運命館~階~ (Kizahashi)

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峰絵佳

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2008.02.06
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【今日のテーマ】 看病をするときの心得

※黒のバックが見にくいあなたは こちら のブログへGO!


Q:今、母が入院をしています。
  本人もすごくしんどい思いをしているのはわかりますが、
  あまりにもわがままで腹が立つ事があります。
  いつも病院にいく前は「今日は、やさしく、やさしく」と思いながら
  行くんですが、やっぱりきつい事を言ってしまいます。
  峰絵佳さまも師匠の看病大変だったんだなぁと思いました。



A:看病するのはお年寄りの介護と同じで
  体力も気力も必要ですよね。

  私も看病の経験者なので、そのしんどさや
  辛さはよくわかります。

  師匠が始めて倒れたとき、私は病気なんかに
  負けないわよ!と腹を括って過ごすことにしました。

  師匠が、あの手この手で我がままを言えば言うほど、
  手間をかけさせられれば、かけさせられるほど
  気合を入れて負けないわよって思ったものでした。

  こちらが根負けすると、病人である師匠が
  病気に負けそうな気がしましたし、

  勝手にそう思いこんでいたのです。

  だから、無理やり気合を入れて
  師匠の我がままに付き合っていました。

  けれど、そんな気合は何日も続くはずがありません。

  日が経つに連れ、だんだんと疲れが出てきて


  ご質問をくださった方と同じように
  師匠に辛く当たることも増えました。

  そうなると看病しているこちらが
  とても惨めな思いをしはじめるのです。

  至らない自分を責めることも多々ありました。

  このままではいけないと思った私は、
  師匠の我がままは一体どこから
  来るのだろうかと考えはじめました。

  落ち着いてじっくり考えてみた結果、
  我がままは本人ではなく
  「病気が言わせているのだ」という
  ひとつの結論がでました。

  その結論が出たとき、病気が言わせているのなら、
  私がそれに真剣に立ち向かう必要はないと
  思えてきたのです・・・。

  なぜなら、私は師匠に付き合っているのであって
  病気に付き合っているのではありません・・。

  だから、病気のいうことなんか聞くもんか!
  今思えば、とてもおかしな発想ですが
  当時は真剣にそう思ったのです。

  それに気づいてから、どんなに我がままを言われても
  病気がいわせているのだから真剣には聞かないわって気持で、
  軽く聞き流し、真に受けないようにしたのです。

  何を言われても「ハイハイ・・」と
  軽く返事をしてテキトーにする。

  そんな調子で真剣に受け止めないようにしました。

  そうすると、こちらの心にあったイライラが減り
  ほんの少しづつでもゆとりが生まれはじめました。

  心にゆとりが生まれると、どんどん腹が立たなく
  なってくるし、体力的な辛さまでも緩和されていきました。

  お陰で私が倒れることにもならずに済んだのです。

  ゆとりが生まれてからというもの、
  師匠が何かをしたり、我がままをいったりすることさえ、
  おもしろおかしく見えて、笑うことが増えました。

  師匠は「こんなにワシが辛い思いをしているのに
  笑ってばかりいるなんて、お前は薄情なヤツだ」と
  言って怒っていましたが、私が暗い顔をしてピリピリ
  しながら一緒にいるより、明るくいたほうが
  きっと師匠も気兼ねせずに済んだはずです。

  ある程度師匠が元気になったとき、
  そのことをようやく理解してくれました。


  私は、師匠の看病で大変だったことを
  今まで嫌な思い出だと感じたことはありません。

  あの時、師匠が倒れてくれたお陰で
  徳積みをさせていただいたと思っています。

  損得勘定で考えると、看病をするのは大変なこと
  だから「得」ではなく「損」だと感じます。

  けれど、心の持ち方ひとつで
  「損」が「得」ではなく「もっと大きな徳」となるのです。

  「徳」を掴んだほうが「得」するよりもっと得します。
   ・・・なんだか変なご説明になったわ。(ーー;)


  今回のご質問をくれた方にとっては
  親孝行という立派な徳積みとなりますし
  また親孝行はご先祖供養にもなります。

  私が親孝行をして下さいと、人に申し上げるのは
  損得勘定では得られない「徳」が身につくからなのです。


  また、仏教には「因果応報」という言葉があります。

  この「因果応報」とは、悪いことへ使う方が多いのですが
  これは良い行いに対しても言える言葉なのです。

  ご質問をくれた方も、いつかはお母様と同じように
  闘病生活を経験することになるかもしれません・・。

  もし、そんな日が訪れたとき、
  今のあなたと同じように看病してくれたり、
  手助けしてくれたりする人がきっと現れることでしょう・・。

  看病するという「善行」は辛いことではありますが
  ほんの少し視点を変えて、自分の「徳」になるよう
  笑顔で乗り越えて欲しいと思います。

  看病、介護をしている方、がんばって!!


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【峰絵佳のつぶやき】

   私は徳を積むことが「得」より数倍得だと思っています。
   また変な?説明になったけれど・・。

   なぜなら、今までその徳のお陰で様々な人に助けられてきました。

   一人で超えられなかった山も、人様から力を借りて超えて
   きました。だから今の私がいるのです。

   人様から力を借りて乗り越えたから、傲慢な心にならずに
   お陰様という気持で今を生きられます。

   お陰様と心を下げて生きられるということは、
   本当に幸せです・・。


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Last updated  2008.02.06 22:28:18
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