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2025.07.21
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テーマ: 読書感想文(773)
カテゴリ: 本のこと
だが、個々が繋がり合えず、孤独が広がるこの現代で、子育てをできない妊婦、事情を抱えた妊婦に対して、「育てろ」と責めるのは適当ではない、と私は思うのだ。


方丈社​




蓮田先生は熊本慈恵病院理事長兼院長(2018年時点)です。



今はもう90歳近いでしょうか?

医師として、

「ゆりかご」すなわち赤ちゃんポストの設置、
命を助けた未熟児の両親に起こされた10年もの裁判、
世界ベビーボックスシンポの開催と

波瀾万丈で精力的で、



裁判は、このまま医師を辞めるかというところまで
覚悟したそうですが……


それでも、腐らずに
使命のように赤ちゃんを救う活動を
してきた蓮田先生、スゴイ。びっくり




ちなみに赤ちゃん「ポスト」は
ドイツでは設置者の温かい心遣いが感じられる
という思いでの命名だったのに
その思いとは別に、日本では悪い意味で
ポスト=投げ入れるというイメージが広がっているとありました。
いいイメージで使いたいですね。



丁寧な説明と質疑応答、そして
当時の市長の働きかけなどもあり実現したそうです。

国などからの許可や回答も、やはり
保守的で慎重なもの。


しかし、それほどまでに医師や病院が

考える、訴える背景を
私たちは想像すべきだと思いました。

安易に想定できる否定は、果たして設置に反対する相応の理由なのか。


最初から赤ちゃんポストを利用しようと思って
子どもを作る人はいません。
女性は体にも負担がかかることはもちろん、
就労も制限されます。
産むまでも、産んでからも大変です。
つわりも大変よ(滝汗)。




そして、読んで思ったのが
赤ちゃんポストに入る赤ちゃんよりも、
養親を希望するご夫婦の方が
多そうでした。(当時)


本の中には、
未婚の母の支援をすることで
出生率がV字回復した国は多いとありました。

受胎した命を大切に守る、
「予期せぬ妊娠でも、誇りを持って産める社会」の実現は
今後の社会課題の解決の一つになるかもという
希望も書かれておりました。うむむ、なるほど。。




妊娠期であるがゆえに、
読んで命について考えた本でした。








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最終更新日  2025.07.21 14:33:07
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