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保険の異端児・オサメさん
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日本人にとって『寄付』というモノはあまり親しいものではありません。
私も今まで街頭の募金をしたくらいで、どこかへ寄付をするという事をしたことがありません。
私の知り合いの3人の社長さんで『私の趣味は寄付』という人がいます。
私は『そんな奴はおらんやろ~!!』と思っていました。
先日、その一人と話し込む機会があったので、聞いてみました。
『いやらしい話ですが、寄付をすることで何か見返りを期待しているのですか?』と
すると、『いやいや、そんな気持ちでやるのなら、私のように10年以上も寄付をすることはできませんよ』と
“そ、そりゃそうだ・・・”なんとバカな質問をしてしまったのだろうと後悔しました。
気を取り直し、もう一度聞いてみました。
『では、なんで寄付をするのですか?』
『私は仕事が好きです。仕事をするとお金を稼ぐ事になる。でも、お金のためだけでは、何年も何十年も頑張れない。
それにある程度自分が満たされると、もうこの辺でいいかな?なんて思ってしまう
もうこの辺でいいかなと思ってしまうと、保守的な考え方となり、現状維持は衰退していくんです。
衰退すると会社が存続できなくなるので、それはまずい。社員や、社員の家族もいますから。
だから、寄付を自分の目標とし、寄付を払わないといけない状況にしているのです。
そして、実際に寄付をすると、世の中に貢献したという達成感を得れるのです。』
『なるほど~!!レベルが違うわ・・・。』
要するに、その人は来月はここへ。再来月はここで、と寄付先が決っており、年収の1割を寄付すると決めているそうです。
寄付先は、教会やボランティア団体や施設、海外の貧困世帯へ直接持参するルートまで確保したとか・・・
『寄付リスト』まで見せていただきました。
私は驚愕すると同時に、自分が情けなくなってきました。
昔から師匠によく『寄付をしろ!』と言われ続けてきました。
しかし、私のように自己中心的な考え方でいると、『寄付などする金なんてないよ』となります。
これでは、ダメなようです・・・。
しかし、金持ちだから、寄付ができるくらいの金があるのかと言うとそうではない。
誰でも、無意味なお金は使いたくないでしょう。
しかも、お金持ちであればあるほど、お金の価値をよくわかってます。
従って、お金の価値観と言うのは、生かすか殺すかの違いなんだと思います。
確かに、私たちがこれだけ恵まれているにもかかわらず、まだ自分のことしか考えない人が多いのは
実は、非常に貧しい考え方なのです。
ほんとうの豊かさと言うのは、与えて分け合ってと、奉仕の気持ちになれないといけないのです。
寄付をしなければ、せめて笑顔や良い習慣を伝染させていく。
でも、できれば寄付も少しずつでもやっていく。
『人に貢献している』という自分がいるだけで、とても豊かな気持ちになるのです。