2005年01月07日
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舟田先生の講演会に参加しました
前回 と同じ1665年頃に書かれたヤン・ステーンの「聖ニコラウス祭」に描かれた
ダイフェカーター のお話に加え
さらに古い1560年にベルギーで活躍していたピーテル・ブリューゲルが描いた
「子どもの遊技」という絵画にもダイフェカーターに良く似た大きなパンを抱えた
少女が描かれているというお話をしてくださいました
この絵の中の少女が1月6日の三賢王の日に被る冠を付けていることと
他の画家が1月の風景を描いた絵にも同じパンが描かれていることから
新年に焼かれるパンだという事が分かります
ヴォラールト という名称だということは
美術書から分かったそうです
ヴォラールト とは財布という意味でこのパンは中にコインを入れて焼き
お年玉として子ども達に1つずつあげていたもので
後に本物のコインではなくパタコンという陶製の飾りをつけて焼くようになったそう
この風習は第二次世界大戦頃になくなってしまいましたが
古いパタコンやヴォラールトのレプリカは民族博物館で見ることが出来るそうです
ちなみにパタコンとはスペインの古銭銀貨の名称だとか
オランダとベルギーで同じ様な形なのに意味の違うパンが焼かれていたり
名称にスペインが関係していたり陸続きのヨーロッパ史は複雑ですね

前回は先生が ダイフェカーター
今回は Zopf 作です
さすがはZopf このソフトパンしっとりしててうまいの~
もしかしたら来年のクリスマスやお正月にはこのパンたちが
店頭に並ぶかも知れないですね

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手前が ダイフェカーター ヴォラールト

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ヴォラールト のパタコンと昔々を真似て隠してくれた100円玉





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最終更新日  2005年01月08日 18時50分50秒
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Re:<絵画の中のパン-2>(01/07)  
何かすごいね!!!
再現してしまうってことですか??

舟田先生とはどういったお方ですか?(何も知らなくてすみません!) (2005年01月08日 23時52分40秒)

ぶんぽんぱんさんへ  
うっさ☆  さん
>再現してしまうってことですか??

ダイフェカーターのレシピは1900年に開かれた
ある美術展のパンフレットで見つけたそうです
ヴォラールトは比較的最近まで残っていた習慣なので
レシピが残ってたんだと思いますよ
日本でも100年後にお餅やお雑煮や七草粥等のお正月の風習が
全部残ってるのかは分からないですよね

>舟田先生とはどういったお方ですか?
大学教授でヨーロッパ史が専門なんだと思いますが
パンの文化史を研究されているんです


(2005年01月09日 23時56分18秒)

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