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お正月に備えてポチ袋を買いに本屋さんへいきました素敵な絵柄の和紙の袋を見つけてレジへ向かう途中で平積みの本の山の中にふと目に留まったのがこの本です実はいわゆるライトノベルを購入した事は無くてメディアワークス文庫も初耳でした作者の浅葉なつさんは小説大賞部門とイラスト大賞部門がある新人発掘企画『 電撃大賞 』の入賞者でこの作品は2作目になりますメディアワークス文庫は電撃大賞の受賞作を次々と文庫化してる出版社のようでライトノベルの新人作家を多数発掘しています1994年度からのようですがオジサンの私には縁のないジャンルで受賞作の中に知ってる作家は居ませんたまたま『 山が私を呼んでいる 』というタイトルに気を取られなかったら素通りしていたでしょう内容はフィクションで普通の大学生が不本意ながら山小屋のアルバイトに赴いてしまいドタバタする物語です営業小屋の抱える現実の悩みや登山者の増加に伴う事故や自然破壊など現実的なテーマも織り交ぜながらも重くない爽やかな物語でとても楽しく読めました (*´ω`*)例えるなら昔の山岳部~じゃなくて最近のワンゲル~って感じでしょうか・・(意味不明かな!)かなりお勧めの一冊です!
November 14, 2011
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ニュースで見て驚きました作家の小松左京先生がお亡くなりになったそうで・・御歳80才 私が中高生の頃熱心に読んでいた和製SF作家御三家の一角だったのですから年月は流れもうそんな御歳になられてたのですね最初に出会った本は青い背表紙の短編集でしたそれが面白くて好きになり その後読んでさらに贔屓になった長編が【復活の日】だったと思います当時人気俳優の草刈正雄主演で映画化されてテレビでもコマーシャルが盛んに流れてたのですがこの原作は今でも凄いパワーを持っています原作が凄すぎて映画の方は全然覚えていないのですがこの次の【日本沈没】も凄かった!谷甲州氏との共作 日本沈没の第2部はまだ読んでないので見つけたら買ってこなくては(*´ω`*)どうも最近本屋さんに行く機会が減ってしまって・・文庫の青と緑の背表紙の小松作品が箱に山積みになって最近は読む機会も無くなってガレージに眠ってました懐かしくて【さよならジュピター】(これだけ黄色のデカサイズ)【こちらニッポン】を発掘して出してきました蒸し暑い夜・・アイスでも食べながらブラックホールまで出かけてきましょうかねぇ(笑)たくさんの素晴らしい作品をありがとうございました小松先生のご冥福をお祈りします
July 29, 2011
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RIDEXは東本昌平氏監修の雑誌RIDEに掲載されてる同氏の読みきり短編漫画がまとめられてるB5版の短編集です現在のところ3巻まで刊行されていますが雑誌RIDEが順調に出版されてるのでRIDEXもまだまだ伸びるでしょう雑誌が本棚に並んでしまうのも困る・・って人でも短編集なら置き場所にもさほど困りません(我が家はそれでもガレージの片隅:笑)学生のころ映画にもなった片岡義男氏の小説は硬派を気取っていた私は てやんでぃ! って感じで取り合ってなかったのですが東本氏の漫画も片岡義男風の香りがしますRIDEにもスローなブギにしてくれを漫画化した作品が載ってましたが不思議と中高年になって読む片岡義男風味はなんだか郷愁に溢れていて好ましいものに変化していました嗚呼・・歳だなぁ(笑)日曜日に運転免許試験場に出かけていって免許証を預けてきたのでコレから30日間免停ですよ!明けたらバイクシーズンは終了寸前ですなぁ乗れないとなると無性に乗りたくなるのが不思議!!(笑)RIDEXお勧めです
August 10, 2010
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IMGP2571 posted by (C)うしまる私は本屋さんに行くのが大好きなのですが ブログスペースを無料で使用させて貰ってるので義理のお返しに楽天ブックスで娯楽用の図書は購入しています一ヶ月4冊を消化するのが目標なのですが今月分の4冊の中に 先日の東北旅行中 読んで気に入ったたかのてるこ氏の【モンキームーンの輝く夜に】を注文してみましたガンジス川でバタフライ は初海外旅立ち編で緊張する筆者の雰囲気が初々しいお話でしたがこの本では既に各国渡り歩き貫禄の付いた旅人の目線ですで内容は・・ほんのりと暖かくも切ない恋愛編なのでしたわ、私は映画でも恋愛物は苦手なのですっ恋愛系の小説は間違っても買わない人なのですが今回は間違って買ってしまいました(笑)学生のころ気の合う仲間だった奴が私にこれは面白いから読めっ と無理に読まされた事はあるのですが恋愛話はどうもムズムズしてくるのですよ (o^―^o)ちなみに私に無理やり本を押し付けた奴はいつの間にか回り回ってうちの奥さんになってます (笑)読後 ふっと 若かった昔の時間を思い出す・・そんな話でした・・たかのてるこ氏の著作 私はすっかり好きになってしまいました他の彼女の作品も読んでみようと思っています
May 28, 2009
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IMGP2570 posted by (C)うしまる作家の栗本薫氏が5月26日お亡くなりになりました膵臓ガンで5月上旬から入院されていたそうですまだ56歳 沢山の作品を世に送り出している精力的な執筆家でした私も30年近く読み続けているグインサーガですがファンタジーらしい冒険行の丁度盛り上がってる処だったのです現在126巻 ファンタジーの物語の主人公たちも沢山のファンに愛されながら休息につくのでしょう続編がもう読めなくなったのかと思うと寂しい限りです謹んでご冥福をお祈りいたします
May 27, 2009
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IMGP2306 posted by (C)うしまる連泊でツーリングしていると日常の生活リズムと時間的にズレが出てきます特にテントで夜を明かそうと思ったら快適な住空間を造るために日没前に場所を定め 腹を満たし 出来れば近場で風呂に入り風呂上りほろ酔いになる酒なども欲しいところです (o^―^o)全てを時間に追われることも無く マイペースで仕上げてテントに転がって陽が落ちていく時間を楽しむのは良いものです今回そんな時間を過ごすアイテムに古本屋の店頭でカバー無し文庫本を50円で販売してた山の中から発掘してきた【たかのてるこ著 ガンジス川でバタフライ】を持ち込んできていました旅に出たい気持ちを抱きながらも躊躇してた学生が一念発起して初の海外一人旅に飛び出す最初の旅紀行です初めて旅に出る不安感と期待感は尋常ではないですよねぇ忘れかけてた何かを思い出した気分になりましたたかのてるこさんのあとがきにこんな事が書いてありますこの頃では自分が何処に居て何をしていようと日常も「小さな旅」だと感じられるようになって来ました ~中略~私も仕事で疲れ果てたたときは 自分の日常がいつもの電車に乗って出かけては帰ってくる その繰り返しに思えてしまうことがありますでも本当は違う ~中略~ 当たり前のことだけど同じ日は2度とありません私もお年頃のせいか(笑)最近まったく同じ感じを思っていました2度とない一日を活き活きと暮らして行きたいものですなんとも読後の爽快感が素晴らしい一冊で旅本がお好きな方で読まれていない方にはお勧めの一冊です
May 9, 2009
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ツーリングマップル posted by (C)うしまる久しぶりにツーリングマップルを購入しました地図は各社色々なサイズで本屋さんに並んでいますが昭文社発行のツーリングマップルはバイクのタンクバックに入るサイズで使いやすいのです地図は先のルートをイメージするのには一面が大きい方が好きなので折りたたみで開いたら新聞紙みたいになるやつも大好きです実際に持っていくのは少し小型のもう4~5年前に購入した普通のマップルなのですが これはガレージでウヒウヒ言いながらページをめくって楽しむ為なのです鉄道で旅してたときは列車の時刻表を眺めるのが大好きでしたここで降りてこっちに乗って・・・いまやそんなスローな旅は夢のまた夢なのですが懐かしいです昭文社のツーリングマップルは通常版と少し大きめのRの2種類あります 大きめのRは紙が濡れに強い上等なものですが乱暴にメモ帳みたいに書き込みできる通常版でも良いかと思います気分も盛り上がってきました!連休まで後 21日! 行ける予定は無いけれど九州沖縄編も欲しいのでした(笑)
April 10, 2009
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IMGP1939 posted by (C)うしまる長野~富山に跨る日本の中心部に3000m級の山が連なる日本アルプスがあります地図で両県に管轄がわかれますがそれぞれの県警から毎年沢山起きる山岳事故に対応するためにお巡りさんの山岳部隊が形成されて活動しているのですが その活動記の本が似たような名前で数冊発売されています内容は短編形式で実話を元にいろいろな形の遭難事故を描いています明るい内容ではないのですがいろいろな意味で勉強になります登山とかが趣味でない方が読むと危険性が強調されてしまう可能性もありますが すべてのスポーツある程度危険はつき物ですし(バイクなんて危険そのものかもしれませんし)危険を認識することで発生率は下がるでしょうからとてもいい本なのですふと本棚にあったのが目に付き持ってきてみたのですが初冬の此の頃 今年は殆んど登れなかった山はボード担いで行ってこようと思ってるので鈍った勘と数年のブランクがあるのに調子こかないように(笑) 戒めて行こうと思っています札幌近郊の低山も山頂部真っ白になりました昨日は日中でも市街地に雪が舞っていました年末まで残すところ7週間ですねぇ~ はやい はやい
November 5, 2008
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野田知佑 posted by (C)うしまる久々の私の本棚関連の書き込みです新潮文庫の青い背表紙の 【野田知佑】氏の著作は私の大好きな本たちです旅の空に何度も連れて行ったのでかなりボロボロですが本棚の片隅にある姿を眼にするとほんのり嬉しくなる本ですワンコと一緒にアラスカとか四国の川を下るのが大好きなカヌーおじさんのちょっぴり諷刺の効いた視線が面白いのです川釣りの好きな人 川下りの好きな人そんな事で長年遊んできた人たちの中には公共事業が地域経済にもたらす恩恵は計り知れないのですが同時に工事によって好きな河川が見る影も無い姿に変容していく月日を目の前にして憤る方々もいるのですダムや河川敷の改修等には手厳しい意見が書かれていますから関係業種の方々は読みにくい内容が所々ありますでも私は個人的にはこんな個性溢れる野田氏の語りは大好きで出版書籍は殆ど読んできましたカヌーなんて乗ったことないよ~? って方でも機会ありましたら一度手にとって読んでみてはいかがでしょう?とってもおススメですそうそう 野田氏も著作で色々書かれていましたが北海道屈斜路湖から釧路湿原を流れる釧路川・・大規模な改修工事で直線化してきたこの川の流れるルートをまた過去の蛇行した自然の流れに戻す工事の着工が近年決定しました20年近く前から不満を述べていた野田氏は聞いたらなんてコメントされるでしょうねぇ (* ̄∇ ̄*)
August 21, 2008
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東本昌平氏はキリンで有名な漫画家さんですバイクを描かせたら生き生きした描写で独特な雰囲気を描きだす私の大好きな漫画家の一人です最近は漫画は殆ど買わなくなりました(置き場所に困るため)でも かわぐちかいじ氏 東本昌平氏 たなかむねよし氏西風氏 辺りの漫画はツイこっそり買ってデスクの一番下の引き出しに入れて置いたりしています (= ̄∇ ̄=)バイク雑誌も随分沢山毎月買い込んで本棚に溢れるくらい積み上げていましたが 最近はガマンして買っていませんこないだまでは・・・東本昌平氏のRIDEは月刊で5月発売が12号になります毎月コレが楽しみで楽しみで・・本屋さんで見かけて もし覚えていたらちょこっと覗いて見ませんか?バイク乗らない方でも違った趣味の世界が垣間見えてきっと面白いと思います冒頭の東本氏の漫画も良いですし読み物としてもお気に入りですおススメの一冊です
May 29, 2008
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以前 温泉ブログ書いてらっしゃるある方のブログを訪問した際に【HO :ほ】 って雑誌のことが書かれていまして・・其処には温泉無料入浴チケットとか半額チケットが付録に付いてるっ って書いてあったのでコレはいつか読んでみなくては! と思っていたのですが最近雑誌は買わないですしコンビニも行かないのですっかり忘れておりました財界サッポロって昔から道内の経済関連話題の雑誌がありましてHOは財界サッポロ発行です 170ページ程のしっかりした雑誌なのですが 内容はじゃらんとホットペッパーを足して2で割ったような感じです温泉チケットは結構沢山付いていまして 入浴時間や期間に制限はありますが巧く使えば580円の雑誌の購入費払ってもかなりお得と思われますこれはもしかしたら愛読書になりそうな予感がします温泉で充電して風呂上りビールと焼き鳥でグーッといきたいなぁと妄想する週末の昼下がりでした・・・
April 11, 2008
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出版は私もお世話になったこと有ります JAFです題名がいいですよね~っ【秘湯】【ひなびた】【一軒宿】単語がすでに刺激しますそんなに数多くの温泉が掲載されてるわけではないのですが魅力的な写真がそそります2004年初版発行なのですが旅のお供に持ち歩いたのでバイクは荷物濡らしたりするので本は濡れて乾いて繰り返してふにゃふにゃに波打っています表紙は乳頭温泉黒湯ですなかの写真見るといろんな記憶が甦るのです~私は温泉星人なので 温泉ブログをよく訪ね歩き楽しんでいます雪見の露天風呂なんて最高なのに今週末も仕事がらみ会議と飲み会予定で不健全な毎日を繰り返しておりますあーっ おんせんいきた~いっ ! ウキーッ秘湯&ひなびた一軒宿:全国編 JAF出版社 1600円
March 4, 2008
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近年は本があまり売れないそうで出版社が苦労してるそうです注目の新刊 新書や漫画は売れ行き好調のようですが昔の名作や少し瞬を過ぎた作品の売れ行きはガタンと下がるらしく出版社も対策にいろいろ苦慮してるそうで・・。私は本屋さんが大好きで大好きで 子供のころお父さんに連れられて行く本屋さんはお宝の山に埋もれてる気がして大好きでした。札幌の狸小路に今はもうなくなってしまいましたが旭屋書房って本屋があって2フロアぶち抜きで並んだ本棚の各コーナーや洋書 学術書まであるココは学生のとき立ち寄っては本を読みふけった思い出の場所です(図書館じゃないんですから今思えば迷惑な話ですなぁ~:笑)出版社の販売促進のイベントで近年オビに応募券を付けて何冊か対象の本を購入したらソレを送ればその時期だけの限定アイテムをもらえるといったものが行われています。Yondaパンダのシリーズは毎年パンダ人形がゲットできずにいます。(ゲットしてどうするんだ?といわれても困りますが:笑)今 集英社で対象の本を1冊でもかったらその場で携帯のアクセサリーサイズの本読んでるマスコットをくれる ナツイチキャンペーンをしています。本屋で見かけて しばらく悩んで・・なんだか欲しくなって 逆に買う本を選んで・・・(完全に出版社の思うツボ)水滸伝なんて かっちゃいました~っ♪(⌒∇⌒)ノこれは1~2巻が対象になってます。おみくじ形式でレジでマスコット2個もらってしまいました~っわははははっ! ヨンダもいまやってますが 対象本もっと多くないともう無理です(泣)お菓子もオマケで大人を釣る時代ですから出版社さんも頑張って!と思う今日この頃でした。。
August 15, 2007
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初版が1995年ですその後 2版 3版があったかどうか定かではありません当時ちまたに徐々に広がりつつあったカヌーで川や海へ ってイメージを実行に移したくなる魔力を秘めた本です。アウトドアショップで店の飾りの様に壁に飾られていたカナディアンを眺めて こんなのイイなぁ・・って呟いていた御父さん達の心に この本は数多くの火を灯すことになったでしょう。私は川釣りをするので 初めて川で下ってきたカヌーを見たのは道東の阿寒川上流でした。清流の中 水を被りつつ楽しそうに下る人たちをみてイイナ~っ って思ってたときにこの本を本屋で平積みで見つけダッキー(激流下り用の浮力の強いゴムボート)買ったのは其の夏でした(笑)北海道を流れる川が41河川 他海岸線 湖の情報少々織り交ぜ読んでいると絶対川に行きたくなります 舟も欲しくなります。もう書店にはないとは思いますが古本屋さんにでもあったら絶対 お外遊びの好きな人は買い!ですよ~っ。この後装丁の立派な大きなサイズのパドリングガイドも出版されています。(北海道パドリングガイド:株式会社ギミックRise編集部定価1500円)
June 22, 2007
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厳冬期の北アルプスで消息を絶った3人の仲間を探す家族と山仲間のドキュメントです。いろいろ考えてしまう本です山に行かない方は読むとかえって不安にさせるのでおススメできませんが登山が好きで登る方にはいろいろ為になる本だとおもいます。個々の受け止め方しだいでコメントの難しい内容ですがまだ読まれていない方は一読の価値があるとおもいます。(宝島社文庫 泉康子著:いまだ下山せず!)
May 22, 2007
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陽も落ちて晩御飯でおなかが膨らんでちょっぴりアルコールなんかも入って心地よくなったひと時一冊の本が欲しくなります旅のさなかに文庫本を何冊も持ち歩くのはかさばるのですが山小屋にもツーリングにも必ず何か持って行きます今回た持っていったのは須川邦彦氏の日本版15少年漂流記もとい16おじさん漂流記でした時は明治31年帆船龍睡丸は太平洋上で座礁し乗員はサンゴ礁の島に漂着します昔の日本男児らしいオジサンの奮闘が暗さを感じさせず 難破という大事態なのですが悲惨さはありません軽い読み口で子供にも読ませてあげたい一冊ですそれにしても旅の空で読む本はいい味付けがされてとても楽しめますね~ (⌒∇⌒)ノ"(新潮文庫:須川邦彦著)
May 16, 2007
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旅本の蔵書の中に下川裕治氏の本が何冊か入っていますアジアの国々はどこも急成長を遂げて今のアジアと本の中のアジアとでは違いが出てることでしょうね私は香港に普通のパックツアーで行ったのが最後ではや何年も国外逃亡できていないのですがきっと海外も変化してるでしょうね~許されるならば格安航空券を買って飛行機に飛び乗りたい(笑)今は毎日が忙しく休日がありませんが こんな時こそ日常と違った風景を見ることができる 旅の本にとても癒されます双葉文庫:下川裕治氏著
January 31, 2007
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昔から冒険ものは大好きでした少年時代によんだ 15少年漂流記ロビンソンクルーソー神秘の島・・どれも実際に自分がその場にいるように熱中して読みふけりました。帆船行きかう大航海時代 海図の空白はまだすべては埋められず 実際に事故は数え切れなかったと思いますがこの漂流記はドキュメントです。作者が船員たちの残された日記生存している船員へのインタビューなどをふまえて真実に沿って書き上げられた実際の漂流から生還までの記録です。シャクルトン船長と統率のとれた船員たちは極地南極の制覇に帆船で臨みます。時に1914年 装備も物資も現在に比べて激しく劣るであろう時代に氷に閉ざされ帆船は脱出不可能になってしまいます。次第に氷の圧力に締め上げられて崩壊していく船の中統制と秩序を失わない男たちは力を合わせ崩壊する船を捨て国へ帰還する為に闘い始めます。454ページがあっという間の面白さでした冒頭に私の好きな星野道夫が【人間に不可能な事を成し遂げさせる何者かに感謝を捧げて】 と書きそえています負けずに踏ん張るかっこよさが伝わってくる一冊です。お好きな方はぜひ一読を・・(⌒▽⌒) 新潮文庫:アルフレッドランシング著
January 12, 2007
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ジョン クラカワー師の執筆作品はアウトサイド誌は見た事無いので INTO THIN AIR (エヴェレスト大量遭難の記録)読んだのが初めてでした。執筆本何冊あるかも定かではありませんが 朝日文庫から出版されている短編12編が収められているこの文庫本はなかなか秀逸ものです。おススメはアメリカ人のかれの見る 『シャモニの休日』に書かれているフランスに世界中から集まってくるいろんな民族の風景なんて読んでいて景色が見えるようで面白いです日本人もこの中にどれくらい混じって生活しているのだろうなんて・・『アイガーの夢』編をよむと結構自分ともだぶるひとは多いのではないでしょうか 結構難易度の高い沢とか岩ヤル時に仲間が気合入ってるのに自分のなかに 腰が引けてる何かがあって でも じぶんが びびってるとは思いたくもないし思ってもいないのだけど 止める理由を無意識でさがしたり・・え? そんなことはありえない?(笑)私なんか共感しちゃいましたよ(●´ω`●)本屋さんでもしみかけたら 購入してみる価値はある一冊だと思います。
December 8, 2006
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星野道夫氏の書く文章は詩のようで彼の写す写真はほんとうに生き生きとしていてもっと沢山 彼の作品を見たかった・・厳寒の地で彼のテントが熊に襲われ命を落とした事はニュースの片隅で小さく報道されて大好きな 大好きな 作家の突然の不幸に深くショックを受けました。彼の写真集や本は私の本棚に収まりきらずに溢れている本の中でもひときわ大切な宝物です。22歳にして愛するアラスカの地で暮らすことを選びユメをかなえる為に突き進んでいった彼の語り口は それでいて優しくて柔らかくて 暖かいのです。知らない人には ぜひ一度手にとって欲しい作家のひとりです
November 28, 2006
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夏山の登山道の開かれたコースを準備万端でよい天気の日に登山することにそれほど大きな危険があるわけではありません。何本も登り込み 体が出来上がってきて精神的にも鍛えられて雨の降る悪天候の中・・冬の足音が聞こえてくる中・・場数踏むうちに経験も増えて皆怯まなくなっていきますガイド本片手に山をはじめた方もより高度な登山にも挑戦していきたくなり 社会人山岳会の門を叩き結び方 確保の仕方を覚え・・沢に向かい 岩を攀じり 雪を掻き分けるようになり・・困難をやっつけた快感を自分の勲章として独り誇れるようになった時・・もしかして少しだけリスク踏むようになっているのかもしれません。自分 そんな攻撃的じゃないし・・山とか危険なコトはしなくても充分そんなの今時 流行らない・・のかもしれませんでも 山屋さんも山好きさんも 内容は違えども同じような達成感 満足感得ている気がします。人間だからどんなに場数踏んでも 読み違えることはあるでしょう、でも リスク多少踏んでも挑戦してみたい! って気持ちは自然な気持ちです。そこに山があるから登るのだ・・まさしくうまく理由つけるなんて難しいやってみたいのだ・・なのでしょうね日本人にとって困難なピーク征服することが一番乗りであった時代の実話の物語です。まもなく冬山シーズン 抜かりなく良い冬むかえましょう。♪(⌒▽⌒) ノ☆・゜:*:゜中公文庫:山際淳司氏著
November 9, 2006
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大好きな はた万次郎 画伯の田舎暮らしコミックです。 (〃 ̄ω ̄〃)東京から北海道に移り住んで 地元北海道に暮らしていてもあまり 通る事のない大きな街からは 離れた場所にある下川町に ワンコのウッシーと暮らす画伯の日々の自由な暮らしが ゆっくりした時間の流れの中幸せに描かれています。作品描いて ご飯が食べていける才能って すばらしいですね。書いたものは 多くの人に読まれて自由に生きていく。 当然、自営業ならではのご苦労はあるかと思うんですが、なんて.......素晴らしい。作品中にも でてくる五味温泉ではた先生に そっくりな方 お見かけした事があるんです。 (*⌒▽⌒*)有名になるとそれゆえに 疲れる事も多いかと思われ 自分ファンですけど サイン会とかならいざ知らずプライベートでのんびりされている所にこえ掛けるのは遠慮しました。(でも、全然違う人だったりしてね。 )日々忙しくて むぅぅ......疲れた~。って時に 肩から力抜いて脱力するのにトテモいい本です。猫は飼っていますが 犬は環境がなかなか許されずいまだ ワンコと暮らすことはかないません。いつか ワンコも飼いたいなぁ。でも うちのニャンコが いやがるかなぁ。昔見たなんかの プロもビデオで 華麗にスキーで滑り降りてくる人と 一緒に駆け下りてくるハスキー犬の映像見て 自分山行くもんだからうー 元気なワンコと遊びてぇ~なんて思ったモンですが ハスキーなんか飼ったら毎日一緒に走りこみだよ..........って 友達に言われてしまいました。(ノ≧∇≦)ノ 鍛えられるジャン(燃え尽きそうだけど )土曜日 朝まで飲んでて 昼間沈没してたので週末が 流れるのが速いです。もったいない。 まあ でもしばし 「 ウッシーとの日々 」読んで脱力しながら ポップコーンかじってまったり まったり........ふふ ささやかな幸せ。 ↓ウッシーとの日々1~4巻(続)
June 11, 2006
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これは危険な麻薬の香りが漂うアク書ですこんなの読むと背中のオモリを一度投げ捨てて日々こつこつ積み重ねていかねばならぬものを忘れて 彷徨っていきたくなる衝動にかられますアジアの街を描いた本はたくさんあり その香りに魅せられて必要経費の敷居の低さにも惹かれて短期間アジアに彷徨った事はありますがこんなに遠くまでは 進んでいけない自分でした長く旅をしていますとたとえ慣れ親しんだ国内でも日々とても楽しいのに帰る理由を探し始めるような所があります基本的には定住型農耕民族の自分なのでしょうね私は英会話の能力は残念ながら高くありません以前四国と本州を繋ぐフェリーの甲板で風が気持ち良くて船室に戻るのもったいなくて甲板の椅子に腰かけて空を見上げてる時にフラッと横に来た外人さんが私に何か話しかけてきた事がありました不意打ちだったし聞き取れなかったけど(不意打ちじゃなくても聞き取れないかも)挨拶以上にほがらかに話しかけてこられたので私もついこう言ってしまいました「Breeze is nice 」 ♪(⌒▽⌒) ノ☆・゜:*:゜深夜特急の中のせりふです外人さんにとてもウケてましたそのあと凄い勢いで話しかけられて解読不能でかなり困ってしまいましたが・・(笑)深夜特急1~6 沢木耕太郎著 放浪癖のある方は読んだら危険です
June 5, 2006
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最近はマンガを買わなくなりましたほんとうは好きなんですが置く場所に困るので・・図書館の様な書庫を自宅に持つなんて夢ですね私は外車を購入することはないでしょうが趣味人のクルマ好きが外車に憧れる気持ちは良くわかります私が学生の頃は国産の市販車は性能的にはカタログデータが弱くてポルシェやフェラーリの流れるようなボディを写真でみて憧れたものですアメ車の凄い馬力のデータを本でみてこんなの国産じゃ全然勝てないとか思ってました日本のメーカーは先を走ってた海外を追い抜きましたが子供のころの憧れの気持ちは今でも残っていますスーパーカーやアメ車に憧れた世代の方は是非一度読んでみてください本はちょっとしたパーツよりはるかに安いですしね(笑) ↓BORTS & NUTS
June 1, 2006
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グインサーガ!! これに出会った時は100巻まで続く予定と言っても終わるのは何時なんだ? なんて思っていましたがいつのまにか107巻になってるんですね6月に108巻でるらしいです あの頃は長編小説がかけてこそ一流の証であるみたいな風潮がSFやファンタジーの世界にあったような気がしますぺリーローダンシリーズみたいに作者がバトン回しながら描くひたすら長い話は読んでいて訳がわからなくなってましたなぁ(笑)最近はファンタジーがまた盛り上がっているようでファンタジーのファンである私は嬉しい限りですゲド戦記がなんとスタジオジブリで製作中らしいですしハリーポッターの新刊も人気で盛り上がっているし子供の頃読んで退屈で全然面白くなかった指輪物語は映画になって自分のお気に入りDVDのベストランキングです最近グインサーガをあらためて1巻から読み返しているのですが個人的に大好きなあたりは外伝の10~15のグインの大活躍いいですよ!グインサーガ!長いので手を出しにくいですが喰わず嫌いは勿体無い中の国から辺境までグインと一緒に世界を旅してみませんか~? ↓この辺 サイコー(〃 ̄ω ̄〃)
May 30, 2006
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