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峰絵佳

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2005.09.13
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カテゴリ: 峰絵佳物語
私は親友の手を握り、ゆっくり呼吸させ、


親友は、それを認めたくなかった様子で
その場に泣き崩れた。

泣きながら「死にたい・・死にたい・・」と
何度も口にした。

私は、霊的な影響でウツ状態になったり、
病気になっている場合はなんとか出来るが、
霊的な影響で無い場合は私の手に負えない。



親友は、思考が混乱し、
自分でも何がしたいのかわからない状態だった。

「死にたい・・死にたい・・」

何度も何度も口にした。

親 「こんな病気になるなんて耐えられない。
   だから、死にたい・・。お願いだから死なせて・・」

峰 「わかった。一緒に行ってやるよ。
   今助かる見込みがあるのに死んじゃったら、
   あんたは間違いなく地縛霊になるよ。

   あんただけそんな世界に行かせる訳には行かないからね。
   だから一緒に行ってやる。


そういうと、私は親友の身体を思い切り抱きしめた。

私は親友と自殺することを、全く怖いとは思わなかった。

逆に、頭には確実に死ねる方法が浮かんでいた。


しばらく抱きしめていると
錯乱していた親友は穏やかになってきた。


  「峰絵、病院に行って来る。家族にも話して付き添ってもらうよ。

   それにしてもあんたって不思議だね。
   なんで心を穏やかにする力があんの?
   ママが苦しがってたとき、
   あんたに会いたいって言ってた気持ちがわかるよ。」

   そう言って、薄っすら笑みを浮かべた。

峰 「さぁ~知らない。自分でも良くわからない。
   せっかく一緒に死んでやるって言ったのに、
   もう死ななくていいのか?」

親 「あんたを死なせたら、神様にひどく怒られそうだからね。」



親友は、その後すぐに心療内科を受診した。

良くなる段階で、一時的に悪化した様子を見せたものの
それを乗り越えた。

早めに対処したため、
何年も掛からずに直すことが出来た。

今では元気に暮らしている。

不思議なことに、ウツ病から復活した親友は、
以前より増して精神レベルが高くなった。

結局のところ、修行させられたのである。


ソウルメイト・・・


今でも私と親友は、お互いそう思っている。

精一杯生きて、あの世に行ったときには、
笑いながら一杯やろうと約束している。(笑)



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このお話は『 5月9日 』から連載しています。
申し訳ありませんが、初めて読まれた方は5月9日からご覧下さい。

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Last updated  2005.09.14 00:07:37


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