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満行の堂に一筋月明かり (まんぎょうのどうにひとすじつきあかり)釜掘浩元師が、比叡山の無動寺谷明王堂に籠り、9日間を断食、断水、不眠、不臥で不動真言を10万回唱えるという難行の「堂入り」の行を達成され、堂から出てこられる御姿が、何度もテレビのニュースやワイドショーで報道されていました。千日回峰行は、文字通り、千日をただひたすら、比叡山のすべてのものに仏性を感じながら祈りながら歩き続ける難行です。3年前、日吉大社の桜を撮ろうと思い、朝にカメラをもって出かけた時、白装束の行者さんが、境内の中を社を回っておられるのにお目にかかりました。今から思えば、釜掘師が千日回峰行を始められた頃だったのでしょうか。
2015.10.23
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秋冷や花の香運ぶ朝の風 (しゅうれいや はなのかはこぶ あさのかぜ) 日の出の時間もずいぶんと遅くなり、朝夕は、結構、冷えたりしますね。夏の前に、知り合いの方から、菊の挿し芽をたくさんいただいていたのが、秋の涼しさに、やっと花芽がついて、花をさかせてくれました。
2015.10.16
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秋澄むや両手を広げ天仰ぐ (あきすむや りょうてをひろげ てんあおぐ)気持ちのいい青空です。お天気につられ、所用の途中、ちょっと道草を・・・澄んだ秋の空気を思いっきり吸い込みたくて、大きく深呼吸!!
2015.10.13
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迷い道抜け出た先は秋桜 (まよいみち ぬけでたさきは あきさくら)小さな川の堤防の上の道を歩いていると、両脇のコスモスが、私の行く手に覆いかぶさっているようでした。刈り入れが済んだ田んぼの白鷺は、エサを探しているのでしょうか。のどかな日暮れでした。
2015.10.12
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虫喰いの正体みたりチロロ虫・・・むしくいのしょうたいみたりちろろむし配偶者さんが、サクラソウの苗を鉢に植え替えています。今年の夏の暑さで芽が出ていた苗の多くがダメになっていたのに、わずかに残った苗の葉っぱが朝になると虫に食われています。一晩で結構大きな虫食いの痕が・・・この貪欲な食欲は、何なのだろうと、土の中をほじくったりと、その主の正体を探っていたようです。ご近所の奥さんが、「それ、コオロギやで」と。そういえば、夜な夜なコオロギがチロロチロロと麗しの美声をきかせてくれていましたっけ。
2015.10.02
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父母の声する方に彼岸花 (ちちははのこえするかたにひがんばな) 同じ花なのに、曼珠沙華という名の時は、あんなにも妖しげで美しさに惑わされそうですが、彼岸花を名乗るときは、なぜか、あの妖艶さは微塵も無くなつかしささえを感じてしまうのは、決まってお彼岸に咲くことで、かの地に旅立った人たちを思い出すからでしょうか。そんなに仲良しこよしの親子関係ではなかったように記憶しているのですが、ふと、父や母を思う時が在ります。何気なくふともらした私の言葉に、父は、決して人の陰口を言ってはいけないと、激怒しました。父に叱られたのは、その時だけでした。母には、反発ばかりしていたような・・・でも、母の寝床で聞いたラジオ・・お正月には、母が詠み手でした百人一首・・・セーターを編んでくれるのが、なぜか、ベストになってしまったこと・・とか・・・思う出す事柄は、母にかかわることの方が多いんですよね。親の存在というのは、子供にとって、とてつもなく大きなものだと、改めて感じます。
2015.09.22
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道すがら栗落ちる日を待ちわびるいつのまにか、秋色が濃くなってきていますね。今年は、少し、秋の訪れがはやいのでしょうか。刈り入れが終わった田んぼのあぜ道のなっている柿の実も、そろそろと色づき始め、御近所の庭のブドウの棚も、たわわに実をつけています。散歩の道すがらに見つけた栗が、熟して実をおとすのは、はたして、いつごろ・・?みちすがらくりおちるひをまちわびる
2015.09.18
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アンデスの乙女も咲きて秋高し 今朝、真っ青な秋空に黄色の花が映えて鮮やかでした。が、カメラを持ち出したころには、陽が陰ってきて、イメージのようにはいきませんでした。これからの季節、だんだんと、無彩色になるころに、黄色の花がいっぱい咲いているのは、うれしいものです。今年は、いつもより、少し、咲く時期がはやいのかなぁ・・・ あんですのおとめもさきてあきたかし
2015.09.15
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しゅうせんやまつみもつらしさんじそう この頃、決まって三時ごろになると小さな花が咲きだします。本当に、三時ごろなんですよ。 ハゼ蘭というのが本名みたいです。種がパチパチと爆ぜるのだとか。 この花も、いつどこから、我が家にやって来たのかは不明です。 今では、すっかり、この季節の常連。 三時という時と花を思って、会うことも楽しみよりも、待つ時間の辛さをまず思った自分が寂しいなぁ・・なんて。 携帯電話なんてものが無かった時代、もっともっと、気長に人を待ってることができたように思います。 それでも、ちっとも、不安も不満もなかった気がしています。 そうそう、私は使った経験があまりないのですが、駅には、伝言板ていうのもありましたね。
2015.09.14
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かぜもありどらいぷるーんにあきびさす 知り合いの方から、どっさりとプルーンが届きました。あまりの多さに・・・ほとんどはジャムにしました。プルーンをジャムにしたことが無かったので、ちょっと、どんなふうになるか心配しましたが、予想外に美味でした。残りは・・・・ドライプルーンの作り方に行き当たったので、これも初めてだたのですが、試してみました。これも美味(*^。^*)思いがけない秋の味でした。
2015.09.13
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にわのすみかってにいきぬくのはぎかなネコどころか、ネズミの額ほどの我が家の庭の隅に、いつの間にか、萩の花が根付いてました。鳥が運んできたのでしょうか。いただいた花の苗土に潜んでいたのでしょうか。したたかに、たくましく、生き抜いていきます。
2015.09.12
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じゅずだまやきおくのそこのおじゃみうた 近くの川の土手に数珠玉の実が色付き始めました。毎年、もっと色づいてから・・・と待ちわびているのですが、あえなく、バッサリと刈り取られてしまいます。それで、今日、まだ色が浅い数珠玉をパチリ。母は、小さい切れ端をつなぎ合わせて、おじゃみを作ってくれました。袋の中で、ガシャガシャと数珠玉がすりあう音が心地よく・・・幼い私は、何度試しても、母のようには、おじゃみを軽やかに扱うことはできませんでしたが、おじゃみ唄を口ずさみながら、魔法みたいに自在に動くおじゃみを見るのが大好きでした。そのうちに、私は、近所のお兄ちゃんと遊ぶ男の子らしい女の子に成長して、とうとう、おじゃみが上達することのないまま、大きくなってしまいました。今年こそ、数珠玉が色づいたら、おじゃみを作ろうかな
2015.09.11
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ゆきずりのくさばなかんにおみなえし暮らしの雑事に追われつつ日々を過ごしている間に、写真俳句ブログはお引越し。ちょっとした浦島状態に戸惑いつつ、古巣の楽天ブログを再開しています。時間と心のゆとり幅が、だんだんと狭くなってきて、するべき事としたい事を、バランスよく振り分けることが難しくなってきました。ボチボチと楽しみましょう
2015.09.10
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今年の真野川の桜です。今年は、ことのほか桜が咲くのが待ち遠しかったような気がします。去年は、ふっと気づけば桜の季節が終わっていました。
2012.04.18
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晴れているかと思いきや、急に時雨れてきたりして、なんとも切ないかぎりです。 見上げると トンビがゆったりと輪をかいています。 ピーヒョロロ~と、空に吸い込まれていくよう クヨクヨすんなよ~! そんな風にいってくれているのでしょうか。 空色のやわらかさは、やっぱり、春。 ここらでちょっと、深呼吸でもして新しい空気をいっぱい吸い込みましょう そう、私に言い聞かせました。
2012.03.31
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春一番っていつだったのか・・ 春の優しさがことのほか恋しい今年です・・ 部屋の中に入れておいた桜の鉢植えが咲き始めました。 もう、桜便りは、始まっているのでしょうか。 実家からは、さくらんぼうがなる桜をもらってきました。 早咲きの桜の頃になると、YASSAが在宅に切り替て病院から帰ってきた日を思い出します。 京大病院から搬送してもらう車窓から、早咲きの桜が見えていました。 もう、十年が過ぎました。 多くのかかわってくださっている方々のおかげだと感謝です。 人の悲しみや苦しみも、その底に足を着くと蹴りあがるしかないと・・ 十年過ぎて思うことです・・ 足を着く底が、少し下なのか、ずうっと下に在るのか・・ それがしんどいんですよね。
2012.03.27
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立春ではなく彼岸過ぎではありますが・・ 春と冬 行きつ戻りつこの幾日 久しぶりの散歩は、思わず早春賦を口ずさみ・・ 春は、やっぱり、来ていました。***** 長い間、休んでいましたが、ボチボチ、想うことなどを綴ろうと思います。
2012.03.25
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今年も櫻が割きました。春を待つ頃、慌しく暮らし・・・とんでもないことが日本に降りかかってきて・・言葉も出てこないような・・・でも・・・患難は試練を・・試練は練達を・・練達は希望を・・そして、希望は永遠に変わることはない!という言葉。前後の文章は、忘れてしまいましたが・・・未来を信じ、希望の明日が必ず来ると、私たち誰もが思えるようになってほしいものですね。もうすぐ、5月です!心機一転、がんばろ~!!
2011.04.24
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真野川を歩いていると・・チチチ・・とさえずる声が・・向こう岸の枝に・・カワセミです!(多分) ちょっとうれしい散歩道でした。
2011.02.01
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寒さがひと段落した日、久しぶりのウォーキングです。夕方4時過ぎに通ると、青サギでしょうか、いつも、休んでいる姿をみかけますが、今日は、お留守でした。代わりに白サギが羽を休めていました。雪も解けて、河口から見える琵琶湖も穏やかで・・琵琶湖のほとりには、葦が多く群生しています。寒の頃に刈り取った葦の束は、3月の琵琶湖開きの火の夜に、松明として燃やされます。時々のウォーキングは、季節の流れを教えてくれて、脳をリフレッシュしてくれるようですね。気分爽快!!この前、枝にとまっていた瑠璃色をした小鳥。また出遭えるでしょうか・・。友人が、カワセミがいるって話していましたが、カワセミかな・・?
2011.01.09
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この時期に比叡山に登るのが恒例になってきました。ここ何年かは、坂本からケーブルで上がっていますが、同じ道なのに、やっぱり、ケーブルの窓からの景色にワクワクします。冬の冷気に触れると心が落ち着くような気がして・・参拝者が打つ鐘の音が、心地よく響いてきます。根本中堂も雪に覆われていました。
2011.01.03
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明けましておめでとうございます。 年末からの雪もあってか、巣篭もり状態ですごしています。これを世にいう寝正月・・?とはいえ、日常はとまってくれるわけもなく・・・看護や介護に、盆も正月もありませんものね(笑)それでもやっぱり、仕事もoffで家事もスローペースで、お正月してまぁ~す(笑) 雪の中、着膨れた?ツグミも、なんとなくあったかそうで・・・明日は、冬景色を楽しみにでかけようかな・・巣篭もりの一日、雪の日を思い起こして写真を繰ってみました。今日の写真は、2年ほど前の冬の日のものです。
2011.01.02
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思いがけない年の瀬の大雪です。おかげで?、早く終うことができそう・・大晦日に、この時間でパソコンに向かってるなんて・・(笑)来年も、楽しいことがいっぱいありますように・・
2010.12.31
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ひと月ほど前のことですが・・ 京都東山界隈へと行く機会がありました。高台寺には、まだ訪れたことがなかったので、駆け足で・・ 秀吉や寧々、千利休、そして、江たち三人姉妹も、このあたりを散策したのだと、戦国の時代に思いを馳せ・・そして、少し足をのばして、坂本龍馬の墓の在る護国神社まで大急ぎで・・ 時は流れています。 100年前も、500年前も、そして、今も。 同じ道を人は歩みます。 秀吉も歩いたであろう池のほとりを私も歩き、竜馬が駆けたであろう都路を、私も、また、歩いています。 戦国の武将たちも、幕末の志士たちも、国を想い、未来を思い・・それぞれの思惑を胸に、時代を駆け抜けていったのですね。 私たちの未来は、どこにあるのでしょうか・・・
2010.12.18
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ほんとうに年を重ねるほどに時間の流れが速度を増すような気がします。秋の景色を楽しむ間もなく冬は訪れ・・近しい人たちが、せかされるように旅立ってしまったり、今まで通ってきたギボサンの介護もほんの入り口だったんだ・・と思い知らされたり・・それはそれは、慌しい秋の日々でした。今日は、知り合いの方の大津絵の展覧会に行った帰路、ちょっと寄り道をして、なごりの紅葉を楽しみました。奥山の鹿は、こんなときに、カサコソと紅葉をふみわけ啼くのだろうか・・などと、たわいもなく考えてしまったり・・猪や鹿は、奥山ではなく、案外、身近なところで身を潜めているのかもしれません。紅葉の絨毯のあちこちに、明らかに人の仕業ではないと思われる掘り起こした形跡が残っていました。
2010.12.12
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とある秋の日・・ブラリブラリと真野川あたりを・・ ふと目をやると、ピンク色の小さな花が、コンペイトウみたいにツンツンと尖って咲いていました。 多分ミゾソバだと思いますが・・
2010.10.31
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青く高い空にいわし雲が秋の訪れを教えてくれています。 やっと、秋らしい空気になってきました。 コスモスの濃いピンク色が青空に、くっきりといっそう鮮やかに映えて コスモス畑に居ると、イナゴがピョンピョン跳ねたり赤とんぼがせわしく飛び回ったりと、世間の騒がしさが嘘のように、時が流れていきます。
2010.10.18
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ようよう 彼岸花が満開に・・ お彼岸から1週間ほど遅れて、花が咲き始めました。10月も半ば近いのに、まだ咲ききっています。 暑かった夏の日々が、ため息混じりに思い起こされます。 あんなに毎年律儀に時を知らせてくれていたのに・・・
2010.10.07
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コスモスは、もう咲いているかしら・・と、車の窓から気にかけていると、いつもコスモスが一面に咲いている畑の一角に白い花が・・あれ・?そば・・? やっぱり、そばの花!です。 そばの花ですよね・・?
2010.09.27
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十五夜の昨夜も雲が多く、今日は、雷注意報やら竜巻注意報などが、あちこちに入り乱れていましたが、夜になって、走り去る雲の間から、やっと、十六夜の月が見え隠れしてきました。雨の後、空気中の塵も流れ落ちたのか、月の輝きが、いつもより妙に艶っぽいような・・・ 十六夜や 雨降る後の艶姿
2010.09.23
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先日、友人に誘われて琵琶湖の対岸のカフェにいきました。澄みきった空の下、湖には爽やかな風がわたり秋日和の水辺に、水鳥たちがのんびりと羽を休めています。 新涼や 遊ぶ水鳥 夢心地湖面には、秋の陽がキラキラと・・
2010.09.20
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京都駅などの大きな駅のホームに立つと、この線路は日本の先まで続いているんだなぁ・・と、思うことがあるのですが、 日常的な暮らしの中で、はからずも、そのことを思い知らされる時があります。yassaは、毎月、1週間ほどショートステイで今津に行きます。yassa自身は、介護の車で送迎ができるのですが、本人が乗車しているときのみしか、家族は同乗できません。それで、送り届けた後と、迎えに行くときに、JR湖西線を利用しています先日も、YASSAを迎えに行くために、堅田駅までいつものように行くと、ダイヤにかなりの遅れが・・・駅員さんに、遅れ具合と時間などを確認すると、京都発の普通電車は、かなりの遅れで運行しているけれど、新快速は人身事故で運転見合わせとか。遠く離れた山陽地方や京阪神方面でなにかトラブルがあると、こんな片田舎の足が途切れてしまいます。そうなると、主人に電話をして今津までドライブです(笑)今津という場所は、琵琶湖の西岸のほぼ北に位置します。いつだったか、今津から堅田に帰るとき、その日も、事故で今津~近江舞子間が不通になりました。そのとき、ホームで聞いたアナウンスが、「京都方面へお急ぎの方は、先に来る敦賀行きに乗っていただき、途中乗り換えて、米原経由で京都へと・・・・」でした(笑)琵琶湖の北側をグルーっと回って、琵琶湖の東側を通っている琵琶湖線(東海道)で京都へ・・ということです。 ほんとに、こういうときほどこのレールがどこまでも続いているんだなぁ・・と実感することはありません。 都会で暮らしている人たちには、無縁のはなしでしょうね。さて、話を先日のドライブにもどしまして・・やっと、秋らしくなって空も青く、助手席から携帯電話でパチリパチリと。ちょっと楽しいひと時でした。、
2010.09.16
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朝夕にそよぐ風は、ずいぶんと涼やかになってきたとはいえ、日中は、まだまだ、夏が頑固にいすわっているようです。湖面も、まだ夏色で・・夏をこれでもか・・と若者たちは、行く夏を謳歌しているようでした。 過ぎる夏 波を蹴散らす若さかな
2010.09.12
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雑用の合間に久しぶりに秋を探して・・陽射しは厳しいですが、空気は秋らしく澄んできているよう・・ところどころに茶色くみえるのは楢枯れでしょうか今年は夏の日照時間も多くて、稲の生育も早いようです。すっかり色づいてきました。猛暑日の陽射しのなか、刈り入れは始まっています。今頃の稲刈りは、パラソルが必需品なようです。コンバインにも休憩のあぜにも、カラフルなパラソルがあちこちに見られました。田んぼの周りのパラソルと電柵。田んぼ事情も時代とともに変わってきているようです。いつも時にいつもの場所にあるはずのススキや栗の実が見つかりませんでした。秋はまだ遠いのでしょうか。
2010.09.05
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夕まぐれ、おしろい花が香っています。時折そよぐ風は、昼間のほてりを含んだ庭先に、少しだけ秋を運んでくれているようです。それにしても、熱い(この字がふさわしいような)一日でした。86歳のギボちゃんには、ことのほかきびしいようで・・几帳面で潔癖症で頑張り屋のギボちゃんでしたが、このごろでは、思考が時空を越えることも増えてきました。体も思うように動かず・・がんばって歩いている後ろ姿を寂しく思います。ギボちゃんに意識を向ける時間が増えてきたぶん、思うように事が進まないことも増えてきているようです。私の体内時計の進捗速度が遅くなってきているのでしょうね(笑)
2010.09.04
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ちょっとさかのぼって・・・親戚にお盆のお供えを持っていく道すがら葉タバコの畑があります。初めてこの大きな葉っぱを見つけたときは何だろう・・?と。聞けば、このあたりは昔から葉タバコの生産地だったとか。ゴマも収穫を目前のようでした。記憶の向こうに、ゴマを収穫していた風景が思い出されますが、私の暮らすあたりではすっかり見なくなってしまいました。お盆のお供えの帰り道、時間があると、ちょっと寄り道をして八幡堀あたりをぶらつくのも楽しみの一つです。歩いていると汗がほとばしります。せみの声もけたたましく・・水面を涼しげに飛び交うしおからとんぼも、時折、石畳に羽を休めていました。
2010.09.03
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あっという間に暦の夏は通りすぎています。兄の逮夜参りに、お盆はお精霊(おしょらい)さんが帰ってこられて・・おまけに地蔵盆の当番の年にあたり・・今年の夏は、ことのほか慌しく時が過ぎていってしまいました。七日ごとの兄の逮夜まいりも8月の19日の四十九日の忌明けで一区切りがつきました。私が育った集落では、七日ごとの逮夜は、在所の方が西国33ヶ所や番外のご詠歌をあげてくださり、その後独自の念仏が申されます。小さい集落ですので村にお寺がありません。昔は交通の便も悪く、今ほど隣の村との行き来も簡単にはいかなかったので、永い年月の間に、村人の内で、そういう宗教行事も行うように形成されていったのだろうなぁ・などと、思ったりしました。バタバタと過ごした夏も、ようやく終わろうとしています。ふっと、3時草の花が咲いているのに気がつきました。暑いアツイ日差しの午後。それでも、3時の時を教えてくれています。小さな花びらに吹く風に、少し秋の音が混じっているような・・秋は、きっと、そこまで来ているのでしょうね。
2010.08.30
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少し花の時期が遅れているせいか、まだまだ花の数は少なかったようです。 夜が明ける頃に訪れて、朝もやと静寂のなかでつぼみがポンっと開く音を感じたかったのですが・・・訪れた時には、すでに陽もあがり先客がたくさん居られました。それでも、朝の水面はおしなべて静か・・・
2010.07.27
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梅雨明けの日曜日、夏の光りにあふれています。YASSAのショート先に忘れ物を届けたついでに、ちょっと、足をのばしました。日本海と太平洋に分かれる分岐点の高島トレイルあたりにある池に、カキツバタが群生するとしったのは、昨年でした。花の時期は過ぎていますが、思い切って遠出です。市街地から13キロほど・・モリアオガエルの卵のあとでしょうか・・遊歩道の傍らには、苔むした古木が・・木々の間を、鳥たちが行き来しています。鳥の鳴き声を聞き分けながらお目当ての鳥さんを待っている人たちに、イロイロ教えていただき声と名前がわかったらたのしいだろうなぁ・・と。来年は、カキツバタの頃に・・というより、朝一番に上ってきて、夕方まであちこち散策したいものです。見果てぬ夢かも・・(笑)
2010.07.18
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慌しく一週間が過ぎてゆき・・斎場からの帰り道、緑濃い山のあちこちに咲いているうす桃色の合歓の花が、やけに目につきました。けたたましく鳴り続ける携帯電話に起こされて病院に走ったのが、先週の土曜日の明け方。病院についたときには、兄は、もう亡くなっていました。斎場で拾骨しながら、ふと、人の命ってなんだろう・・そんな思いが心によぎりました。こうして、私たちが、日々、人の皮を着て暮らしていることなど、ほんとうは、些細なことなのかもしれないなぁ・・と。六人兄妹の私は、年の離れた末っ子で・・今まで、なにやかやといいながらも、みんなそれなりに元気で暮らしてきました。一番下の弟を先に送った兄たちは、きっと、寂しいを胸に抱えているんだろうなぁ・・と。
2010.07.11
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やはり晴れた青い空は気持ちのいいものです。心も体も元気にしてくれますね。梅雨の晴れ間、庭の植木鉢でホタルを見つけました。近くの真野川からやってきたのでしょうか。夜になってフワリとホタルが飛ぶことを想像したりして・・残念ながら、夕方涼しくなった頃には、もう、どこかへ飛び去ってしまいましたけど・・・今年は、ホタルをあきらめていたので、思いがけない出遭いに少しばかりの幸せ気分でした。小さな幸せつなぎで、我が家のメダカちゃんです。
2010.06.24
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あたふたと日常を追いかけていると、時はながれるように去っていきます。気がつけば、もう梅雨。今日は、つかの間の青空でした。琵琶湖から上ってくる鮎を狙って、トンビも空を回っています。同じように鮎目当てで、釣り人も何人か・・ドンドに網をかざしていると、魚が飛び跳ねて入ってくるみたいです。明日からまた雨だとか。そういえば・・・今年は蛍にも遇わずに終わってしまうのでしょうか。気がつけば、水無月も半ばを過ぎ時は、流れるように去っていきます。
2010.06.17
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毎年、今頃になるとツバメがせわしく飛び交っているのですが・・・向かいの事務所の軒下に、次々と巣を作り上げていました。田んぼに水が入り、小さな虫たちを狙って低空飛行を繰り返しては、せっせと雛にえさを運んでいたものです。やがて、雛たちが大きくなってくると、ちょっとずつ、飛ぶ練習をはじめていって・・時には、カラスが巣の雛を狙っています。そんな日は、いつまでもツバメたちの声が慌ただしく響いていました。が、今年は・・向かいの事務所が、昨秋取り壊されたのです。今は、駐車場になってしまって・・あんなに律儀に、毎年やってきていたツバメたちは、どこに庵をむすんでいるのでしょうか。
2010.05.11
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先日のGWで、どこの田んぼも、ほとんど田植えもすんだようで、水の中の生き物たちがせわしなく活動を始めだしたみたいです。このあたりでも、田んぼ近くの草地にも、古来のタンポポはほとんどみかけなくなっているような気がします。そんなタンポポも、もう綿毛が・・・ほどなく歩いていくと、切り立った土手には、ふるい地層がむき出しになっていました。何万年と地球は生きているのですね。そうそう、山藤が咲いているかも・・と。ありました!うっそうとしちゃ緑のなかから、控えめにさいています。散歩の最後は、真野川の鯉のぼり。本日の散歩、11736歩でした。がんばったなぁ・・・
2010.05.09
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湖周道路を走るたびに、岸辺の湿地帯に木道のようなものがあるのが気になっていました。この時期になると、一面黄色の花が・・ノウルシだそうです。木立からは、カラコロと鳥のさえずりが聞こえてきます。鳥の羽音が・・あのいろんな声の主に会いたいと思うのですが、鳥の知識もまったくなくて・・残念!すぐそばでは、波音が寄せてはかえし静かな水面です。緑が萌えたってきました。陽の輝きに初夏の光が混じってきたような気がしました。
2010.05.03
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なのはぁなばたけぇに~いりぃひうすれ学校の音楽の時間にうたう「朧月夜」はいつも2部合唱でした。あの頃の歌には、情景があったような気がします。心の中に一面に広がる菜の花畑が広がって・・・琵琶湖の西岸には、昔、今の湖西線あたりに江若鉄道という私鉄が通っていました。その窓からは、春は桜や菜の花が。夏は稲の深い緑が・・ふっと気がつくと、いつの間にか輝くような黄金色の世界に変わっていて・・そんな風景が大好きでした。最近は、早咲きの菜の花が定番になってきていますが、やっぱり、この花には桜や、柔らかい春の空気が似合っているような気がします。先週、用事で訪れた今津は、まだ、桜や菜の花が満開でしたが・・今頃は、すっかり、葉桜となっているでしょうね。まもなく迎えるGWの頃には、奥比叡の桜が多分、きれいな頃です。
2010.04.25
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ようやく春らしくなり・・ 幼い頃、飛び回って遊んだ棚田も・・・猿や猪の被害避けの電柵が張り巡らされ・・時代の移り様を見せ付けられたような寂しさがよぎります・・それでも、里山はふんわりと春の暖かさにに満ちあふれていました。ブラブラ歩くうちにふっと思いつき・・飯室谷あたりから西教寺まで足を延ばしました。 うっっそうとしたさびしい道だとばかり思っていたのが、これも時のながれか・・山の際まで家が押し迫っており、ここでも時代の変容をまざまざと感じてしまったひと時でした。
2010.04.04
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雪が降っています。昼間からの霙交じりの雨が、夜になって雪に変わりました。ここいらあたりでは、比良八講がすむまでは、なかなか春が来ないといわれています。その比良八講も26日に終わったのですが・・・こんなに冷え込むと、なごり雪だなどと楽しむ気持ちも失せてしまいますね。
2010.03.29
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春になると獅子舞がやってきます。幼い頃、獅子舞は春のものだと思っていました。草もちを作る頃、ある日、突然、お囃子が聞こえます。村の一軒で休憩した後、村中の門ごとに舞ったあと神社の境内で、獅子舞の奉納がありました。大人たちは子供たちの頭をかんでもらうように仕向け・・子供たちは怖いと逃げ回り・・獅子舞といえば、そんな光景が思い出されます。伊勢大社の神楽が、初春から西日本一帯を回っているのだとわかったのも、ずいぶん後になってからのような気がします。桜が咲こうとする頃に、ご近所の門から、獅子舞のお囃子が聞こえてくると、小さかったあの頃のワクワクドキドキが、ふっとよみがえります。
2010.03.19
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この前の日曜日。北へ行く仕事のついでに、今津まで足をのばしました。暖かい日で、琵琶湖も陽射しがキラキラと・・ クラブの練習でしょうか、元気あふれる声にのってボートが波間をスイスイ進んでいきます。 ムーも浜辺をうれしそう・・!ひとしきりムーの散歩に付き合ったあと、 まだ咲いているかな・・?と、ザゼンソウの群生地へ・・ 花の咲いている姿が座禅をしている姿のようだということで、座禅草といわれているようです。 今年は雪が少なくて、雪の中の花はみられませんでしたが・・・ アメリカ名は、スカンクキャベツというとか・・ ザゼンソウは、さといも科らしく花の横から緑の葉っぱが出始めていました。
2010.03.16
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