わたしは少し前のNHK「キッチンが走る」で牛飼いの人が牛の一頭一頭に名前を付け、出荷の時は涙で見送るその姿を見て何とも言えない気持ちになりました。「キッチンが走る」は生産者の人たちに分けてもらった食材を料理の専門家が料理して生産者に振る舞う番組です。そのときも今食べてる牛がどの牛だったか、分かっているようでした。

わたしも動物がかわいそうだから肉は食べない、という気にはなれません。それだったら植物も同じでは、という気がするから。人間はどのみち、何かの命を奪ってしか生きられないんですよね(だからといってベジタリアンの人を否定する気はありません)。

この本はもちろん読んだことがないけれど、毎食毎食、何らかの命を奪って自分の血や肉としている、ということは折々に考えた方がいいのかも知れないと思います。

ただ、最後は結局プロの人に任せてしまったのは、ある意味仕方がないかもと思ったりします。鶏くらいだったら素人でも絞めることはできるかも知れないけど、いきなり豚はちょっとできないと思います。なので最初に豚を飼った時点で間違ってたってことかな。本は読んでないのでもしかしたら見当違いのことを言ってるかも知れませんが。。 (2013年03月02日 17時17分44秒)

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2013年03月01日
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カテゴリ: 読書感想文




お肉屋さんの前で半身の豚を見たりすることもあります。

はじめて見た時はさすがにショックと驚きを感じましたが、
「命」とか「食べる」ということについて、
自分なりに考えていた時、この本に出会いました。

この授業のことは、当時結構大きなニュースとなったので
何となく覚えていましたが、実際は詳しく知らなかったし、
映画も観ていません。

でも・・・

正直、この本を読んだ感想は、「最悪」でした。

若い熱血漢の先生が、自分の勢いに任せて豚を飼ったものの、
最後は手に負えなくなって、食肉センターで“処分”してもらった…。

これでは、ペットが飼いたいとわがままを言った子どもが
結局飼いきれなくて、保健所に犬やネコを持ち込んだのと
同じだと思いました。

本を読むまで、最後に豚を食べたんだと思ってました。
でも食べてません。
その理由は述べられていません。

もちろん、それまでの経緯では、
子どもたちと共にいくつもの困難を解決し、乗り越え、
食肉センターへ見学に行ったり、家畜についての勉強もしています。
最後、子どもたちと「大きくなりすぎた豚をどうするか?」
その時の葛藤や、子どもたちの真剣な言葉には涙が出ました。

だからこそ「家畜」とするのであれば、食べて欲しかったし、
「ペット」とするならば、生涯責任をもって飼って欲しかった。


この本が書かれたのは、この授業が終わって
(子どもたちが卒業してから)10年後です。
出版されたのは、2003年。
だから、実際に授業が行われたのはもう20年も前の話です。
本の中で黒田先生は「今も迷っている」と書かれています。
たぶん、20年たった「今」も迷っているんだと思います。
それはとても苦しいことだろうけど、わたし自身の感想としては
もう二度とこんなことはして欲しくない、そう思いました。


本文中で驚いたのは、
豚を「死ぬまで飼った人がいないのでどうなるか分からない」、
「品種改良により太り続けるようになっている豚は、自分の体重を
自分の足で支えられなくなる」という部分。

豚は生後半年で豚肉になるため殺されるので、
死ぬまで飼った人がいない。
そして、そうしなければ、いつまでも太り続ける身体…。

それが家畜の運命だと知った衝撃。


人間はたくさんの命を食べて、自らの命をつないでいく。
豚がかわいそうだから、もう豚肉は食べません、
そんなことも思わないし、その他の家畜についても、
魚や野菜についても、同様です。

でも、すべて無駄にはできない命。

この本の授業には賛同できなかったけど、
キレイなお肉になる前は、紛れもなく形ある生き物であったこと、
そして、スーパーに並ぶお肉にするために、
命の最後の現場で、誰かがその仕事をしてくれていること、
それを忘れずにいたい、そんな風に感じました。

他の方の感想も聞いてみたいです。





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最終更新日  2013年03月01日 23時56分03秒
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Re:豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日(03/01)  
じんた さん

Re[1]:豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日(03/01)  
Ny
じんたさん

そうなんですよ。じんたさんと同じで、何かの命を奪うことで自分の命をつないでいる、ということは教育として教えることかもしれないけれど、この先生の場合は、あまりに何も考えずに豚を飼い始めてるんです。なんとかなるやろ~って。
で、なんともならなくなって処分した、もう、そのことがすごいイヤで。
最後食べなかったのは、AMAZONのレビューとかを見ると、衛生面とかでも問題があったのかもしれない、という意見もありましたが、そもそもオスかメスかも分からず飼い始めたり、オスだったので出産させて命の授業続けることができない=処分、とか、とにかく自分の手に負えなくなったものを放棄した、そうとしか感じられなかったんですよね。
命の授業って、どうも今も続いてるみたいなんですが、なにも自ら捌いたり殺したりすることではなくても、十分に教えることができるし、それはじんたさんも言われるとおり、毎日の毎回の食事で教えていけるんじゃないかなっと。
この本を読んだ人たちが賛否両論あるのはもちろんだと思いましたが、残念ながらわたしは、嫌な気分しか残りませんでした。 (2013年03月03日 21時14分56秒)

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