くもん
自転車で１０分ぐらいかかるけど
一人で通わせられる「くもん」にとりあえず電話をしてみた。
電話で軽度の自閉症であることを話し、一応本人を連れてきて
下さいの事で行ってみた。
土曜日で生徒のいない時間帯の午前中に来て欲しいと言われたので
妹ちゃん、優君と３人で行くことになった。
教室は雑居ビルの２階でかなり広かった。長テーブル、イス、
２０人くらいは座れるだろうか、結構多人数優君は集中できるだろうか？
一角に４畳ほどの畳が敷いてあって
くもんの見たことある幼児用の教材パズルやブロック絵本などがあった
妹ちゃんはそこで遊ばせてもらった。
優君は私の横に座り長テーブルをはさんで先生と面接らしき事を
した。
先生は２０代後半かな、やさしそうな感じで、優君にも
ゆっくり語りかけてくれました。
先生に、優君の学習面で出来ることを話しました。
・ひらがな、かたがなが読めること
・数字が１００まで数えられること
・ローマ字が読めること
・ひらがなは書けるけど書き順はめちゃくちゃ
など
どのくらいまで学習が出来るかのテストをした。（算数と国語）
先生がついて、問題は先生が読んで書いていく感じ
淡々とやってこなす優君
丸付けも一緒に目の前でやってもらい
今度は、先生からこれから通うのついての説明が始まった。
先生も優君は集中してやっていたし、初めのうちは
先生の横に座らせて進めていきますと言って下さった。
その横で妹ちゃんと優君がふざけあってきた。
先生の説明を聞きながら注意をした。（３回ぐらい）
説明も終わり私も聞きたいことも聞き終えて、
さぁ、帰ろうと言うとき、もうあっちゃんと優君もテンションも
上がってしまって優君は笑いが止まらない、
２人とも机の回りを走り回っている。
妹ちゃんは、やめなさいというと止めるけど優君は
テンションが上がるとなかなかおさまらない。
優君の方がちょっかいを掛ける。
わが家では笑いが止まらずゲタゲタ笑うことを発作という
幼稚園入る前は良くあった。怒られても笑い続ける
最近しばらくなかったのに、
私は優君の両肩を持って顔を合わせて「やめなさい！」
「もう帰るよ！」と言っても、優君はゲタゲタと笑いが止まらない
挙げ句の果てには笑い転げて地面に寝そべる。
それもよだれを垂らしながら、異様な光景だった。
先生がボソッと「お母さん、大丈夫ですよね？（優君のこと）」
その言葉を聞いて、あ～ダメだここには通わせられないと思った。
くもんやくもん先生がいけないと言う事ではないのでそこの所は
誤解しないで欲しい、軽度の自閉症も通っているし、教材もいいし
こんな事件がなければ通わせいたかも、
優君にはかなり多いプリント９枚ぐらい一気にしたのでストレスを感じ
妹ちゃんとふざけながらストレス発散？
みたいな形でテンションをあげて
笑うことで発散するタイプみたいのを後に段々と解ってきた。
笑いが止まらない優君の腕を引っ張り教室を後にした。
階段を下りる頃にはいつもの優君に戻っていた。
私は怒りをあらわにして優君に怒った。
「ごめんなさい・・・」と優君
また、初めからの振り出しだ。
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