがわかる。

現代のハイプレッシャーのコンパクトなサッカーでは

従来のゲームメーカーがコントロールできるような時間的、空間的余裕がなく

ミッドフィルダーの底から攻撃をサポートするディフェンシブハーフが

ゲームメーカーとして機能する。

(1)アンカープレイヤーとしての機能


中央部のシビアゾーンを


攻撃のバリエーションをもたらす)と

されるとディフェンスラインは崩れやすい。

したがって、アンカープレイヤーを頂点とした2センターバックとの

連携により形成される三角形(トライアングル)はゾーンマーキングに

おいて安定した守備力を発揮する。

1ミッドフィルダーにおける守備の指揮官

     2ミッドフィルダーのスペースマーカー

     3シビアゾーンのパスコースを消す

ディフェンシブハーフは攻守おいて多くの機能が要求されるが

何よりも最優先されなければならない機能がアンカープレイヤーとしての機能である。

くさびを起点としての攻撃阻止することである。



     5攻撃を遅らせる

2センターバックの前にいるだけでなく、状況によっては

相手の攻撃を早めに摘み取り、またフリーのプレイヤーを

つかまえ、できることならインターセプトを狙い、

それが困難の状況で相手の攻撃を遅らせなければならない。



2)ワイパーとしての機能
     アンカープレイヤーとしての機能をベースにより積極的に

遂行することである。




4フリーなプレイヤーをつかまえる
5攻撃を遅らせる

 について可能な限り早めに相手の攻撃を摘み取る。

また積極的にボールへチャレンジする。

チャレンジするプレイヤーをサポートする

6カバーリング



3)フォーリベロとしての機能
     現代のコンパクトサッカーでは昔のようなゲームメーカーは

存在しない。

ゲームメーカーでは、スピードと方向の変化が要求されるが、

可能な限り相手のゴールに向かうことが原則がある。

セミシビアの方向でのサポートはプレッシャーが強く、

セーフティーな方向からのサポートによるゲームメーキングの

重要性を増している。

なぜなら、コンパクトなサッカーでは、ボールマーキングの

指向性が強いため逆サイドが手薄となり、

相手のプレッシャーを受けにくいセーフティーな方向からの

サポートにより、一気に攻撃のサイドチェンジをはかることが、

相手のディフェンスラインを突破するために非常に効果的であるからである。

そのとき、最初からパスコースに入ってパスを

受けようとするのではなく、パスコースに後方から走り込むように

工夫することで、比較的フリーで、なおかつ広い視野を保った

状態かでパスを受けることができる。

同様に、後方からのフリーでダイナミックな攻撃参加は、

相手の守備を攪乱させる効果を生むだろう。



パスの方向性

基本図パスの方向性



セーフティーな方向へサポート
パスを受けて、逆サイドに展開
セミシビアの方向へのサポート

機を見てシビアな方向への後方から
走り込み、ゴールを狙う


相手のクリアを拾い、シュートあるいは
2次攻撃の起点になる


(4)シングル・ダブルディフェンシブハーフ
 ダブルディフェンシブハーフの機能的な狙いはどこにあるのだろうか。

人数の増加=守備の増加と考えがちであるが。

今日のハイ・プレッシャーなワールドサッカーでは、ボールの局面に

おいて数的優位を経済的かつ敏速に形成するためのプレーの

原則(守備の集中)としてとらえられる。

シングルからダブルにする戦略的意図について考えてみると、

プレイヤーの左右の分担はより明確になり、

局面における数的優位の形成についても、ディフェンシブ・ハーフを

1人でまかなうよりも2人の方が、敏速に対応でき、体力的な負担の軽減できる。

この視点は決して守備に限ったものではない。

ディフェンシブハーフの機能は攻守にわたり重要であると同時に

技術、戦術体力のすべての側面において、大きな負荷を伴う。

積極的なワイパーの機能が要求される場面では逆サイドのMFが

アンカーのポジションにスライドすることでカバーしようとしても明らかに

対応が遅れがちになる。

チェックに入ることを誤れば、シビアゾーンにくさびを入れられ、

攻撃の起点とされてしまう。

2人のディフェンシブ・ハーフの左右の分担をベースにした

積極的なポジションのスライドによりシビアゾーンの守備の

三角形を崩すことなく、攻守にわたる種種の機能を遂行できる。

したがって、ダブルディフェンシブハーフは、

決して守備の強化を重点としたシステムというとにはならない。

攻撃面では後方から積極的にサポートにはいること、

守備面では、攻撃面と同様のポジションのスライドが要求されるとともに、

何よりもMFの前方に相手の攻撃の起点となるような

スペースと作らせないためにコンパクトな状態を保つことが重要である。

ダブルディフェンシブハーフのシステム上の基本的なポジションは

2センターバックとの間に四角形の位置関係となることから、

2人のうちのどちらかが、守備の三角形の頂点に入るのが

遅れるとすぐに攻撃されてしまう。

4人のプレイヤーが四角形の状態にあるために

シビア・ゾーンへのパスコースが空いてしまう。

そして、攻撃のくさびを打ち込まれると逆に

攻撃側に三角形が作られ、左右両側から走り込まれることになる。








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Last updated  Mar 5, 2004 01:08:55 AM
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南町与力@ 無題 ペレ、クライフ、マラドーナ、ディステフ…
玉田より田中使え@ 監督が良かったら勝つの? 色々言われてるけどただの結果論だね。サ…
小野のボランチ反対@ 身の程をわきまえて 単純ですがキープ力、そして単独突破でな…
ネドベド@ Re:第二話・・オフ・ザ・ボールの重要性(03/05) その通り、全くです。上手い選手だけ集め…
今いっとけ@ ミラン衰退の足音か?セレソン化 即戦力は分かるけど30越える選手が多す…

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