In America 私が私でいられる場所

In America 私が私でいられる場所

その当時の私


そのままイリノイ州の小さな町で仕事をしていた。
日系の自動車業界で羽振りもいい大企業だった。


そこでコミュニケーションコーディネーターという職をオファーされ、
卒業したての私はやる気に満ちていた。


オファーされたときの仕事内容は
「アメリカ人と日本人の言葉の壁をなくすのを助け、
 一緒に働く環境に一緒に感動できる職場作りの推進」


大学でマーケティングを専攻していた私には、
はっきり言って専攻とは無関係の仕事だったが、
なんといって日本の地元での大企業ってのと
ビザをサポートしてくれるという2つの甘い言葉に
オファーを手に入れた。


これが、最大のミスだとは誰も気がつかなかった。
両親も親戚もみんな喜んでくれた。

***に就職が決まった!
わたしはこれだけで将来安定とさえ思っていた。


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