わ た し は う さ ぎ

わ た し は う さ ぎ

2009年06月22日
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私が秋蔵(初代のドワーフホトくん)を死なせてしまった2007年当時は
このことについて、ショップ、獣医さんなどどこに聞いても
相談してもこれという情報は殆どありませんでした。
どうしても、秋蔵の死が解せなかった私。
秋蔵の死後、たまたま買い物で同じショップに行ったとき
店頭にデビューしていたドワーフホトのベビーがいて
ふとトイレに目をやると秋蔵とそっくりの楕円形の粘土質のうんちがころころと入っていたのに衝撃を受けました。同じ種類のうさぎで同じうんち。。。
当時は寄生虫の影響なのかと考えていたりしたので
このラビトリーに問題があるのか?ということも気になっていました。

でも、秋蔵と同じうんちのドワーフホトちゃんを見つけたとき
正直もうじっとしていられない気持ちになり
夫に頼み込んでもういちど、秋蔵のことを改めて知りたい。
一体何が起こっていて、秋蔵が死ななければならなかったのか。
と。お店にもお願いして同じうんちをするドワーフホトのベビーをもう一度迎えることになりました。
それがうちのあこちゃんです。
遺伝体質、遺伝疾患を疑うようになったきっかけはその、あこちゃんの血統書が届いた時のことでした。
亡くなった秋蔵と同じ母親から生まれた、この子(あこちゃん)は秋蔵の妹だったということがわかったからでした。
寄生虫など、後天的な原因がある場合は頑張れば完治というゴールも目指せたかもしれませんがもし、遺伝体質だった場合。
たとえば人間でも生まれつきお酒が飲めない人とか特定の食べ物が食べられない人とかカフェインがだめな人とか生まれつきの体質というのがあるようにうさぎにもそういうことがあったって別に不思議ではないと思いますがそれがサプリや何かで完全に治すことが出来るか?といえば難しいですよね。
それと同じように、あこちゃんのお腹については当初は完治できるか、と目指して頑張っていましたがそのうちだんだん、これは完治を目指すのではなく、うまく工夫をしてどうしたらお腹の症状が安定して過ごさせてあげることが出来るのかを研究するという方が現実的だと考えるようになりました。

ホトちゃんのお腹のことで困っておられるお父さんお母さん。
そして何よりも不快なお腹の症状で苦しんでいるホトちゃんのお役に少しでもたてればと思います。
★ご飯★
ペレットは季節によって多少比率は変動しますが
1:グリーンアースグッズ社「ピッコロオーガニックラビットフード」を全体の4割程度

3:ファウズペレットミルを1日4粒程度
4:ウーリー社「シニアブルーム」を全体の4~5割程度
以上を朝夕2回に分けて与えています。
なぜこんなに種類を使っているのかといいますと
メインは1:を食べるあこちゃんなのですが、1:はチモシーベースなのでたんぱく質も低めで、胃腸への負担が軽くて済むようで、あこちゃんの胃腸とは今のところ一番相性がいいペレットなのですが、原料の麦の使用比率が割りと高めなのか、本人が食べるとむくむく太ってくる傾向がありました。あこちゃんは膝がパテラを起こしてしまう恐れがあるため(1歳の夏に起こして大騒ぎになりました)、体重をあまり増やしすぎると膝によくないためお腹との相性がいいペレットですがこれだけというわけにいきません。
2:はソフトタイプで、甘みも少しあり、嗜好性は高いペレット(香りはほとんどトーストに近いのでかなり麦は入っていると思います。)です。あえてこういう嗜好性の高いソフトタイプを一緒にあげると、あこちゃんは必ず真っ先にこれから食べ始めます。それが狙いでもあります。こういう少量のソフトタイプをまず少し胃に入れることで胃を少しずつ動かしながら残りの他の高繊維のペレットを食べることにより
食べすぎによる胃拡張を防ぐことができる。胃結腸反射(胃に食べ物が来ると神経の働きで結腸も動き始めて胃腸が連動してうごくようになること)をうまく起こさせることができる
というメリットがあります。
ふつう、うさぎの腸にはとにかく繊維、高ければ高いほど良いと言われる繊維質ですが、いきなり高繊維のものを食べさせたり、高繊維のものばかりを食べさせるとふつうの胃腸の丈夫な子ならそれでしっかり胃腸を動かしてくれるのですが
あこちゃんのようなお腹をもつ子は必ずしも繊維質の刺激で胃腸が動いているわけではないため、他の神経的な原因で胃腸の動きが低下してきた時、高繊維の食べ物だけが胃腸にびっしり入っていると返って動きが低下して苦しくなる傾向があるということも
この子の今までの様子と、同腹の姉妹の子の今までの様子から判っています。
3:はアルファルファベースのペレットで非常に良質ないいペレットなのでお腹や歯に問題がないうさちゃんには推奨したいペレットなのですが、メインにあこちゃんが食べると不消化の便を出してしまったり、おならが出てきてしまうようになる傾向があります。本人も胃もたれか何かの不快さが出るのか、メインにあげたとしても、全部は絶対に食べないペレットです。かといって完全に辞めてしまうとあこちゃんの手足の爪はふにゃふにゃに柔らかくなってしまうので、栄養不足に陥ってしまうのではないか?と考え、ごくごく少量ずつ与えるようにしました。本当にごく少量だとお腹にも影響がなく食べられるようです。逆に、このペレットまでを残さずに食べるかどうか。で
食べれば⇒今マックスに胃腸の調子がいい♪
残せば⇒マックスというほどではないけど、胃腸の調子はまずまずだよ
という状態だと判断するようにしています。(1とか2を残す時は病院に行くレベルだと判断しています)
4:は非常に高繊維で粗くカットされた粒子のペレットですので、食べた後、胃の中で非常に膨張します。ですからこれをメインにドカ食いされてしまうと胃拡張を起こして危険なので、あこちゃんの場合は食事の後半にぼちぼちゆっくり食べてくれたらいいなと思っているペレットです。荒い粒子のペレットなので咀嚼回数(噛む回数)が多くなり、噛む回数が多いとゆっくり食べることにつながるし、かむことで脳への刺激もよく、自律神経系への影響もいいだろうと思っています。噛むことで唾液(唾液も立派な消化液のひとつです)が出るので、胃腸にもいいだろうと思っています。あえて言うならこれは「食後の歯磨き&お腹お掃除ペレット」というつもりで食べさせています。全体量の半分がこのペレットなので生野菜などたくさんあげた時は1割程度残していることもありますが、それはOKと判断しています。全部すっからかんに食べている時はものすごく調子がいいんだろうと判断することにしています。
注意⇒1:は日本ではあまり人気がないため正直あまり回転の良い商品ではないのだろうなという点が気になります。そのため今はオックスボウのオーガニックフード(これもチモシーベース)への切り替えを行っている最中です。
★牧草★
牧草の考え方もペレットと同様で、固い茎が多いボリボリ系の超ハードチモシーだと
食べる量が一定になりません。
これはあこちゃんのお腹の調子が1日~数日の間で多少の波がどうしてもあるということが考えられます。
高繊維のものがスイスイ食べられる
というのがまあふつうのうさぎの状態なのですが、
こういう子たちは食べ方にムラがあります。
食べるのがつらくなるとき、ペースダウンする時⇒胃腸のうごきが落ちてきているとき
と考えられるのでそういう時は高繊維が返って負担になるようです。
あこちゃんの場合繊維量よりも、毎日安定して食べられることの方が大事になってくるので
牧草は1番刈りはあげていません。
2番刈りが一番食べやすいようで、2番を良く食べます。
茎と葉の割合だけではなく、乾燥牧草は、乾燥しすぎていてもいけないし、湿気ていてもいけません。
だいたいあこちゃんの好む水分量は8%ぐらい。
これぐらいの乾き具合の牧草が一番好きみたいです。
お店の人に聞いて、こういう話が通じない人はまったく専門家ではありません
適当なことを言うただの商売人だと思って結構かと思います。
うさぎの健康をまじめに考えて取り組んでいる人なら通じる話です。


★生牧草、生野菜★
ショップでは野菜を貰ったことが殆どなかったあこちゃん。うちに迎えた当時は知らない食べ物に対しては本当に保守的であげても匂いだけ嗅いでご馳走様~という日々を繰り返していましたが 生野菜には消化を助ける成分や、野菜のもつミネラル分、水分、水溶性ビタミンなどが入っていますので普段から食べられる方が絶対お得だということで
ずっと根気良く与えてきました。
今では殆どの野菜、果物、生牧草、野草が食べられる子になりました。もちろん、1歳を過ぎるあたりまでは時々軟便をだしてしまったり、お腹が慣れるまで少し時間はかかりましたが、そんなときはあわてずに乾いた牧草を多めに食べてもらってうんちが戻るのを確認してからまた野菜のお稽古。。。という感じでのんびり進めてきました。乾牧草とペレットと水だけで暮らしているドワーフ系のうさぎ(ネザーやホトちゃん)は盲腸が比較的小さい傾向がある。というお話を獣医さんで伺ったこともあります。
盲腸は色んなものをしっかり食べて、食べられるようになっていくことでどんどん働くようになり大きさも変化し、運動も活発になるし、それが理想的とおっしゃる先生もいます。
かといって生野菜だけだと栄養が少し足りなくなって基礎代謝が下がってしまう危険もあるので生野菜メインというわけにはいきませんがあこちゃんだとだいたい大人の手のひら半分~1枚分ぐらいに乗る程度の生野菜を毎日与えています。ただし、気温が上がる夏場。クーラーを運転し始めるまでの時期は生ものを普段より2~3割多めにして脱水予防とクーリングを図るようにしています。生牧草も野菜もハーブ類もですがなるべくそれぞれの旬の時期に、旬のものを食べさせるようにしています。天候が悪い時期に無理に栽培された野菜や牧草はストレスがかかっていて亜硝酸などの濃度が上がっている恐れがあるためです。ハウス栽培の野菜や水耕栽培の野菜も同様の理由によりなるべく食べさせないようにしています。あこちゃんもいろいろなものを成長期から食べなれていったことにより亜硝酸の高そうなものなどは匂いでわかるのか、あげてもあまり食べません。大丈夫そうなものをちゃんと自分で選り分けて食べられるようになっている。ああ、娘って成長していくものなんだ!と時々感心させられる、しっかり者の娘。あこちゃまです。(笑)商品記載の表示よりも、うさぎの方が正しい答えを示すことって結構ありますよ。

つづく(後編へ)





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最終更新日  2009年06月23日 06時24分27秒
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