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2017.06.01
カテゴリ： 宇宙
それが我々のイメージする宇宙感だった。
しかし、冥王星は準惑星に降格、地球の軌道には数多くの微惑星が周回。
そして太陽系の惑星には常に隕石が降り注いでいるのです。
そう、これは月も同じだった。
つまり、地球では大気の摩擦で燃え尽きる様な小さな砂粒。
これが大気のほとんどない月面には常に降り注いでいるのです。
これは大きな発見だったといっていいと思います。
だって月面恒久基地が建設されてからこの問題が起こっては…遅いんですよ。
これはサンダーバードaheGoの『月面基地アルフィー』というお話で描かれています。
旧型化した月面基地の廃棄が決まっているのに、まだ残っている月面基地隊員がいたんです。
そこには隕石群が月面落下することがもうわかっておりました。
サンダーバードは月面へその男性を救助に向かうのですが…脱出前に隕石群が到達！
月面基地は必至の狙撃を行いますが、次々と月面基地に命中する隕石群…！！
そうこれは将来起こるであろう現実なんです。
最近、月面に設置されている高画像キャメラの映像が乱れて送信されてきました。
その原因を調査した結果、『砂粒程の大きさの何かが月面キャメラに弾丸より早い速度で衝突した』とNASAは結論付けました。
つまり、『月面には微小な天体を燃やしてくれるだけの濃さの大気がない』のであります。
これによって『月面基地は常に微小天体の衝突が予想される』わけです。
国際宇宙ステーションも、スペースデブリの衝突被害を想定しており、最終的にはソユーズに乗って地球へ帰還する必要まで設定してあるのです。
もうこれは、現代ではなく将来起こるべき月面基地の安全門題＝危機管理です。
日本の原発組織を天下り用に増やし、複雑になった挙句に何も危機管理していなかった組織とはわけが違います。
人類は月面基地の安全を確保する為に微小天体の衝突を計算に入れておかねばなりません。
これを乗り切れないのなら、人類は月面に基地を作ることはできないわけです。
人間の予想以上に宇宙は危険がいっぱいだった…。
人類よ危機を乗り切って月に至れ…！
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