運命館~階~ (Kizahashi)

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峰絵佳

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2006.01.06
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カテゴリ: 峰絵佳物語
※黒のバックは目が痛い(@_@;)というあなたは livedoorの運命館~階~
 同じ内容をアップしています。m(__)m


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初めて働いたのが、高校の入学式が
終わった、その帰りのことだった。

Iという、大型スーバーの食品売り場の
レジ係りだった。

レジ係りと言っても、最初はレジを打てないから


その日は、8時間近く立ちっぱなしで
足が痛くなって、涙が出そうになったのを
今でも覚えている。


入学式の数日前、履歴書を書いて
面接に出かけた。

とにかくバイトを見つけなきゃ
学費が払えない状況だった。

「公立高校の受験に失敗しやがって。
私立の高校に行きたかったら、
表に出て地面に頭をつけて土下座しろ。」

親に学費を出してもらえないかと持ちかけたら


私は、親に対する反抗心から
絶対に土下座はしない・・と意地を張った。

「じゃあ、ここで土下座しろ。
そうすれば、なんとかしてやる。」

私は、意地でも土下座したくなかった。


親にもあったからだ。

中学の時、ほとんど勉強をさせてもらえなかった。

勉強する時間があったら、家事をしたり
妹と弟の面倒を見てろと言われてきた。

夜中に、一人でこっそり勉強しようとすると
電気代がもったいないと言って、電気を消された。

祖母の家においてあった、仏壇のローソクを
もらって、それで本を読んだこともあった。

ローソクの火では、目が悪くなるので
家事を早く済ませ、日の明るいうちに、
勉強しようとすると
大音量のラジオをすぐ隣で鳴らされた。

こんな状況で、勉強になんてとても
集中できるはずがなかった。

図書館に行って勉強しようとすると
「いつ用事が出来るかわからない」という理由で
外出は禁止された。

ご飯を食べて、生きて行きたいのなら
文句を言うなと言われてきた。

当然、自分の部屋などはなかった。
家が貧しかったせいもあるが、
妹と弟は共同で使える部屋を与えられていた。

私はというと、廊下の端に机を置かれて
その机が唯一自分の城だった。

ずっとこんな状況で、勉強どころではなかった。

その上、毎日のようにお酒を飲んで暴れる父や母。

泣き喚く妹と弟。

自分が地獄の中で生きていることを
いつも感じていた。



私は、親に意地でも土下座せず
自分の力で生きる信念を持っていた。

今までは、働けなかったから
食べさせてもらうしかない生活だった。

でも、これからは働ける。
自分の力で稼げるんだから、
親に土下座するなんて、死んでもするもんか
という気持ちだった。

スーパーの面接に行ったとき
面接してくれた店長が
なんで働きたいのかと聞いた。

「自分の力で学費を稼いで
早く自立したいと思っています。」

店長は、その言葉を聞いて
すぐに採用を決めてくれた。

面接の帰り道。

もうすぐ地獄から脱出できると思うと、
自分の力で稼ぐことができるということに
とても感謝した。

働けることが、心から嬉しかった。

世の中には、働きたくても働けない人がいる。
私が子供だからではなく、きっとそんな大人も
大勢いるのだと、この頃学んだことだった。

ありがたみを胸に、一生懸命働こう・・・。

そう心に誓った日でもあった。


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 □初めてこのブログに起しいただいた方は、申し訳ありませんが、
  『 峰絵佳物語 』からご覧下さい。m(__)m

 □今日のお話の補足を、 音声ブログ にアップしています。

 □鑑定のご用命は こちら でご案内しております。


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Last updated  2006.01.06 18:35:57


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