運命館~階~ (Kizahashi)

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2006.01.11
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カテゴリ: 峰絵佳物語
※黒のバックは読みにくい方は livedoorの運命館~階~
 同じ内容をアップしています。


「手に負えません。
 中学の時は、あんな子じゃなかったと
 担任の先生が言っていたのに、
 何があの子を変えてしまったのでしょう?」

先生達が、職員室で話しをしているのを耳にした。

今の時代には、いない子・・




先生達とは逆に「しっかりしてて偉いね。」
同じ年代の子や、近所のおばさん達は
そう言っていた。

しっかりしている・・・と
言われても、ちっとも嬉しくなかった。

「私は、そんな風になれないけど
あなたはそんな環境で生きて行けるんだから強いのよ。」

私は、そんな言葉を聞くたびに
イライラが走った。

好きでこんな生き方をしているわけじゃない。


自分の心の中は、誰にもわからない・・・。


やっぱりか・・と思うと、悔しくなった。

世間から受ける言葉、一つ一つが
心を閉ざす鍵となっていった。


今から思えば、理解してくれって言うほうが
無理なことだと思う。



心は、手に取って見ることができない。

素直に、自分の気持ちを話したり、
文字にして伝えるしかないんだ。

しかし、この時の苦しみを誰かに話しても
同情されるか、逆手に取って意地悪されるか、
自分も苦しい経験をしたと、苦労の自慢話を
聞かされるしかないと思った。

同情も、意地悪も、自慢話も
私のイライラの導火線に火をつけるだけだった。



私は、先生達を悩ませたまま
バイトと遊びに明け暮れていた。

スーパーのレジと、雑貨屋さんの
バイトを掛け持ちして、
バイトが終わったら遊びに出かける。

でも、遊ぶお金がどうしても足らない。

どうしよう??

そんなことを考えていたとき、
偶然、地下鉄で痴漢にあった。


普通なら、怖くなったり、嫌な思いを
するところだけど、私の場合はその逆だった。

すご~く腹が立ったんだ。

日頃から、イライラしていた気持ちが
痴漢のお陰で爆発してしまった。

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 □初めてこのブログに起しいただいた方は、申し訳ありませんが、
  『 峰絵佳物語 』からご覧下さい。m(__)m

 □鑑定のご用命は こちら でご案内しております。


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Last updated  2006.01.11 18:56:17


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