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山村まひろ

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2003.01.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 小学校でいじめられ傷ついた「わたし」は、引越し先の中学に入る前に決めたことが2つある。
 クールに生きること、そして友だちはつくらないこと。目立たないように、けれど自分をまわりに合わせることなく、好きなように生きていく。これはそのための2つの作戦。

 そんなわたしに訪れた転機。それは、偶然の出逢いから始まった、婦人服会社で働くサラさんの関係と、同じクラスのみずえの突拍子もない行動だった。
 心のバランスがうまくとれなくなった女の子2人と、女性1人が出会ったことから歯車が違う方向に回り出し、やがて3人はそれぞれのやり方で心の再生を目指す。
(1996/6/20 刊)

 読むのは2回目。「クールに生きる」「友だちはつくらない」というフレーズはいやにはっきりと覚えていたのに「ミドリノオバサン」(さて、コレはなんのことでしょう?)のクダリはさっぱり記憶になかった。けっこう重要ポイントなのかもしれないのになあ。

 なぜ2つの作戦だけが記憶に残ったのか。
 それは多分、私自身も同じ経験があるから。

 中学を卒業したあと、知り合いが誰もいない高校に進んだこと。数少ない中学時代の友だちと別れ別れになってしまったこと。そして、なんとなくクラスの女子からうとまれているらしい気配。そういうものが面倒くさくて、私も「クール」にわが道を進むという高校時代を送ったから・・・かもしれない。


 物語の女性たちの行く末が幸多きものでありますように。

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Last updated  2003.07.14 00:45:53
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